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里帰り出産しない理由 【あと97日】

自己紹介でも書いたが私と夫の実家は宮城にある。社会人になるまで2人とも地元で過ごした。私は宮城がすきだ。ほどよく田舎で、ほどよくなんでも揃っていて、寒すぎもせず暑すぎもせず、「ちょうどいい」がこれほど似合う街はないと思っている。でも、里帰り出産はしないことにした。

両親や親戚との関係も良好だと思う。みんな楽しみにしてくれている。でも、出産は都内ですることに決めた。


私は夫と2人で協力して育児がしたい。
産まれたばかりで私も育児に慣れていない状態を夫に知っていてほしい。
おそらく産後崩壊するであろうメンタルで、夫に優しく子の世話の仕方を教えるなんてたぶん無理だ。私を頼らないでできるようになってくれないと困る。私と夫2人ともが達成感や自信をつけて、これからの長い子育て期間を伴走したい。だから1番不安定な時期を夫と乗り越えたいのだ。
妊娠が分かってすぐ育休取る宣言をしてくれた夫が、現実的に休めそうなのは産後2ヶ月間。その間に育児のベースを固める。これを目標に都内で出産に挑むつもりだ。


両親に里帰りはしないつもりだと伝えたとき、少し残念そうだったのは心残りではある。夫も宮城に帰ってもらってみんなで子育てすることも考えたが、私が夫にも両親にもガルガルしてしまいそうでやめた。できるだけ気を遣わず、泣きたいときや弱音を吐きたいときに我慢しなくていい夫との子育てを選んだ。夫の育休が終わって、子の生活リズムが掴めてきたら実家に帰ろうと思う。見方によっては里帰りも親孝行なんだろうけど、ごめんね父母。これからたくさん帰るから、しばらく2人で頑張らせてくれ。


今日も遅番のシフトで、電車に揺られながらnoteを書いている。夫に連絡したら「今日は生姜焼きにした」と返ってきた。2人でゆっくり家でご飯を食べられるのも、あと何回だろう。子が産まれた後のドタバタな生活を想像しながら、今の穏やかな日常を噛み締めていきたい。

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