愛とためらいの哲学 【忙しい人のための要約・まとめ】
今回紹介する内容は哲学者であり心理学の研究者でもある岸見一郎さんの『愛とためらいの哲学』の一部分です
▪︎幸せな恋愛をするために大切なこと
・『出会いがない』は言い訳
周りを見渡せば出会いはたくさんあります。最近ではマッチングアプリを利用して付き合っているカップルがたくさんいます
『出会いがないから恋愛ができない』というのは行動しないための言い訳でしかありません
・ライフスタイルを変える
いつも恋愛がうまくいかない人はライフスタイルに問題がある可能性が高いです。この本でいうライフスタイルとは『自分や他人、世界についての捉え方』を指します
例えば、コップに半分の水が入っているとします。『まだ半分もある』と思うか『もう半分しかない』と思うかは物事の捉え方次第ですよね?
もし、今のライフスタイルが恋愛を不幸なものにしているのであればそれを変える勇気を持ちましょう
・相手を愛する努力を忘れない
相手から愛されようとする努力、相手を愛する努力を忘れてはいけません。お互いが恋愛関係にある間はずっとしていかなければいけない努力です
恋愛は告白して受け入れてもらえたらおしまいではありません。むしろ始まりであり、愛というのは続いていきます
相手の好意にあぐらをかいてはいけません。自分も相手もお互いのために努力をし続けなければいずれ関係は破綻してしまいます
・依存しない関係を作る
本当の愛というのは自分は一人でも生きられるが、それでも二人でいた方が同じ経験を共有する喜びを持つことができるという関係です
つまり、お互いが個人として自立しつつ、その上で相手がいた方が楽しいと思えるような関係ということです
本当の愛を知っている人は相手に見返りを求めません
・与える人間になる
幸せな恋愛がしたいと思うのであれば相手から欲しがるのではなく、『相手に与える』人間を目指しましょう
アドラーは『愛を確固たるものにする唯一の方法は、パートナーの人生を豊かにして安楽にするということを学ぶことである』と語っています
自分のこと以上にパートナーの幸せを願って行動していきましょう
・分かり合えない前提で接する
パートナーとうまく付き合っていくためのコツは『そもそも相手のことは理解できない』ということを前提にすることです
長い時間過ごしていると、つい相手のことを完全に分かり合えたような気がしてきますが、どれだけ仲が良かろうと考えていることは全く違います
言葉で確認する努力を怠らなければすれ違いを最小限に減らすことができますよ
・喧嘩は相手への甘え
当たり前ですが、喧嘩はしないのが1番です。『喧嘩するほど仲がいい』という言葉がありますが、実際はそうではありません
そもそも、喧嘩というのは相手への甘えから生まれるものです。パートナーと親しくなるにつれて相手への甘えからつい言葉遣いに配慮がなかったり、拗ねたり無理難題を押し付けてしまったりします
いつも仲直りできているからといってまた仲直りできる保証はありません
▪︎【結論】幸せな恋愛はアドラー心理学から学べる
この本ではアドラー心理学の観点から『どうして恋愛がうまくいかないのか』や『人を愛するとはどういうことなのか』ということについて丁寧に解説しています
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▪︎関連要約記事
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