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音の先、矛の先。

こんちゃ。
最近ラジオネームを「花火の音といっしょに狙撃」にしようか迷ってます。(あんまりメール投稿したことないけど)

声に出した時「狙撃」が言いづらいのといまいち音だけで絵面が浮かびにくい感じもするのでダダ滑りしそうな感じもします。
そもそもこれをちょっと面白いと思ってる俺のセンスが滑ってるのかもしれない。


そういえば、七夕ですね。
厳密には七夕の一日後ですね。
知人や知人じゃない人が入籍・結婚を画像とともに報告してる方を各種SNSにて散見されますね。おめでとうございます。

ところでなんですが皆さん婚約届の上に指輪3つ置いてますがあれ何なんでしょうか。もう一つ何に使うんでしょうか。
ひょっとしたら結婚した人にしか分からない自分の知らない所で
余った一つの指輪をモルドールの火山に捨てに行く夫婦の儀とかあるんでしょうか。結婚エアプなので分かりません。

たぶんググればすぐ理由出てくるんでしょうが
この疑問を持ってかれこれ数年あえて調べてないので特に教えてくれなくて結構です。
ちなみに自分はお付き合いしていた方が音信不通になってそろそろ9か月です。そろそろ4クール目突入ですね。


そして東京では四度緊急事態が発令されるそうで。
もうiOSのアプデかってくらいの頻度で行われてますが、
政府の対応もグダってる今、正直過敏に反応せず
今を生きる自分みたいな小市民は最低限の感染予防などやる事はやりつつ「あぁまた何か偉い人が言ってるわ」くらいに流して生きるのが丁度良いんじゃないかと思います。ニュースやSNSに張り付いて一喜一憂するよりその方が健康かと。


本題。

皆さん周知の通り、昨日ロッキンの中止が発表されましたね。

自分は行く予定じゃなかったんですが、一音楽ファンとして残念です。

皆さんこのnoteやtwitter等様々な媒体で私見をたくさん述べられてますので、
特にこれを読んだところで新しい情報は皆さんに生まれないですが自分の思うところなど書いてみようかと。

まず、「フェス」という行事が現況で新型コロナ感染の恐れがあり、やらない方がいいのでは、という懸念は至極当然の事だと思います。
今回意見を出した茨城の医師会さんとやらの声明は全くもって悪ではなく、責められるべきものでは無いと思います。

ただ医師会とやらが「自分らの欲は満たし結果クラスター起こしつつ半年後に自身と無関係なロックフェスに対して中止要請(中止しろとは言っていない)をするおじさんの集団」らしいですが、それとこれとは別の話です。

しかし、このタイミングでそれは無いだろうとも思います。
自治体、イベンター、演者、裏方さんetc沢山の人とお金が動いてる中で一か月前という諸々が諸々で開催に向け奔走しまくってるであろうこの瞬間に、実質おっさん達の紙ペラ一枚でそれらが無に帰してしまったのは関わってる方々はさぞ無念だろうと。

実際の所は部外者なので測りかねるけど、医師会とやらにそこまでの権限があるのなら「提言をもっと前に(企画段階で)できなかったものか」「前もって医師会の提言を仰いだうえで自治体と協力して開催を目指す(実現の可否はともかく)といった擦り合わせはできなかったのだろうかとも。

実際自分はコロナ禍になって以降かなりの頻度でライブを(自由な時間が増えたのもあるけど)観に行ったけど、スタッフの方には本当に頭が下がるくらいに感染対策は行われている。事実JAPAN JAMのような大型フェスも先日開催に至っています。
会食でクラスターになった、は山ほど聞きますがライブ会場で感染した、ってニュースは聞いた覚えはありません。(自分が知らないだけかも知れないが)その成果、現場の実情を把握してなおの提言なのだろうかは疑問です。


また、自分は専門家でも何でもないので浅薄な意見かも知れないけど、
いくら何でもエビデンス弱すぎじゃね?

オリンピックには特に口出さんのかい。
てかこの記事見る限りフェスの存在知ったの6/18とか書いてるけど本当かいな。ムーヴ見てると「あっなんか若いのが一か月後大規模なふぇすとやらをやるらしい、声明出さなきゃ(使命感)」的なやりとりを感じる。


話題は多少変わり、これも散々言われてるだろうけど
国内外から沢山のアスリートや関係者を日本に呼び寄せるオリンピックは緊急事態宣言下という状況かもしれない中派手に開催されて、
主に国内の演者、観客で完結する音楽フェスや、もうちょいミクロな視点で言うと運動会も中止するのか、っていう疑問は誰もが思うはず。

別に「ならオリンピックも中止しろ!」「オリンピックやるな!フェスはやれ!」ってのを声高に叫んでるわけじゃない。
あまりにも政府をはじめとする権力サイドから国民に対しての説明責任が為されていない。矛盾点が多すぎる。
「これこれこういうエビデンスに基づきオリンピックを開催します」
「フェスはこういった予測値の下、開催は不可能です」といったアナウンスがあるなら別ですが。

今声を上げている多くの人は「新型コロナ上等!他はどうでもいいから無理やりにでもフェスだけはやれ!」ってスタンスの人は殆どいないと思うのよね。そんな身勝手な音楽ファンはいないと信じたいです。

ただやっとwithコロナの時代で現場が整備されつつあり多くのライブや娯楽の場が開催されている中での今回のロッキン中止、
その唐突さとプロセスに突っ込み所しか無い事から今多くの人々が苦言を呈しているのだと思います。
近々に本国を舞台とした世界規模での壮大なイベントが控えているのでそれが大きな比較対象となって。


ここからは個人の感情論なので別枠の感想だけど、
そもそも今回の東京五輪、招致の際から気に食わなかったんだよね。
一応自分は2011年東北に住んでいて被災を経験し、その当日は仮設の公民館で一夜を明かしたこともあって、翌年まだ復興も一向に進まない中ウキウキでおもてなしとか言いつつ招致セレモニーやってて正直気分は悪かった。もっと他にやることあるだろとは学生の身ながら強く思ってた。

開催決まったら決まったで何に金使ってんだって感じで
自分みたいな若造でも容易に想像できる利権祭り、どう見ても便座にしか見えない新国立競技場。
唯一見たいなと思ってた椎名林檎が旗振りの開会式も良くわからんオッサンの昭和のセンスのせいで無くなって、
個人的に開催されたとて何も見るものが無くなったし。
(野球だけはちょい見たいけど選手選考に納得いかない)

まぁここまで来たらどうせやるんでしょう。
開催強行してその後の社会がどうなるか、壮大な社会実験としてちょっと興味があるのは悪い本音です。

というか逆にこれだけ世間からヘイト買いつつ強行しようとするオリンピックこそがロックなんじゃないかと言う気持ちになってきました。しかも世界規模での大フェスです。
IOC48とか作って曲とか出せば良いと思います。

懸念があるとすればヘイトの矛先が選手に向かわないことを。
ここに向けてしっかりと仕事して準備をしてきた選手に罪はないし、
選手自体が開催の判断をしたわけじゃない。
分かりやすい批判、仮想敵の対象として選手が誹謗中傷されることが起きないのを願うばかりです。


また、不謹慎かもですが、自分はコロナ禍以降の「新しい生活様式」とやらが大好きです。
もともと外出時はマスクつけてたし、不要不急の飲み会は要らない派だし、映画館、ライブハウス、野球場…比較的どこいっても隣の席が空席なのはすごい有難いです。今後もそのために追加料金払っても良いくらい。

良く聞く表現として、「コロナが落ち着いたら」「元の社会に戻ったら」が将来の展望に対する一種のテンプレになってるけど、
これだけ緊急事態宣言、それに伴う自粛を行っても現況は大して変わらなかった。ワクチンの登場・普及によって今後どう変わるかは分からないが、少なくとも今年度中は大して進展はないような気もします。勘だけど。

で、仮にコロナ禍が収束したとする。
社会、元に戻りますか?って上記を言ってる人に問いたいです。

半強制的に新型コロナで「新しい生活様式」が生まれました。
それに伴い、各々の価値観が大なり小なり顕在化され、そのグラデーションは多岐に渡りました。表面化、水面下で分断も起きています。

よし、コロナ収束したから皆でまた会食!外出!お喋り!
そんなわけないだろと。

社会は次のフェーズに入りました。

我慢すれば終わるからとりあえず蓋閉めてはい終わりーの時期はとうに過ぎてると思います。
大事なのは、今考えなければいけないのは、ここからどう駒を前に進めていくかだと思います。

あまりにも近々すぎるのでロッキン中止に関しては残念だけどしょうがないという気持ちもあるし、私情抜いてもオリンピックは今やるのは正直不安という気持ちはありますが。

ただ、これからは何にしても「どうやったらできるか」「やるためにリスクを下げる方法は何か」の精神でいかないとひたすらに文化が縮小され終わっていくのみの結末だと思います。

「みんなで不幸になる」のではなく「みんなで幸せになる」ための方法を皆が生産的に考えられたらいいな、と強く思います。


とりあえず自分含めて皆ギスギスしすぎ。
一旦落ち着いてスピッツでも聴こう。スピッツはいいぞ。

「ハチミツ」は歴史に残すべき名盤。


最近のオススメ。

進撃が終わった今、自分が購読してる数少ない漫画の一つです。
最近新刊出ました。
この作品が何らかの賞を取っていないのもアニメ化の動きがないのも信じられないくらい面白いです。
それこそ序盤の進撃みたいに膨大なスケールの世界観と伏線ありつつ普通に頭空っぽにして読んでも面白い内容です。


先日こんな記事書きましたけどこの曲載せるべきでした。無能の極み。

王道ロックチューン。シンプルっちゃシンプルな仕組みなんだけど、
サビで一旦音数少なくなってからの爆発、すごいカタルシス。
結果的に一番フックがある、印象残ってるブロックのがそこっていう作りは凄い。強い。
作詞作曲紅蓮華の人なのね。この人はむしろ紅蓮華以外の曲が良いです。

鈴木このみは「DAYS of DASH」「This game」「Redo」と何年単位かでとんでもない曲送り込まれてるよね。年下だけど何だかんだ10年戦士で生き残ってるだけある。必聴。


色々とっ散らかった記事でしたが、今回は以上です。

それでは、また次の記事で。

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