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つながり活動 〜 気遣いでつながる 〜

会社のデイサービスのクーラーが物凄い音を響かせるようになった。

お客様がいない時にしか修理ができないので、

定休日の昼間に業者に来てもらう段取りとなった。

私は今日も出勤。

当日、業者から連絡があり、

11時の予定での訪問であるが、少し遅れていて12時近くになるとのこと。

その業者の社長は女性の方で、もう7、8年の付き合いになる。

とてもお喋り好きの社長で、

いつも空調関係の修理の時にはわざわざ施設まで顔を出してくださる。

遅れている業者を施設で待っていると、

先に社長が現れた。

「 あ〜、うりもさんごめんね〜、待ってもらっているって聞いて〜 」

と、今日もわざわざ声をかけに来てくださった。

「 社長、いつもわざわざ来てもらってすいません!」

と私も挨拶すると、

「 うりもさん、うちの者が遅れているせいで、休憩時間が遅れるでしょう? 」

「 だからね、お蕎麦を持ってきたの!!」

割り箸のチョイスも気になりました


ただただ、感動。


「 社長、こんな私のためにわざわざこんな気遣いをして頂いて

  ほんまにありがとうございます。感動しました!!  」

と、思わず大きな声で言ってしまいました。

社長になる人というのは、

付き合いのある顧客の1つとはいえ、

こんな末端の凡人で厚苦しく調子乗りな私にまで、気遣いをしてくださるのか。

器の大きさに、脱帽。

ワサビまで持参だなんて、ワサビを大量に食べなくても涙が出ちゃう。

社長の足を止めてはいけないと思い、

味わいながらも、ワンコそばのように勢いよく食べ、

お椀とツユ入りペットボトルを丁寧に洗い、

お礼を伝えてお返しした。


「 気遣いでつながる 」。

こんな素敵な気遣いが思いつき、

すぐに行動に移せる、

大きな器の人間に、自分もいつかなりたいと思った。

ネギもあればよかった(小さい器より)



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