見出し画像

親友の存在


30年生きてきて
色々過去を振り返ると、
楽しいことも嬉しいことも沢山あったけれど
やはり所々で精神的に辛い時期があったな、と思う。

どうしようもない絶望感とか、
ついてまわってくる不安感とか、
言葉に上手くできないような
ドロドロの沼で必死にもがいていた、あの日々。


その度に、なんとか、なんとか
わたしは這い上がってきた。

だから今、ちゃんと生きているのだけれど。



30歳になった今も、
やはり悩みは尽きなくて

むしろ歳を重ねれば重ねるほど、
悩みの種類も変わってきて
より重さが増すというか
『人生』ってのをより色濃く意識するような、
そんな悩みになってくる。


今は今で、ほんとに私の人生これで良いんか?
っていうほどの
大きな苦しい渦の中にいる。

渦、というか、蟻地獄、というか、底なし沼。


全部投げ出したい!逃げ出したい!
って思うのだけど
まあそんなことなんて出来ないのが現実で。

やっぱり明日も重い体を引き摺って
仕事するんだろうな。



でもこんな中で、ほんとにありがたいと思うのが親友の存在。

悩みすぎてLINEしたら

「ガス抜きが必要そうだから電話する?」って。

夜も遅くまでわたしの色々な愚痴を聞いてもらった。

相談しても解決しない事もあるし、
むしろ親友にまでネガティブをぶつけてしまったことが、わたし的にも申し訳なさすぎたし、「やっぱり自分はダメなんだ…」なんて思ってしまうときもあるんだけど。

さすがわたしと長い付き合いのある親友。

「とりあえず、休み合う日に喫茶店にパフェふたりで食べに行こ」


なんかね、この何気ない会話だけで、
心が軽くなるんだよね。

「そうだね、はやくあそこのパフェ食べに行きたい」

…なんてわたしも返事をする。
それだけで、不思議と不安とか絶望だとかから、ふんわり解き放されていく感覚。



言葉ってつくづく深いなぁって思う。
プラスにもマイナスにもなり得る。


わたしが親友からもらったように
次はわたしが親友や周りの人に
元気になれる、あたたかい言葉をたくさんかけてあげたいね。

私の言葉で、救われた人がいるなら
わたしもとても、嬉しくなるだろうから。



わたしの大親友へ
ほんとにほんとにありがとうね
早くチョコパフェ食べに行きたいよ。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?