マガジンのカバー画像

うしをいのお気に入り記事

53
noteで見かけたお気に入りの記事(自分の記事以外)を保存していきます。
運営しているクリエイター

#デザイン

デザイン経営とDXが抱える共通課題

街で目につく、ちょっとおしゃれなママチャリがgood design companyのディレクションだったと知って、妙に納得してしまいました。どちらかというと質実剛健な日本の製造業がデザイン経営を志向する中で、外部のコンサルタントを頼るケースが増えています。これは私たちにとって、より良いものを手にする機会が増える一方、企業はITと同じように外部依存というリスクを抱えることになってしまうと思うのです。  気がつくと、身の回りに「good design company(gdc)」

「佐藤可士和展」に行ったらお風呂に入るのが楽しみになった話

先日、国立新美術館でやっている「佐藤可士和展」に行ってきました。 もともとそこまで佐藤氏について詳しいわけじゃないけれど、なんとなく大手ブランドのロゴデザインやブランディングをやっていることは知っていたので興味本位で覗いてきました。 今回の展示はこれまでの佐藤氏の代表的な仕事を辿りつつ、その中でどんな考えに至り、そしてどこを目指しているのかというのを伝える「かなり凝った自己紹介」のようなコンセプトだったように思います。 もはやポップアートの世界に突入しているような洒落た

2030年の行政のあり方を想像する、デザイン×未来洞察のプロセス

行政のあり方は、未来においてどう変わりうるのか? ー10年後の行政は、いったいどうなっているのでしょう。 フェイクニュース、政府の信頼度の低下、データプライバシーと監視など、いろいろな問題が議論される現代。一方では、AIの発展やソーシャルメディアによるコミュニケーションの変化、デジタルプラットフォームを通した市民の参画など新しいテクノロジーが統治のあり方に影響をあたえていたり、市民の私的な関心と行動からクリエイティブなプロジェクトが生まれたり。 はたして、これら多様な変数

ビットマップで名刺を作ってみた

まずはこちらの記事から。ドット文字に関する超アツい記事。ビットマップフォント世代を生き、ドット絵も大好きな私の心を震わせる…。泣けるほど。 ビットマップフォントは何かを差し引くではなく(線を重ね合わせ、合流させ)ドットに複数の役割をもたせる。極限まで省略されているようで、実は何も省略していないのだ。 ビットマップフォントのすごい哲学。かっこいい。 あまりにワクワクしたので早朝からメンバーの名前を借りてポチポチ。正解はわからないけど楽しい。「ドットだまり(4マス塗りつぶし

Windows版とMac版のPowerPointの違い

今回は、あまり需要はないと思いますが(笑)、Windows版とMac版のPowerPointの違いについてまとめていきたいと思います。 普通の人なら、Windows版とMac版の違いなんて気にしないと思うのですが、私くらい変態的にパワポを使う人にとっては、とても大切です。(笑) 実際、私はパワポを極めるために、Macユーザーでしたが、WindowsPCを買いました。(笑) (その理由も記事を読んでもらえばわかります。) ※2020年10月17日現在 Microsoft3

つくえの寸法について考える

はじめましてマツムラです。 私はいまインテリアの設計と施工をする会社で働いています。 デザインが好きでインテリアデザイナーとして好きな空間を作っていけるように日々勉強中。 noteを通じてもっとデザインを身近に感じてもらえるよう記事を投稿していこうと思います。 さて早速ですが今回はコロナの影響で多くの方が在宅で仕事をしてるかと思います。 私も在宅でやるのですがデスクがなかったため急遽チープな折りたたみデスクで作業しています…。 作業しているとちょっと狭いなぁとかい

路線図と僕がデザイナーになるまで

大学は、土木工学を専攻してました。そんな僕が、なぜデザイナーになったかですが、大学の頃に大きく影響を受けた授業があったのです。 それが、InkscapeというIllustratorの無料版みたいなドローイングソフトを使って、都市計画の提案を地図にしていく授業でした。その授業に参加して、地図をPCで作っていく面白さを知ったのが、大学1年生のときです。 大学1年生の夏休み、路線図を作ってみたそこで、なんか面白い路線図を作ってみたくなったんですね。 そういえば、当時(2011

デザインラフ、公開します

僕にとって、デザインのプロセスの中でもアナログなラフ描きが欠かせません。手描きに込められた線には能動的な意思があって、それが結果的にデザインに宿ると思うからです。手描きラフに着手した途端に没入して元気さえでてきます。ああしたいこうしたいと、言葉や素材を吟味しながら「体重のせて描く」感じがいいのですよね。 そしてそのラフは、必ずとっておきます。手描きのラフは何回も書き直すので、思考とブラッシュアップの変遷が手に取るようにわかります。それをチームで共有すれば、学びの教材にもなり

これまでのUber、これからのUber(Uber rebrand 2018)

こんにちは、のっちです。 先日、Uberがリブランディングを行い、新しいロゴやタイポグラフィ、カラースキームなどがサイトにて披露されました。 「かっこいい!!」その一言で済ませても良かったのですが、Uberのようなユニコーン企業がリブランディングするということは、それなりの背景があり、それを体現したものとなっているはず。 今回は、近年のUberの動向やデザインの思想から、今回のリブランディングに至ったであろう経緯を含め、新しくなったUberを見ていきたいと思います。 野

スタートアップにおけるスピーディなロゴメイキング - 3D検索サービス「heymesh」の事例

多くのスタートアップのプロダクトは企画からリリースまでハイスピードで開発が行われるため、その短期間に最低限のリソースで思想やコンセプトを反映させることが重要となります。 今回のMESONブログは、約1ヶ月の開発期間を経て3月にリリースした自社サービス「heymesh」のロゴデザインについて、スタートアップにおけるデザインの一例として制作の裏側を少しばかりですがお伝えできればと思います。 また、今回のロゴデザインでは大きな流れとして下記のようなステップで進めています。 ロ

FONTPLUSが850書体を追加しリニューアル。リブランディングは日本デザインセンターが担当。

Webフォントサービス「FONTPLUS」は、7月3日にWebアプリケーションの追加・利用可能書体の増加などのリニューアルを行なった。 リニューアルのコンセプトは「Fast UX」。「とにかく早く/速く使えて、フォントが見る人まで最短で届くUX」「世界最速のフォント・プラットフォーム」を目指したという。 リニューアルのポイントは、Webアプリケーション『FONTPLUS ためし書き』のリリースにある。Web上でフォントの比較やサンプル作成を行い、関係者に共有できる。デザイ

メルカリロゴリニューアルの裏側、見せます。

こんにちは。 メルカリデザインブログです。 メルカリは2018年10月31日にロゴのリニューアルを行いました。 リニューアル後のロゴは、プレスキットよりダウンロードできます。 ロゴのリニューアルを起点としたリブランディングは、社内に新設されたCXO Design Team主導による、社内外を巻き込んだ大きなプロジェクトです。 企業の大々的なリブランディングは頻繁に行われるものではありません。 だからこそ、その舞台裏や背景、補助線となるような情報を広く共有し、デザイン

書体好きによるメルカリの新しいロゴタイプ分析

谷です。フォントにちょっとだけ詳しいUIデザイナーとして、書体についてnoteを書いています。 2018年後半で話題になったトピックとして、メルカリのリブランディングがあるのではないでしょうか。 meetupイベントにnote枠で応募したのですが、あえなく落選。講演を聞けなかった組ですが、勝手にロゴタイプを分析してみます。 (ロゴマークではなく、ロゴタイプです!) 1 ロゴタイプのトレンドロゴのトレンドとして、スタートアップやテック系企業ではサンセリフ体が人気です。 Go