【会話の基本】質問が上手になるには 2
クローズド・クエスチョンの連打は危険!?
前回の続きです。
お見合いのシーンで、お互い会話のキャッチボールを意識して質問返しをしたにも関わらず、盛り上がらない例がありました。
A:お仕事ってどんなことをされてるんですか?
B:SEです。Aさんは何をされてるんですか?
A:私は、普通の事務です。
B:事務ですか。
キャッチボールをしようとして頑張って質問したのにね、、、。
SEも事務も、それ以上膨らましようがない一般的な職業だから仕方ないじゃん!!と言われるかもしれませんが、そうじゃないんです!!
まずBさん、「SEです。」で止めないで!!
A:お仕事ってどんなことをされてるんですか?
B:SEです。
------Aさん、SEってご存知ですか?
------○○系のシステム作ってるんです。
------今はほぼリモートで仕事してるんです。
など、何かしら+αで情報を入れてから
「Aさんは何をされてるんですか?」と聞きましょう。
すると、Aさんはその後質問したり反応したりしやすくなるのですよ。
そしてAさん、せっかくBさんが、「Aさんは、何をされているのですか?」って質問を返してくれているのに、
A:私は、普通の事務です。
この返事はちょっと酷ですよ。
これではBさんも膨らましようがない。
なので、この場合は、
A:私は、一般事務なんですけど、
------~~系の会社なので、~~な作業があったりするんです。
------小さい会社なので、結構色んなことやる機会があって(エピソード)
-------結構スタッフの人に助けられてて、良い職場なんですよ。
など、何かしら+αで情報を入れるとBさんも反応しやすくなります。
一般的な職業であっても、会社の特徴、エピソード、同僚の話など
入れられる要素はいくらでもあるはずです。
くれぐれも、
「普通の~~」です。
「ただの~~」です。
のような回答の仕方は避けるようにしましょう。