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夢日記575 ~ こくすじてつてつてつ ~

 授業中、私は何となく思いつきで、本題とまったく関係のない雑談を始めた。すると、私が雑談を始めたタイミングで、T先生(約30歳・男性)が教室に入ってきた。彼は教卓の近くに立ち、黒板に向かって何かを始めた。私は、本題とまったく関係のない雑談をしていたということもあって、非常に気まずく感じ、T先生が早く教室から出て行ってくれないかと思った。

 授業が終わって職員室に戻ってきてから、私は、何名かの女性の先生方と金属加工のような工作をして楽しんだ。その後、周りの先生方が「チョコレートもらった?」というような会話をしているのを聞いて、私は驚いた。これまで私の勤務校では、生徒が学校にチョコレートを持ってきてはいけないことになっていた。しかし、本年度からはチョコレートを持ってきてもいいことになったらしい。そして、話を聞くかぎり、ほとんどの先生は、授業のときに生徒からチョコレートをもらったらしい。なんと、敬虔なカトリック信者であるクソまじめなM先生(60代・女性)さえも生徒からチョコレートをもらって、お返しにチョコレートをあげたりしたそうであった。私は、つい先ほど授業に行ったばかりなのに、生徒からチョコレートをもらっていなかった。そのため、私は少し悲しい気持ちになった。

 そのとき、H先生(50代・女性)がやってきて、私のすぐ横にチョコレートをひとつ置きながら「生徒が」と言った。私は、H先生が生徒からチョコレートを預かって持ってきてくれたのだと思って、嬉しく思った。しかし、H先生は「生徒がG先生から預かったiPadを私が預かったんだけど、どこいったかなぁ?」と言った。どうやら、G先生が職員室に戻さなければならないiPadを生徒に預け、生徒はそのiPadをH先生に渡したらしい。しかし、H先生は、そのiPadをなくしてしまったようであった。ちなみに、H先生が私の横に置いたチョコレートは、H先生が特に意味もなく置いたものであった。

 とにもかくにも、私はH先生の話を聞いて、iPadがどこにいったのかが気になり始めた。そして、H先生といっしょにiPadを探そうとしたとき、Y先生(50代・男性)がやってきて、私にこう聞いてきた。

 「世界史の資料集に載ってる『こくすじてつてつてつ』なんやけど、あの『こくすじてつ』っていうのは苗字という認識でいいんかなぁ?」

 私は、「こくすじてつてつてつ」が何者か知らなかったので、よくわからないまま「あ~、『こくすじてつてつてつ』ですか~」などと口にしながら困り果てた。結局、私はテキトーに「名前っていう扱いやと思いますよ」と答えて、そのまま起床。

                            < 完 >

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