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2024年5月20日 眠気がすごい日


眠い。とにかく眠いです。
ものすごく眠い日です。
でも思い出してみると、昨日も一昨日もその前もひどく眠かったのでした。
眠気がひどい日が続いていると言うのが本当のところです。
入眠する時間が15分から1時間遅くなっているのも原因でしょう。
少しの夜更かしがここまでの眠さになるのです。
今日こそは、早く寝るぞと意気込んだもののもうこんな時間です。早く書き上げなくてはと思うのですが、何せとても眠いのです。

眠いと世界が少し遠く、距離を持って感じられます。
眠い自分と世界は一体でなく、少しよそよそしい感じがあります。
昼寝から目が覚めて「ここはどこだろう。何でここにいるのだろう」と思うその気持ちが続いているような気がします。
だからこそ、捕まえられる感覚というものがあるのですが、
一方で眠気は生活においては失敗やトラブルの元でもあります。

今朝は、通勤している最中に腕が妙に軽いことに気づきました。
いつもつけていく腕時計を忘れています。
軽いおもちゃのような時計です。
それでもつけていないと腕が軽く感じられます。

腕時計がないからといってもさして困らない気もするのですが、
いつもつけているものがないのは何となく不安になります。
家まで戻るには少しばかり歩きすぎました。
えいやっと腕時計を撮りに戻りたい気持ちを振り切ってそのまま進みます。
心配性なところがあるので、いつもあるべきものがないと途端に、そわそわ落ち着かない気分になります。
「それ」がないことで、いつもより何かが悪くなるような気がしてしまうのです。
しかし何度も経験してそれは勘違いだと知っています。
こう言う場合に。1番良いことは、忘れたものそのもののことを忘れてしまうことです。
思い出すと、気になってしまうので、違うことを考えます。
違うこと違うこと違うこと。

最近、読んでみた本の著者がどんな人なのかを調べたら、大学時代の知人にやけに似ており、驚きました。
名前も忘れてしまった人なのですが、友達と並んでこちらをにやにやとみていたことを思い出します。
あれはどういった視線だったのでしょう。
こちらに興味があるとか友達になりたいと言う眼差しよりはぶしつけだった気もします。
珍しいものとして、観察している眼差しだった気がするのです。
今であれば「どのようなご用ですか」と面と向かって聞けるような気もしますが、その頃には、できませんでした。 
その頃に、
知らない人に突然、よくわからないイメージをぶつけられることが結構あり、怖い思いもしていたので何なのだろう…とぼんやり思って考えないようにしていたのでした。
お元気だろうか、いつもつるんで行動していたあのお二人は、別々の道を進んでいるのだろうか、などと思います。
腕にない腕時計よりも、昔の知人のことが気になってきました。
良い調子です。
それからそれからと、また別のことを考える努力をします。

しかしひどく眠く、移動時にもあくびばかりしていました。
現実的なことが考えられず、車窓を見ても、行き交う人を見ても、物語のことを考えてしまいます。
これから書くとしたら?
これをテーマにするとしたら?
この場面から書くとしたら?
昨日小さな物語を書き上げたことで、物語を作り出す機構にエンジンがかかったようです。
仕事に着く直前まであれやこれやと思いついたことを頭の中で転がしていたので
職場でも落とし物をしたり、ずっとぼんやりしていた気がします。
物語の機構が動き出すと、どうしたって日常生活はこうなってしまうようです。
ものがない、ものが落ちる、予定していたことができない、気づくべきことに気づかない…。
しかし、物語の機構を動かすこと、それこそが自分がやりたいと思ってきたことだ、と感じます。
まだまだ、うまくやれませんが、これを動かすために仕事をやっていたのだし、昨年夏の終わりからnote記事を始めたのでした。
生活は生活で回るように成立するまでに時間がかかり、その間に。物語の機構を動かすやり方をほとんど忘れてしまったようです。
小学生のころ、いやもっと幼い頃のほうが、物語の機構を立ち上げ、動かしていくことに手慣れていた気がします。あの頃は、自然とそれができていたのです。
最近は、noteを書き続けることで自分が変わってきたという実感があります。
今取り組んでいることを、根気よく続けていけば、物語の機構を動かす方法を思い出すことが出来そうです。

・とにかく始めたら最後まで書く
・面白くなくても書く
・下手でも書く
と唱えています。
このすごい眠気は、物語の機構が目覚めた、エンジンがかかった故に起きたものであるかも…とも思います。
とにかくあまりにも眠いので…普通の眠気とは思えないほどなのです、
この強い眠気の先に、もっと書ける未来がありますように…と願わずにはいられません。


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