案Fのコピー

妊娠中の仕事との付き合い方。<デザイン(素人)編>

思っていることやそのときの感情を言葉になおす作業は、その工程で頭の中が整理されていく感じがする。

ので、休憩がてら、そのツールとしてnoteを使わせていただこうかと。

さっきまで眉間にシワを寄せてPCを睨んでおりました。

心拍数は高いしなんとなく息苦しいし、胃の中のものが上がってくるようなムカつきも身体で感じていた。

わたしは今妊娠21週。6ヶ月です。お腹の子がここまで大きくなったのは初めての経験。(過去に一度、11週で稽留流産やったので)

最近もにょもにょと、胎動を感じることが多くなってきた。

胎動を感じると「動いたー♡よしよし♡」的な母性あふれる気持ちになるのかと思いきや、自分の場合は「うぅ、なんか気持ち悪い。気が散る…」というかんじ。(もちろん100%マイナスな感情ではないけれど、正直なところ、自分の身体が予期しない動きをするとやっぱり気持ち悪いもの)

身体は重いし腰は痛いし脈拍数は高いし、なんだかソワソワするというか…これが妊娠期の情緒不安定というやつなのだろうか…。

そんな日々だけど、割とゆったりした、恵まれた環境下で仕事を続けてます。

仕事はデザインだけではなく、事務や施設管理、企画や取材(撮影・原稿執筆)、web管理、情報紙発行など、そのときどきによっていろいろやる。やれることをやる。

今の時期はたまたまイラストレーターを触る時間が多い。

デザインの仕事をしていると、時間はどんどん過ぎていく割に一向に良くならない自分の作品に、憤りを感じることがよくある。

そういうふうな精神環境になってしまった時点でいい発想なんてものは生まれるはずもないので、そういうときは別の仕事をするか、休憩を入れるか、とにかくそのデザインについて「忘れる」時間をつくったほうがよい。(経験上)

けど今回はそんな状況に加え、デザインを任せている側の無関心さ、勝手さが乗っかった。

「デザインをしない人には、する人の大変さやそこにかける時間の長さ、苦労や努力といったものが全くわかってもらえない」ということが、悲しいかな、最近わかってきた。

こっちがどれだけ考えて、どれだけ時間使って、どれだけ悩んでつくったものかも知らないで、「あーしろこーしろ」と簡単に口を出す。もしくはノーリアクション!(無関心も結構ひどい)

要するに私は「こんなに苦労してるんだから、認めてよ!」とメンバーに言いたい。

「誰もデザインできないから私がしてるんじゃん!もっと敬えよ!労えよ!」

…と。(笑)

ちなみにこのデザイン案件はボランティアで引き受けてやっているので、金銭的対価は発生しない。それも大きなストレスの原因。

けど、それを相手に言うのは、ちょっと違う、とも思う。

デザインは子どもが生まれた後も家で仕事ができるようにと、それを生業にしたくて2年半前から実践型で勉強を始めた。もともと絵を描くことや何かをつくることに興味があったので、勉強自体は全く苦じゃなかった。

最初のうちはデザインの案件をもらうこと自体がありがたかったので、対価がなくても文句はなかった。今では少しずつそれが仕事になり、きちんと契約も交わせるほどのレギュラーの仕事も受けるようになった。

そこでこのボランティア案件。

レベル的にはまだまだ素人だけど、それでも積んできた実績が少しはある今、全くの無報酬案件にストレスを感じてきている。

…でもやっぱり、これをメンバーにぶつけるのは違う気がするのだ。

今の私がやるべきことは、「労えよ!」と文句をいうことじゃなく、まずは「イイね!」というリアクションがもらえるものをつくれるようなところまでしっかりデザインのレベルを上げること。

そして、そこまでレベルを引き上げたら、今度は自分のスキルを安売りせず、正式な対価としての報酬を要求することだ。

自分の技術を生業とするにあたって、かけた時間や労力、積んできた自分の経験を安売りしたらいけない。

「いい人」になりたくて自分を犠牲にする選択肢を選びそうになるけど、自分を粗末にするようなことはしたらいけないんだよね。

書く前はこんな結論に達するとは思ってなかったけど、結果的に納得解に行き着いた。

これからも頭の中の整理ツールとして使わせていただきますー。

妊娠中はイライラが膨張しやすいように感じます。

こうやって落ち着いて言葉に落とすことができたのも、深呼吸しながら外を少し散歩して、おやつを売店に買いに行ったから。(笑)

適度に自分の気持に向き合う時間も取りつつ、頑張っていきましょ。







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