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7月17日(火)生産する欲求はコンテンツへの飢えからくる。

今年からカンボジアに住み始めた植木さんのnoteを読んでいたら、ハッとすることが書いてあった。

後半、「思考する余白が増える」という見出しの部分だ。記事全体を読む一番いいんだけど、こちらに引用させていただきます。

日本には優秀な生産者がたくさんいる。その生産者が生み出す面白いコンテンツが多すぎる。そして、その優秀なコンテンツを届ける優秀な広告クリエイターやアドシステムも豊富にある。

テレビや娯楽施設、そしてライブやイベント。
面白いコンテンツからの誘惑(広告)が、いつでもどんな時も襲いかかってくる。そして気がついたら、誰かが作ったコンテンツを消費ばかりしていて、生産活動のための思考時間などが残されていない。

でもカンボジアは、日本人ターゲットに作られたコンテンツもそれを誘惑してくる広告もほぼ皆無である(笑) アウトプットに必要なインプットは、ネット上から記事を探せば良いし、電子書籍を使えば書籍も読める。

無意識的に消費に誘導される回数が減るから、思考するための余白が生まれやすい。余白ができて気付いたけど、これは成果を出すためにとても重要である。

思考する余白。

私が今noteを書き続けていられるのも、こういうことなんだろうと思う。娯楽はないし、友達もいない笑 

だから、1人になって、その日を振り返って、自分について考える。そしてそれを文字にする。

日本にいるときもすごく心が動かされた映画や美術展の感想なんかを書き残しておこうと思ったことは何度もあったけど、バイトをしたり友人とご飯を食べたり違う刺激で感動が薄れていったり、そんな生活をし続けて結局なにも形に残さなかった。

カンボジアは娯楽コンテンツが足りなくて苦しい、と書いたりしたけれど、今は日本に戻ったときに何も生産できなくなってしまうんじゃないかということが、怖い気もする。

何かしらを作り続けたいのであれば、意識的に飢えを作り出すことが必要なのかもしれない、ということを覚えておきたいと思った。



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