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免疫は発酵食品でぐんぐん上がる 【忙しい人のための要約・まとめ】


今回紹介する内容は医学博士の金城実さんと発酵プロフェッショナルの作間由美子さんの『免疫は発酵食品でぐんぐん上がる』の一部分です


👇こんな人にオススメ👇
・発酵食品について知りたい
・健康的に過ごしたい
・免疫力を高めたい


▪︎免疫UPには日本食がオススメ


日本食は国内外の研究により、あらゆる生活習慣を未然に防いだり、死亡リスクを低下させるとして知られています。味噌や醤油、お酢、漬物、納豆などの食品は私たちの免疫力を高めて、ウイルスに負けない体を作るための心強い味方になります

しかし、現代の日本では伝統的な日本食よりもパンやステーキなどのファストフードを好んで食べる人が多く、食文化が洋食に変わりつつあります

洋食やジャンクフードが増えた代わりに日本食を食べる機会が減ってしまった結果、多くの現代人がしっかり食べているのに栄養不足という状況に陥っています

私たち人間は食事で摂取した栄養素から体の組織やエネルギーを作りますが、それに必要なビタミン類、ミネラル、食物繊維が足りないため免疫の低下や肥満、高血圧、アトピー性皮膚炎などの病気が蔓延しているのが現状であり、この現状から回避するためには伝統的な日本食を1日1食は食べることがオススメです

食材の成分は単独で力を発揮するわけではありません。ビタミン、ミネラル、タンパク質、食物繊維などが協力して初めてうまく作用します。つまり、いろんな食材から様々な栄養をバランスよく摂取する必要があり、その方法というのが1日1食の日本食ということになります


👇免疫力をUPさせてくれる日本食👇
・ご飯
・具沢山の味噌汁
・納豆
・ぬか漬けなどの漬物
・のり
・焼き魚
・卵焼き


上記のメニューを基本として、体調や好みに合わせてアレンジしていきましょう。日本食は海外の研究者も認める健康食ですが、お腹いっぱいになるまで食べずに腹八分目を心がけていきましょう



▪︎発酵食品の3つの魅力


・栄養が豊富で消化や分解、吸収がされやすい
・腸内環境を整えてくれる
・食べることで寿命を伸ばすことができる


・栄養が豊富で消化や分解、吸収がされやすい

栄養をとるということは食べたものが体の中で消化され必要な栄養素が体内に吸収されることです

つまり、食べたものをしっかりと消化し吸収しないと栄養が摂れたとは言い切れません。とはいえ、発酵食品は本来であれば私たちの体がするはずである分解をすでにしている状態であり、栄養をすぐに摂取することが可能です



・腸内環境を整えてくれる

私たち人間の腸は体の中で最大の免疫器官と言われているほど重要であり、100兆個以上の微生物が存在しています。この腸内の微生物たちが栄養の消化や吸収を手助けしてくれたり、免疫力をい発揮してくれるおかげで病気になることを防いでくれます

発酵食品には乳酸菌をはじめとする腐敗物質を抑制する善玉菌が豊富に含まれており、外から入ってくる病原菌を防ぐ免疫細胞を活性化させてくれます



・食べることで寿命を伸ばすことができる

人間の体の中には限られた量の胎内酵素が存在し、食べたり、飲んだり、運動したり、風邪をひいたりすることで体内酵素を使用したり補充したりしています。寿命が来るということは、この体内酵素を使い切った時であり、消費と補充がうまく循環することで人間は長生きします

つまり、発酵食品を毎日食べることで体内酵素の使用量が軽減されるということです。というのも、発酵食品はすでに微生物によって分解されており、体内酵素を使う必要がありません



▪︎オススメの発酵食品


・納豆
・味噌汁
・醤油
・キムチ
・ぬか漬け
・ヨーグルト
・チーズ
・お酢
・甘酒


・納豆

納豆は冷えたご飯の上にのせるのがオススメです。というのも納豆菌のナットウキナーゼは50℃を超える熱に弱いです。納豆は朝ごはんとして食べることが多いですが、夜に食べることで成長ホルモンの分泌を促進するアルギニンというアミノ酸が美肌やアンチエイジングに効果的です



・味噌汁

味噌汁の具材は、美容やダイエット効果を期待したいのであればごぼうなどの根菜類、生活習慣病予防にはなめこ、二日酔いにはしじみがオススメです



・キムチ

キムチにはビタミンA、B1、B2、B12、C、Kと様々な栄養素が含まれており、ビタミンの主要な成分っであるレチノールには目や皮膚の粘膜を健康に保ったり抵抗力を強めたりする働きがあります。とはいえ、キムチを食べすぎてしまうことでカプサイシンという成分が味を感じずらくさせて粘膜が傷つきやすく胃腸が荒れてしまうので食べ過ぎには注意が必要です



・ヨーグルト

ヨーグルトを食べることで内臓脂肪の減少や腸内環境を改善してくれる効果が期待できますが、効果を最大限に発揮したいのであれば、夜に食べることをオススメします



・チーズ

チーズは大豆やキノコと同じく低GI食品とされており、血糖値の上昇を穏やかにしてくれます。食後にチーズを食べるだけで脂肪をつきにくくしてくれます。というのも、チーズに含まれるカルシウム、ペプチド、ビタミンB2が体脂肪の燃焼を促進してくれます



・お酢

お酢は疲労回復や血糖値の上昇を抑制し、体脂肪や内臓脂肪を減少させてくれる効果があり、ダイエットや美容向きの調味料と言われています。お酢を飲むタイミングとしては食事中か食後です。水やソーダで割ることで酸味がそれほど気にならないのでオススメです



・甘酒

甘酒は『飲む点滴』と言われるくらいに美容や健康に良いとされています。甘酒に含まれるビタミンB2やB6、ナイアシンなどが肌を構成するタンパク質の代謝を促し、代謝が活性化されることで肌の老廃物を取り除き、ハリのある健康的な肌を作ることができます



▪︎【結論】発酵食品を食べて免疫力を高めていきましょう


免疫力を高めて、ウイルスや感染症から身を守るためには『粘膜バリアの機能強化』と『自己免疫のパワーアップ』、そして『腸内環境の改善』が重要です

この3つの要素を満たしてくれる方法として発酵食品が鍵となっており、1日1食の日本食によって免疫力を高めることができます

今日から毎日、発酵食品を食べて免疫力を高めていきましょう




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