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なつの栞㉝  お盆休みの静と動

「お盆」は、ご先祖様の霊を自宅にお迎えし供養をします。
先祖や亡くなった人達が自宅に戻ってくる期間です。
離れて暮らしている親族は、この時期に里帰りし供養します。

お盆休みに突入し、高速道路、新幹線、空(航空)の混雑状況が、
ニュースで流れています。

私は、幸か不幸か仕事です。
通勤時間帯の電車は、平日の混雑が嘘のようにガラカラです。
新幹線も上りは空席が目立つ状態です。
近所の公園も、普段は子供たちの元気な声が聞こえていますが、今はガラーンとして、誰もいません。

しかし、東京駅に降り立つと、状況は一変。
スーツケースやキャリーバッグ、リュツクサックを持った人、家族連れ等で、構内、ホーム、新幹線の切符売場や窓口は、溢れんばかりの人でごった返していました。

ぶつからないように歩いても、肩や荷物がぶつかり合ってしまうほどです。
お盆休みと言う連休で、首都圏から、それぞれの目的地へと向かって行きます。

コロナの期間は、人出が少なくガラーンとしていました。
去年に比べたら、活気があって非日常から日常に戻りつつあるのでしょう。

出かけようとしている皆さんは、帰省、旅行、仕事等色々な目的があると思います。
この時期は、日頃の忙しさから抜け出して、ひとときの癒し休憩。
沢山癒され、リフレッシュして、エネルギーを蓄えてくださいね
お盆が終われば、すぐに現実に、引き戻されてしまいます。
蓄えたエネルギーを消費しなければならなくなってしまいます。

私の住んでいるところを中心にして考えてしまうと、お盆の時期は、
都内でも主要な駅、観光地を除き、都会の道路、オフィス街や通勤電車、公園等、日頃混雑し、賑やかなところは、今は静に。
地方都市、観光地、下りの交通機関等は、今は動に。

静と動の変化は、お盆休み、お正月やゴールデンウイークでも見られます。
短期間で行われる静と動の大転換です。まさに風物詩ですね


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