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【西洋建築史】フィレンツェ大聖堂(イタリア)_その3
前回からの続きです.
令和4年の一級建築士試験には,次の知識が問われました.
【問題】◯か×で答えよ
サンタ・マリア・デル・フィオーレ[フィレンツェ大聖堂](フィレンツェ,F. ブルネレスキ,15 世紀)は,直径約31mの中央の大ドームを有し,その東西にある2つの半ドームと南北にある4つの巨大なバットレスで支えられている.
【解説】
問題文の記述は,ハギア・ソフィア(コチラ)の特徴であるため誤り.フィレンツェ大聖堂には,大ドームの東西に2つの半ドームはなく,また,巨大なバットレス(控え柱)もない.
なお,フィレンツェ大聖堂の正式名称は,サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂であり,花の聖母マリアの意味.そのクーポラ(ドーム)は,石積ドームとして世界最大で,その直径は約45mもある.ちなみにハギア・ソフィアの大ドームの直径は約31m.
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【解答】× 続く
【その他,参考となるYou Tube動画】時間のない方は視聴不要
以上
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