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茶道関連

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記事一覧

質問

「今年はいつまで暑いのですが、 中置の点前なさいますか?」真顔で 質問されました。 中置とは…

茶道団体勉強会

小習事でも、表流と裏流では点前が大きく違います。それを両方見せて頂き、勉強しました。 第…

力持ち

(貴女、学生時代運動部にいらしたの?)「いいえ、文芸部でした。どうしてですか・・」(だって片…

今週の稽古から

寄付  秋海どう・虫の絵 床   清風萬里秋 花   紅白 萩 花入  竹一重切 香合  玄…

貴人点

「大川君、貴人点前(木地の台に茶碗を、乗せる)だと平棗でしょ」聞かれて驚きました。 (えっ初耳…

茶道の功徳

稽古に来て5年を過ぎた40代女性。 「会社で上司から、動きに無駄がなく美しいと、誉めらた」嬉し…

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ゆっくり・ゆったり

私が濃茶の客をしました。 一口はっきり音をたて頂くと、瞬時に 「お服加減は?」と聞かれました。 (年寄りは飲み込む力が弱いから、もっとゆっくり聞く。一啜の音がして、心の中で一・二・三と数えてからで 良い。老女が挨拶にむせて、濃茶が茶碗に逆流した場面を目撃してるから) (つまり相手の事を、考えて動くのが大切ですね!)何時もの科白を~ 続いて(とても美味しく頂きました。お茶銘は?お詰めはどちらでしょうか。先刻は美しいお菓子有難うございます、御銘は?なるほど、ご製は) と聞き

漢字

寄付に飾られた会記を見たら、花の名前「女郎花」のみ平仮名でした。 同行の茶友が「女郎の字を、…

茶花の管理

「大川さん、これは半日陰に移動して!鷺草は明るい、日陰で大丈夫。強い日光に当たると、蕾が…

風炉炭手前

炭手前(炭のみ、手の字)をしていると、沢山怪しいポイントが有ります。 一番多いのが、釜がき…

大徳寺山門

「先生京都旅行をして、大徳寺も見学しました。山門も色が綺麗でした」 (貴女門に向かい、一礼な…

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私のバイブル

昭和43年に四刷を重ねた「茶碗の見方」は、私の大切な愛読書。18歳の私は、この本を繰り返し読ん…

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茶の湯指導方法

(ほらもう少し手を下げて、低く扱って下さい)(小指畳につく様に、指を揃えてしっかり持つ) ど…

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真面目!性格?

暑い8月こそ、ダラケナイ様にと 考えていました。そこで手数の多い点前を、勉強していました。 U流ならば「貴人清次の薄茶・濃茶」 「茶箱の雪」「茶通箱」などに取り組み・・・ 所が60歳を越える頃から、夏はアッサリした点前をしてもらっています。 大きな声では言えませんが、今迄教える側も習う方も大汗でした。 互いに暑くて、勉強が頭に入りません。かと言ってまるで「薄茶」ばかりとも、行きません。 なるべく簡単な「濃茶」と思いますが、人それぞれで受け取り方が違います。 基本の運び・