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ギョレメから次の街へ

2023/11/18

ギョレメ5日目、最終日。

眼前にそびえるカッパドキア国立公園。
今日はそこに浮かぶ無数の熱気球を見る為の、最後のチャンス。

私とサンは彼らの元へ
眺めの良いホテル
宿泊者ではない私達を受け入れ
紅茶まで出してくれた



「北海道はどの街がオススメ?」
「3月でも雪が残ってるの?」

「あなたは髭を剃ったら別人みたい」

「次はどの街に行くの?」




取り留めのない会話。
それがまた居心地良く、ついバス出発のギリギリまで話し込んでしまった。



私はこの日、隣のカイセリへと向かう。
エスキシェヒルでダイキ君と共に出会ったトルコ人、スレイマン君の住む街だ。

そしてサンもカイセリに行き、明日はイタリア・ローマへ飛ぶという。
なので私達はもう少し、旅を共にする。

中国人カップルの2人は別方向、南の街に行き、数日後に帰国予定との事。


無数の熱気球は結局
見ることが出来なかった

もちろん見れた方が良いのは確かだが
私にとっては小さな事だ




『また会えたら良いなぁ』





別れの挨拶を告げ、私とサンはバスに乗る。


ギョレメからカイセリへ
約1時間


あっという間に到着


カイセリのバスターミナルでは
スレイマン君が迎えに来てくれていた

約2週間振りの再会
期間にすると大したことではないが
全ては一瞬の連続

このタイミングに感謝しつつ
まずは宿にチェックイン


その後、スレイマン君の紹介で
カイセリ旧市街へ
街中を走るトラム


私とサン、そしてスレイマン君。
そして今日は、彼と同じ大学で日本語を学ぶクラスメイト3人とも合流。
計6人でカイセリ旧市街を案内してもらえる事に。

オスマン帝国の紋章
どの街へ来ても
旧市街はワクワクする
旧市街のレストランで食事

スレイマン君を筆頭に、クラスメイトの皆さんも日本語が上手。何より、日本に好意を寄せてくれている事が嬉しい。


カイセリ伝統料理の盛り合わせ

正面上から時計周りに
イチリキョフテ、ドルマ、ヨーグルト
アルミホイルに包まれたローストビーフ
牛挽き肉のピザ


毎回思うが
トルコ料理のクオリティの高さたるや…!


食後の
ターキッシュ・コーヒー
飲み終えた後の
コーヒー粉の残りく残り具合で読む
トルコ伝統の占い
齢40になろうというのに
恥ずかし気もなく恋を占ってもらう

結果は如何に…


場所を移動し、デザートのある店へ。
以前にも聞いていたが、トルコではこうして食後に紅茶やコーヒー、そしてデザートを楽しむまでが1セットになっている。



旧字であしらわれたトルコ国旗
トルコ伝統のデザート
キュネフェ

カダイフと呼ばれる麺状の生地に
チーズを挟んで焼き上げ
シロップとピスタチオをトッピング

これがもう…
世界一周旅、暫定1位のデザート!

本当に
なぜトルコ料理が日本に少ないのか…!

しかも奢ってもらってしまった…
ありがとうございます…!


現地人に日本語でガイドしてもらえる贅沢。
しかも彼らは英語も堪能なので、サンも暇無く楽しめたようで良かった。



そして私とサンは明日、再びカイセリ市内を案内してもらえる事に。
今日のメンバー6人に加え、なんと彼らの日本語教授の方も来てくれるそうだ。




各地で出会いがある有り難さ

日本出国から約8ヶ月

なんとなく
自分の旅スタイルが見えてきた気がする

2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。 なので今後どうなるかは私にもわかりません。 その様子を楽しんで頂けましたら幸いです。 サポートは旅の活動費にありがたく使用させて頂きます。 もし良ければ、宜しくお願いいたします。