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2030年のわたしへ

子どもが産まれて7ヶ月。

息子は本当に可愛くて、できればずっと抱きしめていたいし、ちょっとの「できた」も見逃したくないからずっと見ていたい。
目に入れても痛くないとはこのことか。


だけど同時に、今まで定期的に取れていた自分と向き合う時間が全く取れなくなった。
これが結構辛い。
母とか妻とか、そういう肩書を取っ払った「私」という個人は何がしたいんだっけ。
よくわからなくなる。

これまでは「できない」を「できる」とすることが楽しくて、コンスタントにいろんなスキルを積み上げてきた。
「今年は〇〇ができるようになった。成長したな」と振り返っていたいつもの年末。
さて、2020年は?
…ほぼ何も積み重ねられていない。
成長が止まってしまったみたい。
焦るー。


子どもの成長につきっきりでいたいけど、もっと成長するために自分に時間も割きたい。
2つの願望の間で苦しくなっている自分がいる。
焦っても今は仕方ないって、頭ではわかっているけど、心は納得していないみたい。

10年後のわたしは、今のわたしを見てなんて言うだろう。


目の前のやるべきことを捌く毎日に少し疲れたので、現在地から離れてちょっと脳内トリップ。

ーーーーー
2030年12月 日のわたしへ。

2030年はどうでしたか。
相変わらずバタバタと過ぎていきましたか。
子どもは何人いますか。何人家族になったかなぁ。
息子、長男は小学4年生ですね。どんな子になってるのかな。今はまだ両腕におさまるおっぱい大好きマンだよ。

夫とは仲良くやれていますか?
10年前の今の努力が報われていたらいいな。笑

仕事はどうですか?
私のことだから、きっと10年前には想像もしていなかったような新しいことを始めているかもしれないですね。
今までと、そしてこれからの10年での出会いとご縁で、きっといろんな化学反応を起こしていくんだろうなとポジティブに予想しています。

でも現実、10年前の今はとても気持ちが塞がっています。
思うように好きなことができなくて、もどかしいし毎日が不完全燃焼です。
器用貧乏のまま、特に何も成し遂げないまま、ズルズル何か誰かの代わりをしながら生きていくんじゃないか。 
結局何がしたいかわからないまま、育児を理由に月日だけが経っていくんじゃないか。
そんなことを漠然と考えて怖くなってます。

10年後は、何か夢は見つかってますか。
目指しているものはありますか。
私だからこそできる何かで、自信をもって人や社会の役に立てていますように。
子どもが興味を持ったものをなんでもさせてあげられるだけのお金を、稼いでいられたらいいな。
イキイキと楽しく働く姿を、子どもたちに見せたいな。

44歳には見えないねと言われるように、お肌と体型には気をつけてくださいね。そして女性らしさも捨てていませんように。
子どもたちが友達に自慢したくなるような、ショートカットの似合うカッコイイ女性でいてください。

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10年後にnoteが残っていたら、そのときには読み返してみよう。


10年後の私はなんて言うだろうか。
少し考えてみたら、こんな言葉がでてきた。

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仕事のことなんか考えなくていいから、7ヶ月の息子を目に焼き付けて、思いっきり今の時間を楽しんで。
その身体の小ささや柔らかさ、頭の匂いや腕にかかる重みは全部、今しか味わえないものだから。

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うん、そうね。
「いま」を大事にしないで将来のことばかり考えて焦るのは、もったいないね。

幸い、月に1,2度は夫が息子を見てくれるようになったから、自分を取り戻す時間をもてるようになった。

息抜きしながら、たまにコーヒーブレイクでもしながら、
今を大事に生きよう。

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