うさぎよしえ

1986年福岡出身。2020年5月に息子誕生。書きたいな、と思ったときに記録として記事…

うさぎよしえ

1986年福岡出身。2020年5月に息子誕生。書きたいな、と思ったときに記録として記事作成。育児を楽しみつつ仕事と家庭を頑張る母親1年生。

最近の記事

8ヶ月のきみ。

子どもは本当にすぐ大きくなる。 毎日、できることがどんどん増えていく。 「できない」から「できる」になるのは一瞬のことで、その瞬間に「できなかった」息子とはお別れしていく。 毎日、「できるようになった最新のきみ」に出会う。 そして毎日、「できなかったちょっと前のきみ」とお別れする。 できるようになることはとっても嬉しいんだけど、できなかった頃のよちよちした動き、不器用な手付き、危なっかしいバランス感なんかを、もう見せてもらえなくなるんだと思うとなんだかとても寂しい。

    • 2030年のわたしへ

      子どもが産まれて7ヶ月。 息子は本当に可愛くて、できればずっと抱きしめていたいし、ちょっとの「できた」も見逃したくないからずっと見ていたい。 目に入れても痛くないとはこのことか。 だけど同時に、今まで定期的に取れていた自分と向き合う時間が全く取れなくなった。 これが結構辛い。 母とか妻とか、そういう肩書を取っ払った「私」という個人は何がしたいんだっけ。 よくわからなくなる。 これまでは「できない」を「できる」とすることが楽しくて、コンスタントにいろんなスキルを積み上げて

      • 「人のセックスを笑うな」を読んで思ったこと

        以下はこの物語を紹介するために、感想を簡単にまとめたもの。 * 120ページしかないのであっという間に読めちゃいます。 2004年第41回文藝賞を受賞した山崎ナオコーラさんのデビュー作。 高評価している人もいれば、「合わなかった」「よくわからなかった」という人もいて評価が割れる作品でした。 私は後者。笑 しいていえば、恋愛なんてものにはそもそも年齢も容姿も関係くて、気づいたときにはもうどっぷりハマってしまっているような、そんなもんだよなぁと、余韻に浸りながら思うような

        • 「いま」を残す〜流産から妊娠、臨月に入るまでの記録〜

          あっというまに臨月に入りました。 振り返るとここまで長かったような短かったような…。 妊活を始めてから今に至るまで、いろんなことを感じました。 30歳から妊活を始めて2年弱、意外に子どもを授からないなーということで産院にお世話になり、タイミング法を行う中で32歳のときに念願の第一子妊娠! このときですら「やっとの妊娠」だったのに、12週間近でまさかの稽留流産。 産院では年に1,2事例くらいの確率と言われました。 (マジか…。宝くじでも買っておけばよかったかな、とか思ったり

        8ヶ月のきみ。

          結婚前夜

          明日は結婚式。 結婚式当日に必要な小物あれこれが揃っていなくて仕事終わりにショッピングモールをうろうろしていた式3日前。 ふいに「ドラえもん のびたの結婚前夜」という映画のタイトルが頭に浮かんだ。 「結婚前夜て、(結婚自体が生涯に一度のものであれば)一生に一日しかないんだよね。 なにげにすごく貴重な日なんじゃないか?」 …これはnoteに残しておかなくちゃ。 ということで記録に残しておこうと思う。 * そもそも結婚式はできないと思っていた。 私個人に金銭的余

          急に椅子が欲しくなったので

          妊娠も23週。6ヶ月の最後の週になった。 胎動もはっきりわかるようになって、息子氏も元気な様子。 今のところ逆子だし、23週にしては小さいと言われてちょっと心配だけど、これから週に100gくらい大きくなるらしいのでまだ大丈夫、きっと大丈夫。 疲れやすいし眠くなりやすいし、あまり無理はきかない身体だけど、まだまだやりたい仕事や伸ばしたいスキルがたくさんある。 子どもが生まれる前のこの貴重な時間に、できるところまでレベル上げしていたい。 そんなことをもんもん考えていると、

          急に椅子が欲しくなったので

          妊娠中の仕事との付き合い方。<デザイン(素人)編>

          思っていることやそのときの感情を言葉になおす作業は、その工程で頭の中が整理されていく感じがする。 ので、休憩がてら、そのツールとしてnoteを使わせていただこうかと。 さっきまで眉間にシワを寄せてPCを睨んでおりました。 心拍数は高いしなんとなく息苦しいし、胃の中のものが上がってくるようなムカつきも身体で感じていた。 わたしは今妊娠21週。6ヶ月です。お腹の子がここまで大きくなったのは初めての経験。(過去に一度、11週で稽留流産やったので) 最近もにょもにょと、胎動

          妊娠中の仕事との付き合い方。<デザイン(素人)編>

          ガラス窓の内側と外側

          高校の同窓会のため博多駅へ。 少し早く着いたので、バス停前のTully's coffeeでカフェラテとチョコレートスコーンのブレイクタイム。 店内ガラス窓越しにバスをチェックすると5分ほど遅れて運行しているもよう。もうちょいゆっくりできるな。 一面のガラス窓の内側から道行く人を観察。 手にお土産袋を下げている人が多いから、これから親戚の家にでも行くのかな。 カップルも結構多い。こちらは初売りに来たのかな。 1/2の割に結構温かくて、上着を着てない人もちらほらいる。

          ガラス窓の内側と外側

          昨日見た夢

          私は結構はっきりした夢をみる方だと思う。 昨日は夢に大好きだった母方のおじちゃんが出てきた。 おじちゃんは4、5年前にまだ63歳くらいの若さで、大腸癌が原因で亡くなった。 兄貴肌で甥っ子や姪っ子の私たち兄弟を自分の子どものようにかわいがってくれた。 子どものように明るく笑う人で、従兄弟たちがいてもいなくても、よく 私たち兄弟を車でいろんなところに連れて行ってくれる、気前のいい人だった。 おじちゃんのことが大好きだった。 亡くなる前は一人でもよくお見舞いに行っていた

          スプートニクの恋人

          書き留めておきたいことができたのは、この本がとてもおもしろかったから。 村上春樹の「スプートニクの恋人」 この本との出会いは、とにかくたくさん本を読んでいる知り合いの方からオススメされたことだった。村上春樹は有名だしどこかで読んでおきたいなと思いながらもこれまで手が伸びなかった作家の一人。 タイトルから内容はまったく想像できなかったけど、とりあえず読んでみることにした。 10日くらいかけて読んでしまったが、結果的に、私はこの本に登場する主に3人の人物たちがとても好きに

          スプートニクの恋人

          noteをはじめてみようと思う

          Facebookで知り合いの方がnoteをはじめたという投稿をあげていた。 個性的に自分に近いものを感じるとても魅力的なその女性は、 「誰に宛てて書くでもなく、忘れたくないもの・数年後、数十年後に思い出してみたいできごとを書き留めておきたい」 的なことをつづっていた。 ブログを書くとき、自分は誰かの何かの役に立つものとか、教訓になることとか、そんなことしか書いちゃいけないんじゃないかと無意識に思っているところがあった。 なんのために書くんだろう?と自問自答しながら(ほんと

          noteをはじめてみようと思う