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風炉炭手前

炭手前(炭のみ、手の字)をしていると、沢山怪しいポイントが有ります。

一番多いのが、釜がきちんと五徳に
乗っていない!客は真横から見ているので、ゆがみ・まがり・など直ぐ分かってしまいます。

「月形」を切るのが、デカ過ぎ!
(もう少し小さくて、良い。切る意味を考えて)
その灰を、向こう爪の後方に撒くのが
広げ過ぎ!
(ちょつと、鶏にエサやってるんじゃ無い。そんなに、広くしない)
香を火の上に落とし、燃えてしまう!
(薫る前に、焦げちゃうよ)
枝炭を強く挟むので、割る!
(もっと丁寧に、扱う)

これらの注意で、こちらはグッタリ~
次の濃茶や薄茶では、口数が少なくなります。