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消費する道具、消費しない道具。2つ目はちょっと高いのを買った方がいい話

一度買って「使い心地OK」ってなった道具は一生使いたい。
宇佐兎三でございます。

アナログな道具はもちろんなんだけどPCのようなものですら、買い替え頻度はあんまりヘビーな使い方をしない人よりは頻繁だけど、同じくらい使ってる人に比べれば割と遅めだと思う。

とはいえ、サスティナブルなんて話はいうほど興味ないのよ。

ただ、新しく買いにいくのは全く楽しみがないと言えば嘘になるが基本的にはそれもめんどくさいと思ってるし、さらに言えばひたすらに捨てにいくのがメンドクサイ。特に燃えないゴミ。


ホームセンターには「消費する料理器具」
しか売ってないと気づいた話

実家にいる頃、親がテフロン加工のフライパンを数年に一度変えてたのは知っていた。一人暮らしをはじめて、はじめはやっぱりテフロンのものをつかっていたけれど、

宇佐兎三の使い方も悪かったかもしれないけどれど、2年で左みたいな状態になって、思ったよりもたないときづいてしまったから、調べまくって調理性能は若干捨てることになるけれど、ズボラさと調理頻度を考えてステンレスのフライパンを買った。(おそらく調理性能を考えたら鉄の方が良さげだけど手入れがめんどくさそうだと思った)

そこから4年と言いたいけれど、1年ちょいまったく調理をしてなかったから3年使って1年保管してまた使い始めた今の状態がコレ。

焦げ付きをたわしでガリガリしたり、あともしかしたらやっぱり手入れの悪さもあって曇りはあるけれど、あと何年でも戦える。

ただ、ステンレスフライパンが欲しいと思った時に近所じゃ売ってなかった。
今の家に引っ越してきてもDIYしまくってたからホームセンターに入り浸りすぎて、店員さんに業者登録する?って聞かれたレベルだからめちゃくちゃお世話になっているけれど、前の家でも別の系列だけどやっぱりホームセンターにかなり足を運んでいたんだけど大量に置いてあるフライパンのほとんどがアルミ+テフロンで、たまにセラミックがある程度でステンレスのものはなかった

で、近所に売ってないからカタログスペックだけ見てエイってかったけど、行った中で唯一ステンレスフライパンを見かけたのはデパートの上の方だったんだけど、買った後に比べちゃったらィスラーの方が軽くてよかったなぁって思ったのは別の話。(買い替えないけどねw)

トングを1カ月で買い替えた話

Youtubeで料理動画をみていると、肉を焼く時とかに結構トングを使ってるなって思ってたんだよね。割とそれがトレンドな気がする。

で、ホームセンターで早速買ってきたのがたぶんこれだった。
上の丸いの引っ張ると先が閉じる優れもの。
フライパンも傷つけないって書いてあったりして、じゃあフライパンでも使えるんだっておもって肉をジュッとしたら、いきなり溶けたよね。

で、買ったばかりだしなぁって、溶けた部分を軽くやすりがけしつつまだ捨ててはいないんだけど、肉を焼く時はやっぱステンレスかと。

そもそもテフロン加工のフライパンをつかってるわけじゃないから金属でいいしなぁって思ってオールステンレスの柳宗理のトングに買い替えた。

ついでに、実家にいた頃やっぱり溶かしちゃったことがあるんだよなぁと思いつつ腫れ物を触るように使ってた、フライ返しも柳宗理のステンレスのものに買い替えたわ。
目玉焼きを皿に移すくらいならいままで溶かしてないから大丈夫だけど炒め物とかはあんまり使ってなかったので。

Sサイズならフライパン、おたま、穴あきおたまの3点セットでも5000円いかない程度だから、1つにつき1000円高い程度で別にめちゃくちゃ高いわけじゃないんだよなぁみたいな。ホームセンター価格の倍かせいぜい3倍の値段だけど、オールステンレスなら実家からもってきたフォーク並みに普通に何十年というか一生使える気しかしない。

ホームセンターにはあの巨大な売り場に「減る調理器具」しか売ってないじゃんと気づいたのはちょっとした衝撃だった。

100円均一みたいな全体的に捨てるしかないような素材じゃなくて、一部が劣化するみたいな素材ばっかりだからタチが悪い。
普段は、DIY用の消耗品以外は、洗剤とか分かりやすい消耗品しか買ってなかったからマジマジとみるまで気づかなかったけど。

実店舗で長く使えそうな消費しない調理器具を買うならファッションビルかデパート行くしかなくて、どちらも売り場面積はそれほど広くないからちゃんと揃えようと思うとなんだかんだで通販頼みじゃないと買えないっていうのは、本来減らなさそうなものなのにイビツだなぁって思ったりもする。(デパートはカタログ注文できる気がするけど、今時は通販のが安いし楽だよね)

ボールとザルのセットも結局通販で柳宗理のものを買ったんだけど、明らかにほかのものより美しいし、ずっと使い続けられそう。
でも実店舗だとどこで売ってるのかわからない。

柳宗理好きすぎだろって思われそうだけど、思えば実家にいた頃に母が使ってた包丁が切れなさすぎて(母曰く切れる包丁の方が怖いって話だったw)自分で買ったのがやっぱりオールステンレスの柳宗理だったんだけど、今回の調理器具の買い替えはステンレス商品はほぼほぼ柳宗理だったので、宇佐兎三にはめちゃくちゃささるんだと思うw
あと、最近よく買ってたのは萬古焼。きづいたらご飯用土鍋グリルプレートおひつと3つ買ってた(笑)
どれをとっても日本製なんだけど、円安すぎて日本製を買わない理由があんまりなくなってきてる。積み重なる経費削減の結果、日本製の質が低下してないかは若干気になるけれど。

そもそも1年お惣菜生活してても気にならないレベルで調理器具にこだわるほど料理をしてこなかったけど、家族がいてガッツリ料理をしてる人とかどこで調理器具買ってるの?っていうのがものすごく気になったわけで。

きちんと作られたバッグは長持ちする

1000円弱で買ったエプロンに1500円分のヒモを付け替えるなんて見た目重視のアホなことをしていたついでに、

明らかにかわいくなってる(自己満)

気分が向いたので、ポケットのマチの部分がベロっと上にむいちゃって、店に立ち寄るたびに買い替えようか悩む、近所のスーパーだったりチャリでどっか行くとき用のポシェットを洗って、アイロンをかけてみた。

何年か前に1度は洗ってる気がしてて、たぶん前回アイロンはかけなかったからたまにふと気になるっていうのをっていうのを反省して、今回は9割乾いたくらいでアイロンをかけたわけだけれども。

アイロンをかけながら細部までみてみたら、電車乗る時用と財布すらわけているから、毎日とはいわないけどスーパーに自転車で行くときは絶対に持っていくので、2日に一回以上は短時間とはいえ雑に使っているけれど、若干の生地の焼けとはじっこのスレはあるけれど、縫製のほつれはないし、10年はたぶんいかないけど記憶にある限り6年以上は経ってるポシェットがかなり若返った。

写真でまじまじみるとアレだけど
実物はほとんど何も気にならないレベル

こんなにカジュアルなのずっと持ち歩いてていいの?問題ははおいておいて、6〜10年毎日持ち歩いてこの程度の劣化なら、あと10年はいける。

たまたま別の動画からの流れでこの動画をみてて、エルメスみたいな作りではないけど、スピードとクオリティバランス型できっちり作っているっていうのがってわかる気がしてて。
この動画にでてくるPORTERのバッグも20年モノらしく。

いっとき某ハイブランドのショーウィンドウの前を毎日通勤で通ってたら、目が肥えすぎて2000円くらいのバッグを見ると、売り場の同じ種類のはずの「1個1個がものすごく個性的(悪い意味)にイビツ」だと思ってしまって。(1000円のエプロンもかなり個性的にイビツだけど、家の中だけだからまぁOK)

で、宇佐兎三、正直バッグもそんなに買い替えたいと思ってないのよ。
みすぼらしく見えるくらいなら買い換えようって気はあるけど。

そりゃね、CORCHよりはちょい下くらいのランクの日本ではほとんど売ってないブランドのちょっとしゃれたバッグがEbayで日本円換算で5000円前後なのをいいことにイギリスとかフランスからお取り寄せして半年単位で取っ替え引っ替えしてた時代もあるけど。合皮だからそもそももたないもあった。

結果的に劣化をそれほどしない素材の30000円くらいの先進国製のバッグが雑に扱っても問題なしコスパよくないか?ってあたりに行き当たってて。

ブランドでいうなら、メンズブランドだけど吉田カバン(PORTER)とかオロビアンコあたりなんだけど。スーツ着て出勤とかならもっとフォーマルな形のものの方がいいだろうけど、年代にもよるだろうけどカジュアル服出勤の職業なら、無難に相手からの不要な値踏みも避けられる気もする意味で手堅い。ハイブランドももってないわけじゃないんだけど、財布くらいならいいかなと思うけどバッグとなると持っていくか迷っちゃう。

職人の工賃単価と量産品と質の話なんていうのが、独立系アパレルとカバンの話でやっているこの二人の対談から見て取れるんだけど、

ハイブランドのバッグの単価の話なんかもみるとあぁってなるよね。

職人的な長く使い続けてくれた方が心情的にうれしいってあたりとは裏腹に、経済面で見れば良いものは長持ちするから購買サイクルが低くなるよねってあたりの兼ね合いもあるけれども(特に宇佐兎三とかいつまでも使い続けちゃう。とはいえ金属の調理器具に比べれば購買サイクル短いだろうけど)

ちなみに縫製の綺麗さはさ、前に古着で買った見たことないブランドの服がめちゃくちゃ気に入ったんだけど、買った時点であまりにボロボロだったから、被服専門学校で講師をやっている友達に全く同じように数万円で作り直してもらったときに、裏まで完璧な縫い方をしていて、感動したから値段なりなのはものすごくよくわかるんだよね。
ついでにいうと、先週何を買うわけでもなく服屋をなんとなくみてたら、それを作ってもらったタイミングでは全然流行りの形じゃなくても着ててOK、ここ数年のタイミングは流行的にちょっと違うかなと思ってたんだけど、また着れそうなのでガッツポーズしたっていうのは蛇足。ただ流行ドンピシャっぽいのはその後着れなくなりそうでちょっと微妙だけどw

それでも1年とか2年で捨てなきゃいけないものを買うよりも、ずっと使えるものを買った方が無駄がないよねっておもっちゃうわけで。エコもサスティナブルも糞食らえって思ってるけど、いろんなめんどくささが減る。
良く言う、貧乏人の方がトータルコストがかかって、金持ちの方がコスパがいいものを買うって構造もたぶんここにある。

そもそも近所の実店舗にしかいかなかったら、1回コストは低いけどトータル的にはずっと絞られる選択肢しか無いってマジで微妙だわ。

コスパ面で考えても使うか使わないかわからない1つ目は100円均一なり安いものを買うのはありだけれども、2つ目はちゃんとしたものをきっちり選んで買った方が人生のトータルコストは下がるんだろうななんて思ったりするのでした。


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