こどもマンガ家・宇呂太良

こども向けマンガ、えほんを描いています。 子育てや教育などについても発信中です。

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マガジン

  • しつけについて

    しつけについて【日本人のしつけは衰退したか 著・広田照幸】本の内容を交えながら書いています。

  • どうぶつシリーズ

    どうぶつの世界の日常。 絵本以上少年マンガ未満のおとなしいマンガです。

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少子化の背後にある:お見合い文化の消滅と恋愛スキル

ワタシは、不妊治療の末に待望の子供が産まれた。価値観が多様化していき、子供を望まない若者もいるらしい。今回は、その記事を通して実態に迫りたいと思う。 日本における、お見合いとは 日本におけるお見合いとは、結婚を前提とした男女の出会いを仲介する風習である。伝統的には、両家の家柄や経済状況、人柄などが良いとされる相手を親や親戚、知人などの第三者が紹介して、結婚相手候補として男女が初めて顔を合わせる場を設けます。お見合いは、恋愛結婚が一般的ではなかった時代に、結婚相手を見つける

    • りんごを思い浮かべてください

      人間がりんごを認識するとき、 かたち、いろ、あじや重さ、食感など、それぞれを総合して、りんごと認識する。 1つの記憶だけでなく、要素がリンクして 赤いりんごと認識するようになる。 青りんごの場合は、赤いりんごの認識のバージョン違いとして認識するようになる。 人間の認識は複数の要素が結びつくことで成り立っている。 これは言葉の理解でも同様で、単語と単語の関連性や文法的な組み合わせによって意味が形成されていく。 AIが、物事を認識するのは、多くのデータにより物事を認

      • コミュケーションの形式

        Noteを書いていて、文章の文体をどうしようか悩む。例えば、ですます調で、文章を書いてみます。ある程度の距離ができて程よく感じることもありますが、人によっては隔たりを感じてしまうと思います。反対に言い切りの型だと、どうだろうか。距離は近く感じるが、上から目線にも感じるかもしれない。要は、受け取る側の認識によると思う。 文章では、伝わり方が大切であり、行間を読ますことで、想像を膨らませ、楽しませることが出来る。では、会話どうだろうか? 会話は、相手の表情や間などで、会話の内

        • 何のためにするのか。

          Noteを書き続けて100日が経過した。 最初は、自分の頭の中の整理だと思っていたが、それは考えの再認識であった。 似ているような記事になったりするが、表現がかわり分かりやすかったり、無意識に似ている題材になったりして、自分の中のわだかまりを再認識できた。 しかし、本当に内容の良いものを書いたときは、反応があることがわかり良かった。これからは、もう少し内容を充実した記事を書きたいと思う。

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        少子化の背後にある:お見合い文化の消滅と恋愛スキル

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          4本
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          15本

        記事

          【取捨選択】現代社会での学習と判断力

          選択のパラドックス多様化していく社会において、【選択のパラドックス】は大変に重要な問題である。 選択肢が増え続ける社会と選択肢が多すぎると不幸を感じる人間におけるギャップが、ますます広がってしまう。 選択肢以外の多様性多様性は選択肢だけでなく、情報も細分化されて、科学、技術、歴史、芸術、文学、哲学、宗教、政治、経済、心理学などの多くの分野で、知識や研究が深掘りされていく。これは、いままで人間の脳内で処理できていた以上に情報が多様化しているのである。 人間の限界そして、人間

          【取捨選択】現代社会での学習と判断力

          色の多様化:アナログからデジタルへ

          このグラデーションのどこが赤なのか。 赤に分類される名称ができると、アナログだった赤のグラデーションが、デジタルのように分かりやすくなる。それはデジタルが0と1の二進法で表せるように、名称をつけで#FF00FFという数値を与えることで、誰でも再現できるようになった。 以上のことから、アナログの赤のグラデーションに名称がつくことにより、赤の色が細分化されていく。始めは赤だけを理解すれば良かったが、多様化されていくと、多くの色を覚える必要となる。 多様化する現代青色発光ダイオ

          色の多様化:アナログからデジタルへ

          意識の切り替え

          はじめにボールが飛んできて、無意識にキャッチする人。ボールが飛んできて、ボールに当たる人がいる。無意識でキャッチする人、無意識だからボールにあたる人、無意識の状態でも、さまざまな種類がある。今回は意識と無意識について考察してみたい。 そもそも意識とは日常生活の中で、ずっと意識があるわけではない。集中してたり、休んでてたりする。そもそも意識とは何か。 日中のほとんどが覚醒状態である。 覚醒状態の分類例えば、子供の頃、集中して鬼ごっこなどをして遊んでいると、いつの間にか日が

          スーパースターの創造: 松本人志と時代の流れ

          中田敦彦さんは、YouTubeで話していた。多様化された社会では、有名人といえる人は数え切れないほどいるが、スーパースターと呼べる人は、なかなか現れない。100回目の今回は、スターについて考えてみた。 スターが生まれる要素スターが生まれるための主要な要素は以下の通りである。 才能 訓練と練習 機会 パーソナリティ 露出 運 持続力 ネットワーク 独自性 マーケティングとPR この中でも、才能と機会と運はとても重要であり、運に関していえば、本人の能力以外

          スーパースターの創造: 松本人志と時代の流れ

          デフォルトモードネットワークとラブレター

          はじめに車を運転しているときに限って、突然アイデアが浮かんでくることがある。そして、運転中だからメモは後から書こうと思っても、アイデアを忘れてしまうことがあると思う。なぜ、そのような現象が起きるか考察してみた。 脳の忙しさ私たちの脳は常に視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、すべての感覚から情報を得て、大量の情報を処理している。そして身の危険の恐れがある情報を優先的に取り入れている。一時的で、直接的な生死に関係しない思考やアイデアは、他のより重要な情報より忘れやすくなっている。

          デフォルトモードネットワークとラブレター

          【デジタル時代の個性】もはや個人の個性は、個性ではない。

          はじめに個性も多様化していると、先日の記事で書いたが。これは個性自体が多様化しているという訳ではなく。個性の考え方が多様化しているのだ。 今回は、個人の個性について深掘りしてみる。 元来の個性とは昔から言われている個性とは、経験や社会環境などからの体験が個性となっていくと言われていた。 経験や体験から抽出されたものが個性となっていた。いわゆる抽出型個性である。 芸人などが、苦楽が芸の肥やしになると言われ由縁には、そうした経験が個性として、芸の幅を広げると言っているのだ。

          【デジタル時代の個性】もはや個人の個性は、個性ではない。

          個性の多様性:集団的パーソナリティ

          はじめにこのままテクノロジーが進化していくと、SNSアプリが多様化していく。例えば、世代別のアプリが広がり、高齢者専用アプリや小学生用アプリなどが出てくる。また、ガンプラ専用SNSや撮り鉄専門アプリなど、趣味趣向別のアプリも広がるだろう。 今回は、個性とSNSアプリについて考察したい。 経験の抽出型個性 要は個性とは、人が持つ独特な性質や特徴を指すことであり、経験によって培われていく。 人生で例えると、それまでのツライ経験が、人の優しさを知り感動した体験が、自分のオリジナリ

          個性の多様性:集団的パーソナリティ

          現場管理とAI操作の共通点

          はじめに田舎に移住してきて、そろそろ10年くらい経過する。しかし、今だに前職の現場管理の夢で起きることがある。納期遅れや作業ミスなどで、ゾッとして起きる。 夢だから良かったけれど、現実だと恐ろしい。しかし、その時のツライ経験から学んだ、仕事術が今の自分を支えている。 今回は仕事術について考えてみた。 仕事の流れ現場管理の仕事を思い出してみると 仕事内容の説明(現場説明) 仕事内容の見積りを作成 作業準備(図面・指示書の作成) 作業準備(材料手配・確認) 作業準備(

          現場管理とAI操作の共通点

          イワシの魚群とSNSの集団

          はじめに年齢を増すと、あのときは良かった、あのときは楽しかったと良い思い出が蘇る。けれどよくよく考えると、そんなにも良い事だけではなかったかもしれない。 人間から情報への恐怖3の回答にあるように、変化に対する恐怖が心理的要因にあるならば、多様な現代社会では、未来を不安視する人が増加していると考える。 旧時代は、変化に対する恐怖の対象は、人間であった。人間と人間の問題であるため、自分を強くしたり、強くみせる方法で対処してきた。例えば、戦国時代、対峙する武士との戦いだけを考え

          イワシの魚群とSNSの集団

          価値観の流動性と不安定な価値観

          はじめに共感性が増すと、さまざまなことに共感してしまうが、反対に、共感できないことや共感しない人との隔たりができていく。それは価値観の変化で起きる問題である。 今回は、価値観について考えてみたい。 価値観とはよく芸能人の離婚の原因のコメントに「価値観の違い」をあげる人が多い。価値観という言葉の意味合いが広過ぎて、真意がわからない場合がある。 不安定な価値観価値観は、個々の経験や環境、情報、または人生の変化によって、時間と共に変わる。特に現代社会では、スマホの登場により情報

          価値観の流動性と不安定な価値観

          ありがとう感謝の力・ミラーニューロンとHSP

          はじめに先日、ミラーニューロンが成長することにより、共感性が増して、人を助けたいという気持ちが芽生えると記述した。けれど、このミラーニューロンは人を助けたいという気持ちだけでなく、さまざまな感情に共感性を感じるのではと思った。今回は、ミラーニューロンと感情について考察してみたい。 HSPについて私は、大勢の人の中にいると疲れが溜まりやすい体質である。コレはHSPに由来するものであると考える。 HSP体質による気疲れが原因である。 そして気疲れについて詳しく聞くと ミラー

          ありがとう感謝の力・ミラーニューロンとHSP

          無意識の影響

          はじめに朝、出掛ける前にテレビ番組などで、よく今日の占いのコーナーがある。今日のラッキーカラーは、「赤です。」と言われると、必要以上に赤を気にして、いつも以上に赤に遭遇するような気分になる。 この現象を、カラーバス効果という。 カラーバス効果は、色に限定した効果ではなく。意識した特定の情報に関連する、視覚・聴覚などから得られる情報を無意識のうちに取捨選択して認識する、という効果である。 つまり「人は自分が見たいものに意識を向けている傾向がある」と言える。 カラーバスに似