【西洋建築史】カンピドリオ広場(ローマ)
前回からの続きです.
令和3年の一級建築士試験には,次の知識が問われました.
【解説】
古代ローマ時代,ローマには,7つの丘があった.その中で最も高い丘であるカピトリーノの丘の頂上にカンピドリオ広場(イタリア,16世紀)がある.ローマ帝国の崩壊後,廃墟となっていたが,ルネサンス期にミケランジェロが設計し,再建させた.形の異なる三つのパラッツォ(宮殿)を線対称(=左右対象)に配置し,それによって生まれた台形状のスペースに幾何学模様を描くことで調和のとれた美しい広場をデザイン