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【ただのつぶやき】私の好きな言葉(名言)について

こんにちは。

突然ですが、みなさんは好きな言葉や、座右の銘とでもいうような言葉ってありますか?私の場合・・・一つには絞り切れず、実はたくさんあります(笑)

元来、私の性格は神経質なところがあって・・・意識していないと、結構すぐにメンタルが疲れ気味になります。最近は少し歳をとったおかげで、昔よりは制御できるようにはなりましたが、それでも、元来持っている性質がなくなるわけではなさそうです(^^;)

こんな私をだいぶ救ってくれたのが、心理学で出会った考え方であったり、読書で出会った言葉たちだったりします。

今回は、私の好きな言葉をいくつかご紹介します。私は、迷った時はこれらの言葉に立ち戻って思考するようにしています。もし、みなさんの心にも届くようなフレーズがあれば、嬉しく思います。

〇フレデリック・パールズ(ゲシュタルトの祈り)

私は私のために生きる。
あなたはあなたのために生きる。
私は何もあなたの期待に応えるために、この世に生きているわけではない。
そして、あなたも私の期待に応えるために、この世にいるわけではない。
私は私。あなたはあなた。
でも、偶然私たちが出会うならば、それは素敵なことだ。
たとえ出会えなくとも、それもまた素晴らしいことだ。

精神分析医のパールズは「ゲシュタルト療法」というスタイルの心理療法を行った人です。

よくよく端的に言えば…過ぎ去った過去と、今現在とを切り離し、「いま」や「ここ」についてきちんと知覚し、自分と向き合うことを主とする心理療法(セラピー)ということになるでしょうか。この詩は、パールズがセラピーを行う際に、好んで読み上げていたものです。

私の場合、ついつい相手に積極的に肩入れし、必要以上に近い距離感に踏み込んでいてしまいそうなときに「おお、いかんいかん・・・」と思いながら、この詩を思い出し、少し距離を取る・・・そういう使い方をしています。

〇山岡鉄舟

晴れてよし
曇りてもよし
富士の山
もとの姿は
変わらざりけり

 山岡鉄舟は、勝海舟、高橋泥舟とともに幕末三舟と呼ばれた一人です。江戸城の無血開城にも陰ながら一役かった人物とされています。

文武両道を絵にかいたような人で、剣術の達人でありながら、書や(あんぱんの木村屋の看板は、鉄舟の書です)、禅にも精通した人と言われています。また「武士道」という言葉を作ったのも、鉄舟ではないかと言われています。

人はすぐ「晴れた富士山は良い」だの「曇った富士山は悪い」だのと言います。でも、富士山に何の変わりがあるでしょうか。変わりがあるとすれば、それは富士山ではなく、人の心の方ではないでしょうか。

また、鉄舟ではありませんが、同じような響きがある下の言葉も、私は大好きです(^^)

 晴れた日は晴れを愛し
 雨の日は雨を愛す

 楽しみあるところに楽しみ
 楽しみなきところに楽しむ(吉川英治)

 
 日々是好日(雲門禅師)

 〇ゲーテ

天には星がなければならない。
大地には花がなければならない。
そして、人間には愛がなければならない。

 言わずと知れた大文豪ですね、もはや説明不要でしょう。
ゲーテの名言は数知れずありますが、私はこの言葉に特に心惹かれています。理屈でどうこう論議できる言葉ではないと思います。ただただ、ゲーテはこう思ったのでしょう。そして私も、ただただその通りだと思うのです。

横道にそれますが、ゲーテは文豪としてだけでなく、自然科学の研究者でもありました。特に色彩関係に関して「色彩論」というものを発表しています。当時は、ニュートンやヤングといった、物理界の巨人たちと意見が合わなかったこともあり、注目を浴びることはありませんでした。もちろん、内容のすべてが正しいわけではありませんでしたが、それでも時がたった今、ゲーテの色彩に関する見方は、知覚心理学という分野ではとても重要なものであったり、シュタイナー教育における色彩論のベースになっていたりしています。現代になお息づくゲーテ、すごいですね!

以前、芸術性について記事にしたことがありましたが・・・私の持っている芸術観にも、間違いなく影響があったと思います。

〇アインシュタイン

すべての宗教、芸術、科学は、同じ一つの木の枝である

私は高校の時にアインシュタインの相対性理論に衝撃を受け、その後大学で物理を専攻したという過去があります。もはやアインシュタインは、大大大先生とでもいう感じの人です。 

言葉としては「宗教」「芸術」「科学」という言葉が使われていますが・・・私は単に、表面上では繋がりがないようなことも、結局すべては繋がっている、横方向(範囲とか)にも、縦方向(時間とか)にも・・・そういう風に解釈しています。

今思えば、ものごころついた時から今まで、結構な曲がりくねった道を歩んできたような気がします。時には「これは無駄だったんじゃないか?」と思うようなこともありました。でもここ最近は「やはり今の自分を作るために、無駄なことなど一つもなかった」と、心から思うようになりました。

枝があるから木(幹)があるし、木(幹)があるから枝がある。けれども、木(幹)が単独で存在しているわけではないし、枝が単独で存在しているわけではない。そして枝と枝は、同じ木から生えている・・・そのように味わっています。

・・・いかがだったでしょうか。見ていただいたみなさんの、心に留まるものはありましたでしょうか?もしあれば、とても嬉しく思います(^^)

他にもたくさんあるのですが、あんまり長くなるので、今回はこのあたりで。

みなさんにも大切にしている言葉がありますでしょうか?教えてもらえると嬉しいです♪(^^)

                      ・・・おわり

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いつもは、子どもにまつわる防災&応急手当に関する記事を、月1(+臨時で不定期)で書いています!どれも、忙しいパパ・ママ向けの、サラッとライトな内容なので、ぜひ一緒に見ていってもらえると嬉しいです(^^)下に、過去の記事をマガジン形式で纏めましたので、ぜひご覧ください!

また、私の日々思っていることや、好きなことなど、私がどんなやつなのか、どんな考えをもっているやつなのかが分かりやすい記事については、下の【ただのつぶやき】シリーズが、わかりやすいかもしれません。少しでも「パパ防災士:牛尾崇彦」個人に興味を持たれた方は、覗いていただけると嬉しいです!

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