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話が上手く通じない

私は話し下手だ。

要件のメモを作ったり、どうしても上手く伝えたい時は、話したいことを予行練習する。それこそ就活の面接とか。

緊張すると、ちゃんと台本があるのにも関わらず、言いたいことをアドリブで補おうとして、余計なことを言い、相手は混乱する。私も話がズレて混乱する。途中で脱線しすぎて、本来の要件を(私が)言い忘れたりする。

それで、何度後悔したか分からない。

ようするに、セリフというか台本が大事なのである。台本を遵守しなくてはならない。そもそも、台本なんかなくても、言いたいことを強く、しっかりわかっていれば、それで済むことなんだが。

当たり前ながら、相手は私の台本なんて、知ったことではないし、会話なんて生物だ。

思わぬ方へ話が転ぶときもある。

雑談じみた会話なら、それでもいいのだが、困るのは相談事や込み入った話の時。

厄介な説明したい(余計な)気持ちがしゃしゃり出てくると、もうしっちゃかめっちゃか。親切な相手でも混乱するし、私の方は、人は言った言葉、書いた言葉しか分からないというあたりまえのことに、ものすごくがっかりする。

行間を読むんだ! とか、私のそこにある気持ちを汲み取ってー! とか。勝手極まりない。

私が言いたいのは、そんなことじゃないのにー!

心の叫びは、なんとも間抜けに響く。

大概「さっきの話、なんか言い間違えてしまいました!」なんて言えることは少なく、私の言い間違え、相手の勘違いのまま、どんどん時間は過ぎてゆく。ああ……。

一度に全ての話をしつくすのは、本当に難しい。勘違いのないように、行き違いのないように。

私の場合、その言い間違え、勘違いをもんもんと、もやもやと後で大反省することが多く、人と話すのが、さらに億劫に、苦手になっていく。

さらには、話は私の意図した通りに、相手に伝わったのか、大丈夫なのか。相手の反応がよくても、だんだん心配になってくる。

話通じてない! 勘違いされてる! に違いない!(←ここ大事)

大事な話の毎度毎度、反省会。アドリブはいかんぞ。台本通りにしゃべるんだ! と固い決意で臨むのに、上手くいかないのだな。なんなんだ、あのアドリブというか、しゃしゃり出てくる説明したい誘惑みたいなやつ!

会話が上手くなる方法は、おそらく場数を踏むことだが、そうそう精神をゴリゴリ削られるような体験はしたくない。

会話を軽い気持ちで、楽しめ。それが練習だ。でも楽しむのは、永遠に無理そう。。。


【余談】
私は食いしん坊なので、職場の人との雑談で、食べ物の話が出ると、とても嬉しくなる。ノリやら食い付きがいいんだと思う。職場の人も、私に食べ物の話題をよく振ってくれる。我ながら現金だ(職場が食堂なので、食べ物自体を扱っているのだけども)。

この間も、お餅フレンチトーストの話が出て、(私の)テンションが上がりすぎ、スプーンをナイフと言い間違え、話がこんがらがった。
私「(焼きがあまかったので)トロトロすぎて、ナイフで掬って食べたんですよ」
職場の人「え? ナイフで掬ったの?」
私「はい!(あれ? なんか変なこと言った……?)」

テンションの善し悪しも、話が通じるか通じないかの分かれ道と学んだ。やれやれ。

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