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【GAFAM/FANG最新情報】2021年7月vol.3

■Google/Amazon/Facebook/Apple/Microsoft/Netflixに関する最新情報を定期的にピックアップしていきます★個人的な考察もできたらと

■米IT企業が香港でのサービス停止を検討

アジアインターネット連盟(AIC)は香港政府に「反ドキシング」法案が施行された場合、香港でのサービス提供を停止せざるを得ない可能性を非公開で伝えた。※アジアインターネット連盟=Googleの親会社、Twitter、Facebookなど加盟。
ドキシング(他人の個人情報をネットで晒す行為)対策として計画されているデータ保護法の改正が実現した場合、ユーザーがネット上に投稿した内容に関連して各IT企業の従業員がリスクにさらされることになる、と懸念。

なぜこのニュースに注目するのか?→香港はマカオと並び、中国共産党の支配下でも米ITサービスが使用できる国であり、資本や人脈に容易にアクセスできる国でもあった(初耳!)。

■AppleのOS変更はFacebookとGoogleに影響なし?


4-6月期(第2四半期)決算には影響はそこまで出ないものの、長期的に考えるとまだ安心できず、今後も広告主大手は注意が必要そうです

そこまで影響が出てない理由は下記3点
1. 比較となる昨年の第2四半期はコロナ禍で各企業が広告予算を抑制
2. 世界的にも、OS変更による広告追跡を制限する最新版へのアップデートは約半数
3. 大手企業は事前に広告予算をiphoneからAndroidへとシフト
※補足:今年の2~5月、世界の広告市場のAndroid向け支出は60→68%へ(米Singular調査より)

広告主は良くても、広告プラットフォームは影響を避けられず、
世界でAndroid利用者は全体の73%
ただし、北米では半数以上がiphone利用者

北米は巨大市場であり、FacebookもGoogleも無視できない。

結論、Androidへのシフトは望ましくない見え方はするものの、必要な道。

次回はAppleのエピック社との状況もアップデートできればと思います◎

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