見出し画像

ご勝手にどうぞ!!

この間、母と電話した。

怒涛の勢いで、仕事の愚痴をまくし立てられた。

母は老人介護施設で働いていて、割と責任者的な立場にいる。年齢の割に経験はかなり浅いけど。

その電話で、その責任者としての仕事(書類仕事)が全くできないハプニングが多すぎたと、愚痴に愚痴り、こんなの(ハプニング関係について)私の仕事じゃない! とでも言いたげだった。と言うか、言っていた。

私は睡眠不足が続いていて、仕事でも疲れていて、こんなくだらない母の愚痴なんか、ばかばかしくて聞きたくもなかった。

「じゃあ、仕事辞めたら?」
と言うのは、酷だと思い、
「仕事向いてないね」
とコメントした。

母の仕事は確かに多岐にわたるし、同時多発的に起こっても全てに対処しなきゃならなくて、大変だろうと思う。

でも、それが責任者の立場であり、母の仕事の意味であり、そうでない母の仕事なんて、その施設において意味なんかない。

あてにされて、任されて、責任を負う。それで、お給料が発生し、母はそのお金をもらっている。

そういう仕事なはずで、書類仕事ができようができまいが、そんなのは母の都合の話であって、仕事の優先順位としては、ご老人方のケアや、他のスタッフのフォローなどが、書類仕事よりも先に来るはずだ。

それを20分も理不尽だのなんだのと、延々と愚痴るのには、頭に来た。睡眠不足で母の身勝手にイライラもするし、分からんことばっかり言って!

いいかげんにせよ!

そういう意味で、「向いてないね」と言った。

そういうハプニングにフォローしながら、自分の仕事をするというのも仕事として向いてないし、そうなったハプニングを、理不尽だと言ってはばからない姿勢からも、責任者として向いてない。

わあわあ! と電話口でヒートアップしていく愚痴を聞いて、じゃあ、世の中の大概の人は、みんなもっと惨めで、辛くて、おかしいおかしいと思いながら働いてるさ! と思った。

私が「向いてないね」と言うと、母の根っからの負けず嫌いで、口達者な性が出できて、「じゃあ、どんな人が向いてると思うの?!」と聞いてくる。

知らんがな、と思ったけど、「そういう責任者の人って、自分なりのやり方だけど、周りに上手くお願いができる人なんじゃないの」と答えた。

返事はなく、最初の愚痴に戻った。

電話を切ったあとで、ムキになった反論メールというか、自己弁護というか、さらに呆れちゃうようなメールが追いかけてきた。

「人生経験豊富な人になりたいと思います」と来た。

もう、ご勝手にどうぞ!!

仕事の向き不向きとか、本当は言いたくない。

人のこと言えた義理じゃない。

それに、そんなの人に言われたくないことだと思う。一番そういう上手くいかなさを感じるのって、自分でしょと思う。

母の愚痴のすごさは、いつも面倒くさいのだが、疲れていて付き合いきれないと感じていたとしても、態度として私も大人げなかったなと思う。少し反省。

でもな、近しい仲にも礼儀ありっていうでしょ! と心の底では思っている。

【今日の英作文】
「ミルクわらび餅の作り方です。最初にわらび餅粉と砂糖、牛乳を混ぜます。それから、レンチンを繰り返し、冷水にとります。そして、お好きなように切ります。召し上がれ!」
"This is how to make milk warabimochi. At first mix warabimochi- ko (bracken starch), sugar, and milk. After repeating to warm it up in a microwave a few times and soak it in very cold water. Then, cut it as you like. Enjoy!''

#日々 #日記 #文章 #エッセイ #毎日note #毎日更新 #アウトプット英作文 #母電 #仕事 #向き不向き #反省 #近しい仲にも礼儀あり #負けず嫌い #付き合いきれない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?