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外資系日本法人のプロマネに職転して「エンターテイナー」が「運動家」になった

今日は久しぶりにお仕事トークです。

もうすぐ産休というキャリアブレイクに入る
キリの良いタイミングでふと、

以前、MBTI (Myers–Briggs Type Indicator)診断という性格診断の結果を元にこんな記事を書いたことを思い出しました↓

この時は、
外資系日本法人→海外本社勤務
という大きな変化の中で、自分がどうなったかなぁと見てみたかったわけですが、

この1年あまりは、
海外本社→日本法人
(PMP取得後PMに職転管理職に昇格)
というまたまた違う角度で大きな変化がありましてMBTI診断。結論から言うと、

エンターテイナー】から

運動家】になりました。

具体的には、情報の受け取り方がどうも
「現実型」から「直感型」に変化した模様。

赤字が日本法人から海外本社の変化、
青字が海外本社から日本法人に戻り職転×管理職の変化

それだけ見てもどういう意味だよ感ですが、

明るく楽観的な姿勢を持つので、大勢の中で目立つ存在でしょう…楽しいことだけに興味があるわけではありません。運動家は奥深い性格の持ち主で、周囲の人と有意義な精神的つながりを持つことを強く望むという特徴もあります。
独特なやり方で、ものすごく内省的になることもあります….“つながり”から得られるわずかな洞察を生きがいにしています…運動家持ち前の共感力と優しさのおかげで、かなり内気な人でも安心して心を開くことができるのです。

16 personalities (運動家)

ただ相手に共感して周りを盛り上げる
「エンターテイナー」よりも一歩踏み込んで
自分とは違う誰かを直感的に捉えられる
少し深みのある人間になったのかしら?
とポジティブに捉えることにし、
この1年間の学びを書き留めることにしました。

喧嘩仲裁上等キレてる人上等

自分でもめちゃめちゃスキルアップしたと思うのは圧倒的に、

チームコンフリクト仲裁スキル
キレてる人対応

若い頃の自分だったら「なんで私に言うの?
ってところから前に進めなかったり、
まずもってキレてる人と接すること自体怖くて
無理だっただろうなと思いつつ、

悲しいかな、
プロマネってチームメンバー同士の仲裁のみならず、リーダーが微妙だった場合の目安箱的な存在なんですよね。

とあるプロジェクトでは事あるごとに、
とりあえずリーダーへの文句を私にぶつけてくるおじ様のお話相手になったり、
状況に応じてリーダーに伝えたり、
伝えなかったり、
和解の場ファシったりと。

あー自分大人になったなって思います(適当

でも、なんかんだ人ってやっぱ
色んなポジションをとっていて、
論理的に説明出来ない感情で動いてしまうのは仕方がない生き物なのだと悟ったのが大きいかもしれないです。

視野の横展開

これはタイトルのままですが、
今まではどちらかというと専門職っぽいところにいたので、
プロマネとして本部横断的に色んな目的を持った役職の人と関われたのは会社組織全体の理解も進んで、大きな財産となりました。

視野の縦展開と目線の上昇

下記の記事で書いたように、
そこそこ、シニアマネジメントと絡む機会もいただきまして。

今まで1マイクロも気にしてなかった、
(というか名前さえ覚えてなかった)
シニアの考え方に触れることが出来、
なるほどぉと思うことも、ギャップもたくさん実感しました。

ずっと面倒見てくれてるメンターのお姉様に、
日本法人のリーダーシップチームの現場への介入具合が気になる」と愚痴をこぼしたら、
それは【日本法人が】というより、
usagitailの目線が上がって気になるようになったのもあるのでは?と言われたのは、
ある意味嬉しい変化ではありました。

改善事項: 日本語でのネガティブフィードバックがどうしても出来ない件

英語だとまだビシバシ言えるんですけど、
どうしてもどうしても、
日本語だとネガティブフィードバックというか、difficult conversationが出来ないのです。

自分でもなんでか分かりません。
なんか、日本人だとめちゃめちゃ気を遣って、良い顔するか、めんどくさくて諦めてしまいがち。

先日も、
久しぶりに大反省会を自分の中で開く案件がありました。

何を聞いても
僕じゃなくて外注先がやってるので知りません」と言う、

自ら存在意義がなく伝書鳩であるアピール
かましてくる、
理解不能な(クソ使えない)担当者が
プロジェクトにいまして。

何も分からない。
聞かれたことしか答えない。
ミーティングも来ない (これ一番ヤベェ
責任を全うしない。

最初はどうにかやらせようと働きかけたものの、諦めて本当は彼がやるべき仕事をリーダープロマネの私でかなり被ってしまっていた状況にありました。

先日本来は本社への説明責任を彼が果たすべきところを、
夜のミーティングは出ない
(こっちはもうすぐ臨月の妊婦だが大丈夫そ?)
とか言ってこなかった彼の代わりに私が説明しているのを見て、

ついに本社メンバー達に、

「その担当者、エスカレーション案件では?チームとしてどうなの?」
「usagitailはmaternity leave前に子供に教える時の練習ね」と

優しくリーダーとプロマネのわたくしが諭されたのはなかなかグサリときまして。

諦めて自分でやる病もさることながら、
もう管理職なのだし、
プロジェクトをマネージする立場として、

テコでも動かない人を動かす
ことを諦めたのは最悪だったなと、
反省しました。

これは今後の強化案件。

そして、そういえば、
子供ってテコでも動かないと聞きますが、

もしかしてこのタイミングの出産産休育休
このスキルを伸ばすためにあるのかも?
と、神様は本当によく考えてらっしゃるなぁと思ったりするのでした。

あと2週間で産休。
悔いなく過ごそう。

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