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私のバイブル

昭和43年に四刷を重ねた「茶碗の見方」は、私の大切な愛読書。18歳の私は、この本を繰り返し読んで勉強しました。

ただの列品紹介だけで無く、削り出し・高台・口造り・見こみ・胴と腰・釉薬かけによる名称・などを、細かく詳しく説明しています。

15歳で本格的に茶道を学び始め、最初から焼き物は好きでした。祖父が表流を楽しんでいたので、身の回りに茶碗が有りました。

72歳のこの年まで、一体何度ページを
開いた事でしょう。後年各種専門書を
揃えましたが、いつも最初に開くのは
これです。
「原色陶器大辞典」より、この本が私にはバイブルなのです。