あの時私をマネージャー職に採用しなかったボスの英断
最近の私のワーキングデー。
あれですね。
辞める前のやつ最後までちゃんとやれや、
って怒り心頭していたタイプでしたが、
何故だかやたらお菓子と気温が気になる、
そんな異動数週間前↓の今日このごろです。
今週は、ついに私の異動がオープンになり、
先週くらいまでわりと本気で仕事していたので、
周りの驚愕の反応を楽しみつつ、
ちょっと振り返ったりしておりまして。
『マネージャー職をやらないかと打診され→
にも関わらず落とされ→同僚がマネージャーになり→その下に新設された職種で人生初めての部下を持つ』
という波瀾万丈でスタートしたころの当時のnote↓を読み返して今思っていることを改めて書こうと思いました。
仕事が出来るとはなんたるか
その時はそれはもう私は相当ショックを受けていて、もちろん昇進を打診されて落とされるって
どういうこと?!
っていうのと、
オブラートを破り捨てて書くと、
マネージャー職に採用された同僚(チャイ)のことを心の中でどこか「仕事が出来ない」
と思っていたから。
(失礼tail・うざってぃーtail通過)
そもそも、
短期採用のプロジェクトである現在の仕事にて、
チャイは本社クビキリでクビが確定していたものの滑り込みセーフで採用されたのに、
こっちとら日本法人からゴリゴリに頑張って
国境の壁を打ち破って勝ち取った
本社の仕事なんだよっ!
という暗黒まっくろくろすけな気持ちもあった。
それに、実際チャイというのは、
仕事ものんびりだし、頭がキレる感じでもない。
しかしながら。
1年以上共に働き、
仕事が出来るってなんだろう。
人の上に立つ人ってなんたることか。
と考えさせてくれたのもチャイであった。
リーダーとはなんたるか
散々ディスったが、
私はチャイを心から尊敬し、彼女がマネージャー職でなければ現在の素晴らしいチームにならなかったと今では思っている。
そう思わせる彼女の方針は以下3つ↓
ワンチームへのこだわりと透明性の高さ
社員と業務委託が混ざった3つの企業で構成された我々のチームにて、チャイは徹底的にワンチームに拘っていた。
扱い変えるの可哀想じゃんって。
なかなかこれだけ社内外区別せず、
同じレベル感で相手をリスペクトし、
徹底的に透明性を高くチームを運営する人はいないし、私がマネージャー職だったら多分出来なかった。
その結果の良好なコミュニケーションとメンバーのやる気が引くほどすごい。(脱帽
リモート環境でのチームワークへの取り組み
業務のミーティングは何回言っても設定しないのに、業務外の話をするCoffee chat!のミーティングだけは絶対に忘れずせっせと設定していたチャイ。
最初は暇か!とさえ思っていたが、
私はギクシャクしたチームでは働きたくないのって。
結果彼女の理想のチームになっている。
果てしないチームへの愛と保護者的精神
とにかくmy team!と言ってチームをとことん愛し、とことん感情を込めて守って戦う彼女。
例えロジック不明でもゴリゴリしゃべりまくりの戦いに出かけ、たまにちょっと待ったああぁと止めに入る必要があったが、私だったら絶対そこまで出来ないと思うような場面でも雨風に突進してくれていた。
◇
チャイはこれらを感覚的に実行していた、
ナチュラルボーンの優れたリーダーなのだ。
ボスの英断
よく、リーダーとマネジメントの違い、
という話を目にするが、
今思うとプロジェクトのボスは、
チャイ=リーダー(正式に外向きにリーダー)
うさぎのしっぽ=マネジメント(部下をつけオペレーションを統括)
と考えていて、
それぞれ足りない部分を分かっていて、
それを補完させる形の体制と学びの環境を作ってくれたのではないかと想像している。
(落ちた事実を受け流しポジティブシンキングすぎ?)
何も分かっていなかった
ただのぱんぴープレイヤーガールだった私に
リーダーとしてのお手本を見せてくれた
チャイのことも尊敬だが、
そんなことや我々の学び、
今の結果を全て見抜いて英断したであろう
ボスはもっと尊敬で畏れ多い。
そして私は本当に良い経験をさせてもらった、
スーパーラッキーハッピーガールだ。
◇
ということで、
異動するから傍観しようと思っていたけど、
チャイ「usagitailなんでそんなに色々覚えてるの?!あなた学校の成績よかったでしょ?」
(U心の声: いや、逆に何故覚えていない…)
という心の中のやりとりを繰り返しながら、
あと少しだけ、
チャイとチームのために私も頑張りますかね。
そんな異動前の心境でした。
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