UPGRADE with TOKYO第30回を開催しました！（結果速報）

UPGRADE with TOKYO第30回を開催しました！（結果速報）

8月28日（月）に東京都が運営するスタートアップ支援の拠点「TOKYO UPGRADE SQUARE」にてピッチイベントUPGRADE with TOKYO第30回を開催しました。

【UPGRADE with TOKYO 第30回 開催概要】
開催日：2023年8月28日（月）
会場：TOKYO UPGRADE SQUARE
（新宿区西新宿二丁目6番1号　新宿住友ビル25階）
募集テーマ：『水道施設の管理におけるドローン技術の活用』

東京都水道局では、東京都と埼玉県にまたがる地域において、村山・山口貯水池*（多摩湖、狭山湖）を管理しています。

村山・山口貯水池は、安全面などから堤体付近など一部を除いて立ち入りを禁止し、周囲には侵入防止柵や監視カメラを設置していますが、立入禁止エリアへの無断侵入が発生しており、これを抑止する対策が必要です。また、貯水池の周囲に広がる森林では、近年、樹木の病虫害（ナラ枯れ）が発生しており、貯水池を守る森林としての機能を維持するために、効果的なモニタリングが重要となっています。

そこで、最新のドローン技術を活用した監視、モニタリングや貯水池関連施設の点検などを行うためのサービスを募集しました。

※村山・山口貯水池
https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/kouhou/meisho/murayama.html

■期待するサービスの例
遠隔操作による自動飛行ドローンなどを活用した施設の管理に関するアイディア

・貯水池の水面側からの監視等による無断侵入の抑止
・森林のナラ枯れ被害状況等の上空からの定期的なモニタリング
・堤体、取水塔などの施設の定期的な点検や地震など災害時における緊急点検
※対象地内には、周辺飛行場による飛行制限区域及び携帯電話の電波が届かない通信ネットワークが不安定な場所あり

■イベントの様子

優勝は、KDDIスマートドローン株式会社（https://kddi.smartdrone.co.jp/）に決まり、「スマートドローンを活用した水道施設管理　～見る業務の遠隔・全自動化」についてご提案いただきました。

本ピッチにおける登壇企業は以下の5社となります。

■登壇企業
①株式会社空解：https://www.qu-kai.jp/
「ワンフライトで全域監視、森林モニタリング。水道施設の管理におけるQUKAI MEGA FUSION 3.5活用のご提案」

②株式会社リアルグローブ：https://realglobe.jp/
「Hec-Eyeを活用した貯水池・森林モニタリングのご提案」

③株式会社revot：https://revot.jp/
「全自動マルチドローンシステム」

④KDDIスマートドローン株式会社：https://kddi.smartdrone.co.jp/
「スマートドローンを活用した水道施設管理　～見る業務の遠隔・全自動化」

⑤エアロセンス株式会社：https://aerosense.co.jp/
「ドローン（VTOL機）による貯水池の点検及び森林の植生調査」

過去に開催したイベント情報も公式ウェブサイト（https://upgrade-tokyo.metro.tokyo.lg.jp/）にて公開しております。
ぜひご覧ください。