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ウノと教育?ウノで鍛える7つの非認知能力③

みなさん、こんにちは。教育アドバイザーの清水章弘です。
「ウノと教育」連載もあっという間に第3回のお届けとなりました。

早速2つ目の非認知能力について、お話ししましょう。
ウノで高める非認知能力。1つ目は「社会性」でした。

2つ目は、「自制心」です。

カードゲームには、ルールがあります。
たとえば、トランプの「七ならべ」というシンプルなゲームでも、「同じマークのカードを数字順にならべる」「パスをしてじゃまをしてもOK」「先に手持ちのカードがなくなった人が勝ち」などのルールがあります。

ウノも同じ。「親の左どなりの人から始める」「同じ色か同じ数字なら出せる」といったルールがあります。

そもそも、ルールはなんのためにあるのでしょうか?
それは、制約があったほうが楽しめるからです。
「なんでもあり」では逆に楽しくありません。
ルールがあるからこそ、「出したくても出せない!」と盛り上がるのです。

カードゲームにはルールがあり、それを守ることで鍛えられるのが自制心。だから、カードゲームで自制心が育つということなのです。

ウノには、それぞれの地域でアレンジされてきた「ローカルルール」という様々なルールがありますが、取扱説明書には公式ルールが書いてあります。
まずは、公式ルールを踏まえましょう。
意外と大人でも知らないルールと出会えて、「知らなかった!」と盛り上がることができます。

7歳から遊んでいただけるウノ
小さいお子さまがウノを始めるときは、ご家族のサポートが大切です。
「この場合は赤か、数字の7が出せるね」と、出せるカードを教えてあげるところから始めましょう。

「あぁ、出せない!」と我慢する力を覚えつつ、次以降のターンで「出せる!」と喜びを爆発させることでしょう。

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ルールという制約の中で、自制心を持って最大限楽しむ。
カードゲームとは、社会生活の縮図と言えるかもしれませんね。

それでは、また次回!
続きはコチラ↓


※記事は毎月第2金曜日に更新します。

この記事を書いたのは・・清水章弘先生

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清水章弘(しみずあきひろ)
東京大学教育学部を経て東京大学大学院修了。
NHK Eテレ「テストの花道ニューベンゼミ」、TBS系「教えてもらう前と後」などに出演、テレビ番組では「赤門の神」と呼ばれる。

朝日新聞、EduA、朝日小学生新聞で連載中。ABCラジオ「清水章弘の合格への道」(金曜夕方5時)ではパーソナリティを務める。著書12冊。



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