宇良こころ

東北の田舎で細々と綴る30歳 その日感じたことや、考えたこと。たまに詩も。 夜眠る前…

宇良こころ

東北の田舎で細々と綴る30歳 その日感じたことや、考えたこと。たまに詩も。 夜眠る前にふんわり投稿しています。 想いは言葉にしないと泡のように消えてしまうから。 今日も「言葉」を大切にして生きています。

最近の記事

なつくとは絆を結ぶこと

6月29日は「星の王子さまの日」なのだそう。 星の王子さま、といえば有名なあのフレーズ。 「いちばんたいせつなことは、目に見えない。」 王子さまにキツネが言うセリフである。 様々な場面で取り上げられることの多いこのフレーズだが、改めて読み返してみると、まるで現代の私たちにやさしく語りかけてくるかのようで、いつもハッとさせられる。 ネット社会。沢山の情報が行き交い、溢れかえっている世の中では、つい目の前の事だけをいつも見てしまいがちだ。それによって、物事の核心であった

    • 泡のように

      毎日、夜寝る前にnoteに言葉を書き留める。 かきたいことは沢山あるのに 何故か上手く文に出来ないことがある。 というより 日中、仕事している最中には 頭の中には沢山の言葉達がひしめき合っていて 勝手に様々な文章を構成していくのに、 気づけばそれらは跡形もなく消え去っているのだ。 あぁ、こういうことなんだよな わたしがプロフィールにも書いてある言葉の通り。 「想いは言葉にしないと泡のように消えてしまうから」 …今まさに、わたしはこの状態なのだ。 泡のように消えて

      • 親友の存在

        30年生きてきて 色々過去を振り返ると、 楽しいことも嬉しいことも沢山あったけれど やはり所々で精神的に辛い時期があったな、と思う。 どうしようもない絶望感とか、 ついてまわってくる不安感とか、 言葉に上手くできないような ドロドロの沼で必死にもがいていた、あの日々。 その度に、なんとか、なんとか わたしは這い上がってきた。 だから今、ちゃんと生きているのだけれど。 30歳になった今も、 やはり悩みは尽きなくて むしろ歳を重ねれば重ねるほど、 悩みの種類も変わってき

        • オトナとアルコール

          昨日はとある集まりの飲み会があって 気づいたら0時をまわっていた。 あぁ!noteの毎日更新頑張ってたのに… 今日の更新できなかったじゃないの… 絶望感に打ちひしがれて 気力のない指でタップするスマホの画面。 そんなこんなで、人生いろいろあるもんだ。 飲み会とはいえども わたしはあんまりアルコールが得意ではないので(全く飲めないわけじゃないけど) 基本的に次の日が休みでない限りはアルコールは口にしない。 しかも飲めるのは甘いカクテル系、ギリギリ、サワーとかワインいける

        なつくとは絆を結ぶこと

          毎日更新頑張っている時に、更新しようとスマホの画面を光らせたら 0:00 という表示が目に入った時の絶望たるや。残念ながら毎日更新は途切れた…明日からまた頑張ろう…

          毎日更新頑張っている時に、更新しようとスマホの画面を光らせたら 0:00 という表示が目に入った時の絶望たるや。残念ながら毎日更新は途切れた…明日からまた頑張ろう…

          理想の生活って。

          どうして休みの日ってこんなにあっという間に終わってしまうのだろう。あぁ、一日が24時間じゃなくて36時間だったら良いのにな。そうしたらもう少し、色々なこと出来そうな気がする。 …嘘。多分36時間に増えようとも、結局今とは変わらないのだ。ただぼぉっと過ごす休日。 起きるのも、すっかりお日様の陽がさんさんと部屋に降り注いでいる時間だし、日中も面白くもない動画をスマホでだらだらと見る始末。あっという間に日は落ちて、気がつけば『今日も何もしないで終わった』。 24時間だろうが、

          理想の生活って。

          雨粒に願いを

          東北もやっと梅雨入りしたようだ。 今日は午前中から雨で湿度が高く、 そんなに気温が高くもないのに、服の内側に体温が籠っていて、じっとりと汗がにじんだ。 …雨だねぇ、雨。 窓ガラスについた雨粒を、ひとつひとつ眺めるのが好きだ。ひとつひとつの雨粒の中には景色がぎゅっと詰まっていて、それぞれの世界があって、それなのにすぐに近くの雨粒と一緒になって溶け合って、世界の重さに堪えきれず零れていく雨粒。 夜の始まりの時間に電車に乗ったとき、ガラスについた雨粒が、電車の速度で尾を引い

          雨粒に願いを

          詩:みずのゆくえ

          みず。 みずのゆくえ。 空からみずが落ちる。 嬉しいのか、悲しいのか、 なみだの粒が 空から落ちる。 みず。 みずのゆくえ。 山に染み込んだ涙は ゆっくり、ゆっくり、 地中を彷徨い やがて、開けた場所に出る。 みず。 みずのゆくえ。 涙たちはひとつに集まって さらさら、さらさらと、 ゆるやかな川という名の 優雅な流れをつくる。 みず。 みずのゆくえ。 優雅に流れる涙たちは あちらから、こちらから、 たくさんのなかまと出会い 大きな

          詩:みずのゆくえ

          ハグをする

          今日もおつかれさま、だね。 毎日色んなことがあって 元気でいようと思っても やはり潰されてしまいそうな日もある 今日も、また 笑顔でいながら 心のどこかにヒビがはいって そこがしくしく泣いている 夜、眠る前に 大きなぬいぐるみにハグをする 優しくぬいぐるみの頭を撫でたりもする 30秒ハグをすると ストレスの3分の1が軽減されるという そうか、そうなんだね、と わたしがハグをするのは 某テーマパークで人気の、あの白いケアロボット 「あなたの健康をまもります」 と

          ハグをする

          詩:光を放つ

          自分にしか出来ない事を 必死で探す日々 きっと、私にできないことは無い。 この両手と 身体に染み付く様々な感性がある。 色のある世界を生み出すことができる。 たくさん磨いて、磨いて 綺麗な輝きを 光を放つ自分になれ。 きっと、否 必ず わたしなら出来るはずだ。 この文章を書き残した23歳のわたしは 何を思い、何を考え、何をかたちにしたかったのだろう。 過去の自分と向き合うことで うまれる言葉もあるよな

          詩:光を放つ

          セピア色のフィルター

          梅雨はまだかい? 最近は夏が早く来てしまったかのように 暑くて、太陽が照りつけてくる日が多い。 徒歩出勤のわたしは 眩しさから目を守るために 日差しが強い日はサングラスをする。 サングラス。 それをかけると、今まで見ていた景色がガラッと変わって見える。 セピア色のフィルターをかけたわたしの世界。 太陽もまぶしくないから、勝ち誇った気持ちでサングラス越しに太陽を見つめてみる。 けれど、逆に、 今まで見えていなかった、わたしが見えていなかった景色が、目の前には広がっていて

          セピア色のフィルター

          空をながめる

          今日の仕事帰り、空が不気味なほど真っ赤に染まっていた。 何かを見透かしているような、わたしの迷いをあらわしたような、そんな、色。 湿度が高いと他の色の波長は散乱され、赤い波長だけが目に届くらしい。 なるほど、湿度、高いもんな今日は。 梅雨入りはいつになるだろうか。 空は、毎日違う表情をみせてくれる。 雲ひとつ無い真っ青な空の日もあれば 厚い灰色の雲がただ広がるだけの日もある。 そして、そんな空の表情のあれこれを 毎日見ることができるように 心に余裕をもって過ごしてい

          空をながめる

          自分だけが良さを知っていること

          私は川上未映子さんの作品が好きで、少しづつ少しづつ、川上未映子作品を集めてはじっくり読んでいる。 先日、川上未映子さんの作品が原作になっている映画「アイスクリームフィーバー」を見た。 映画自体はとてもアートな、おしゃれなPVのような、そんなつくりになっていて、それでも、あっと口から出てしまいそうなストーリーもあって、とても素敵な作品だった。 原作は数ページの本当に短い小説なのだけれど、この小説には以下のような文がある。 ちなみにこの部分、映画の中でも吉岡里帆ちゃんのセ

          自分だけが良さを知っていること

          6月も半分終わったね

          うわっ、とカレンダーを見て思う。 6月もあっという間に半分過ぎてしまった。 ただ毎日を、淡々と重ねているような気がするなぁ。 今日は休みだったので 昼間はダラダラしつつ、読書しつつ。 夕方になって、家族と出かけた。 思いがけず今日、テレビと冷蔵庫を買い換えることになった。 冷蔵庫をそろそろ買い換えたい、と祖母から言われたのが2、3日前のこと。テレビも液晶に謎の線が入っていて、それを分かっていながら、騙し騙し使い続けて来たのだけれど。 まさか、今日、大きな買い物するなんてな

          6月も半分終わったね

          詩:花のように

          そこにあるだけで 場に彩を添える花のように 誰からも愛でられる花のように 可愛げのある人になりたい 笑顔が絶えない人になりたい 優しい人になりたい あの可憐な花が好きな 貴方に愛される人になりたい これも7年前、Instagramにわたしが書き残していた言葉。 7年たっても変わらないなぁ 今でも私は 内面から美しいひとになりたい。

          詩:花のように

          生きてる証拠

          顎の左側にニキビができた。 朝、化粧をしようと鏡に向かって気づく。 私は10代や20代もあまりニキビが出来ない体質だったので、こうしてニキビがこんにちは!と言わんばかりに顔に登場するとなかなかに嫌なもので。いや、ニキビできて嬉しい人はいないか。 顎の左側にできたニキビを恨めしく見つめながら 「うわぁ、最悪だぁ」と口に出すわたし。 それを見ていたおばあちゃんがひと言、 「吹き出物のひとつやふたつ、できるもんなのよ、生きてる証拠!」 …生きてる証拠? なるほど、そんな

          生きてる証拠