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つみたて投資の終わり方 100年生きても大丈夫! 【忙しい人のための要約・まとめ】


今回紹介する内容は投資信託クリニック代表のカン・チェンドさんの『つみたて投資の終わり方 100年生きても大丈夫!』の一部分です


👇こんな人にオススメ👇
・積立投資をしている
・投資や株に興味がある
・投資の終わり方について知りたい


▪︎投資の終わり方


①投資の目的は使うことである


資産の取り崩しに関するカウンセリング業務を日々行っている著者であるカン・チェンドさんによると投資と登山は似ており、資産を増やすという登りよりも積み上がった資産を売却してそれを使っていく道のりの方が遥かに難しいとのこと

ここで理解してほしいのは投資の真の目的はお金を増やすことではなく、積み上がった資産を計画的に取り崩して、そのお金を有意義に使うことが重要です

そもそも何のために貯めるのか考えていきましょう




②総資産額は減っていくものだと割り切る


『積み立て』と『取り崩し』は行為としては正反対ですが、規則的にお金を積んでいくか規則的にお金を崩していくかの違いだけです

多くの人は積み立て当初いきなり数万円のお金からスタートせずに毎月コツコツと一定額を積み立ててきたはずです

世の中の状況によって金融相場や市場は大きくアップダウンするのでそれに対して長く投資を続けることでリスクを分散してうまく対応してきたわけですが、取り崩しも同様に市場の乱高下に惑わされず、同じ姿勢を保つことが重要です

しかし、実際には毎年の損益は変動し、さらに投資信託の売却益には当然のごとく税金がかかってくるので実際には資産は目減りしてしまいます




③リタイアに備えて支出を減らす


一般的に退職直前の支出がリタイア後にも反映されていると言われています

退職前に毎月20万円使っていたのであれば、リタイア後も月に20万円ほどの支出になりやすいということです

そこで重要なのが、リタイアするまでに支出のスリム化を図ることです

暮らしの中身をシンプルにしながら、特に毎月支払っている固定費を見直していきましょう




④安全資産とリスク資産に分ける


リタイア後に向けて考えるべきこととして、リスク資産と安全資産の割合があります

投資信託など価値が変動し元本の保証がないものがリスク資産であり、逆に銀行の預貯金や国債などの価値の変動がほとんどなく元本が保証されているのが安全資産です

もし、リスク資産の割合が高いのであれば少しずつ減らして安全資産の割合を増やしていきましょう

例えば、『安全資産:リスク資産=2:8』であれば、徐々に『5:5』くらいの割合にします。具体的にはリタイアまでの5年間くらいでリスク資産を少しずつ解約していき、戻ってきたお金を預金にシフトしていきましょう




⑤リスク資産を1本化する


リスク資産の具体的な整理の仕方については全世界株式インデックスファンドに1本化してしまうことです

投資をこれから始める人に簡単に説明すると、ファンドというのは投資信託のことであり、全世界株式インデックスファンドというのは世界中の株に投資できるということです

その中でもこの本の著者がオススメしているのは全世界株式インデックスファンドのeMAXIS Slim全世界株式、通称『オール・カントリー』です

『オール・カントリー』はこれ1本で日本、先進国、新興国の数千の株式を網羅している投資信託になります

リスク資産をこの『オール・カントリー』1本にまとめてしまうことで資産管理がシンプルになって取り崩し作業そのものが簡単になるというメリットがあります



▪︎【結論】投資の終わり方について学んでいきましょう


積立投資の始め方や資産の増やし方について解説している本は数多く存在しますが、積立投資の終わり方についてはあまり触れられていないのが現状です

ひたすら資産を増やしていくのが生きがいという人もいるかもしれませんが、老後や仕事を辞めた後に困らないように貯めておいたお金を死ぬまで貯める必要はありません

さらに詳しく内容を知りたい人は下記のリンクから購入を検討してみて下さい




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