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くらいの暗い日々#6-7(0310-11)

※昨日から今日の日記です。

0310
妹が愛知へと帰って行った。2日ぶりの1人。 深夜、久しぶりに1人で使うベッドでごろごろしながらTwitterを見ていると、「眉ティントで涙袋をつくれる」というツイートを見つけた。

…眉ティントで涙袋?

「眉ティント」というのは眉毛をかくメイク道具である。眉ティントで眉毛をかくと色素が定着し、メイク落としを使っても取れない綺麗にかかれた眉を1週間ほどキープできる。脅威の時短お役立ちコスメだ。
それで涙袋の影をかくと、色素が定着し、メイク落としでメイクを落としたあとのすっぴんでもふっくら涙袋に見える&朝涙袋をかく時間が短縮できるというのである!(男性の皆さんにはあんまりわからないかもしれないけれど、アイメイクの工程には「涙袋の影をかく」というものが存在するんです)

私は涙袋があんまりない。少し背伸びをして「あんまり」と言ってみたけど、正直なところ「あんまり」よりもうちょっとだけない。私の涙袋は「あんまりない」と「全然ない」の間ぐらいのレベルの涙袋だ。だから、私のアイメイクは涙袋をかくところから始まる。

いいなぁ、涙袋。すっぴんでもふっくら涙袋が手に入るなら、こんど眉ティント買いに行こうかなぁ。そう思いながら眠りについた。久しぶりの心地よい入眠。(前日まで妹と同じベッドで寝ていたため)

0311
夜、Instagramを見ていると「よしもと漫才劇場」が私の大好きなアインシュタイン河井ゆずるさんと見取り図リリーさんの写真をアップしていた。
ゆずるさんとリリーさんといったらよしもと漫才劇場のきれいどころである。たぶん漫才劇場に通っている人は全員好きである。私に至っては大ファンも大ファン、というか大ファンを超えて痛ファンである。BTSを見るのと同じ目で2人を見ている時すらある。

いつもなら写真を見てデュフフと微笑むだけだ。微笑みながらいいねをして、拡大して、スクショするだけだ。しかし今回はそれよりも先に頭によぎることがあった。

「ゆずるさん、うそみたいな涙袋だな…」

もちろん前々からゆずるさんの涙袋が半端じゃないことは知っていた。でも、散々涙袋の作り方を調べて寝た次の日に見るとなんだか胸にくるものがあった。全然ちがうのだ。メイクでつくった涙袋とは天と地の差なのだ。ふっっくらしている。立体感が違う。中に何か(涙?)入ってます感が違う。昨日、眉ティントでつくった涙袋の画像を見て、「すごい!めっちゃふっくら!」と思ったけれど、ゆずるさんの涙袋に比べたら滑稽なぐらい薄い。

画像を数秒見つめたあとには、もう眉ティントを買おうという気持ちはゼロになっていた。何をしたってないものはないのだ。目の周りの薄い皮膚に、眉に使う化粧品をリスクを冒して使ったって、ないものはないのだ。「あんまりない」も「全然ない」もないのだ。この世には「ある」と「ない」しかないのだ。つまり、「ある」のほうを見つけて伸ばすしかないのだ。世界の真理に近づいたかもしれない。これが世界の真理なのかもしれない。

そう思って、自分の顔を考えてみた。触ってもみた。でも、「ある」と思ったのは口元のニキビぐらいだった。落胆。うーん。今日もまた暗くて楽しい一日が終わる。

昨日・今日で嬉しかったこと
・ピエールマルコリーニドーナツを食べた
・よく眠れた

昨日・今日で嫌だったこと
・本当に本当に食べすぎた
・今ちゃんの実はを録画し忘れた

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