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「久野学園校舎お別れイベント」全貌を公開!

1. さあ!はじまる!


令和6年3月10日、午前8時 久野交流センター集合
豚汁準備では、防災用の大鍋の試運転を兼ねて煮込み
給食用パンの受け取り
中学生は、看板作り
会長の「頑張っていきましょう」のあいさつの後、各持ち場に配属

持ち場
 ・給食班
 ・受付班
 ・ペンキ班
 ・チャリティバザー班
 ・子育てサロン班
 ・写真
 ・駐車場班
 ・総合

スタッフメンバー
 ・久野交流センタースタッフ
 ・久野若志会
 ・中学生3名
 ・卒業生24歳2名
 ・コミュニティナース1名
 ・大学生2名

受付の様子

2. ぞくぞくと


さて、当日までどれだけの人が訪れてくれるのか、不安もありましたが、開始時間の30分以上前からちらちら駐車場に車が入ってきました。
駐車場は校庭にあてましたが、もし、入りきらないといけないと想定し、ちょっと離れた待避所に車を移動しました。
それでもなお、開場数時間後には校庭に止まり切れないほどの車がぞくぞくと校門をくぐります。さすがに、そこまでは想定していませんでしたが、さみしいよりは賑やかな方がもちろん良いので、うれしい悲鳴です。
その光景は、(町内で、これだけの台数が集まるのはとても珍しいことなので)思わず、動画をとってしまうほどでした(笑)。

3. 再会


さて、このイベント前約2週間前から取り掛かったことがある。
それは、この久野小学校、中学校でお世話になった先生にお誘いを掛けることである。
その一端は、若志会のIさんが「自分の恩師を呼ぶことによって、友達を誘いやすくなるのではないかと考えている」と聞いたことからでした。

その言葉から想像したことは、より充実した内容にするために、さらなる感動を追加するに欠かせない絆をここに再現すること。

さっそく、私は閉校まで12年子どもが在籍しており、また、閉校時の担任の電話番号を控えていたので、直接連絡を入れました。電話がつながり、懐かしい声が!お別れイベントの話をすると、当時の同僚に連絡をしてくれると嬉しい返事が返ってきました。
私の様子を見ていた、スタッフの一人が、自分が知っている先生に声をかけてくれることに。

そして迎えた当日。
開始前に、校舎内を一巡し、交流センターへ向かう道中、駐車場から手を振っている姿が。。
手を振っていたのは地元の人でしたが、隣にいたのは、約20年前に久野SINWA(スポ少バレー)でお世話になっていたM先生。M先生はこの後、自分の生徒のお別れ会があるとのことで、滞在時間はあまり取れないけれど、懐かしい元生徒から声がかかったので、と来てくれたとのこと。さっそく、開館前から懐かしい先生と再会して興奮気味でイベントがスタートしました。
O会長のあいさつの後、開館になり、続々と列をなして訪れる来訪者。その来訪者に交じり、さっそく懐かしい先生方の姿が見えました。

顔なじみの住民が集まる。お世話になった先生が来る。
あちらこちらで、「久しぶり」「元気だった?」の声が聞こえてきます。
どの顔も笑顔でいっぱいです。

中には、同級生で待ち合わせして、校内を歩く様子もあります。

先生と再会

4. 書く、描く、かく


どれほどの人がペンや筆に手を伸ばしてくれるのか分かりませんでした。
なので、最初の1筆までの時間が長く感じました。
それでも、時間が経つにつれ、手を伸ばす人も。
卒業生が自分の子どもさんに勧めてみたり、少しずつ埋まっていく壁や窓。
やはり、一番多い文字は「ありがとう」の書き込み。
思い思いの色に、日頃書いてはいけない場所、広い画板。
所によっては、壁に同級生の名簿の書き込みも。

5. なつかしきかな給食


本日のメニュー
・コッペパン
・マヨネーズ
・コーヒー牛乳
・豚汁
・ゆで卵
懐かしい給食のパンは現在ほかの学校に出されている給食用の本物。
そして、雲南市の誇る木次牛乳
スタッフ手作りの豚汁
新鮮卵のゆで卵はちょっと皮むきに苦戦
さすがに、給食室では足りなかったので、元校長室や、元職員室を解放し休憩を兼ねた学校気分を味わってもらいました。

給食は大人気

6. アルバムは思い出がいっぱい


学校で記録用に撮りためてあったアルバムを集めて自由に閲覧できるようにしたところ、懐かしい写真に、過去に戻る記憶。
過去の出来事が、思い出とともによみがえる場となりました。

同級生で集まって見ると思い出話で盛り上がります

7. 先生、最後まで、ありがとう


ふと気付けば、イベント終了30分前。
昇降口に行くと、開館時間くらいに再会した先生方がそこに。
聞けば、少し進むと知った人に会い、分かれまた進むとまた知った人に会い。
懐かしい話に花が咲き、校内を一周するのに終了時間までかかったとのこと。
先生(同僚?)が並んで歩きながら「こんどは、出雲で飲みましょう」と和気あいあいと帰られました。
先生が長時間滞在してくださったおかげで、地区の人は懐かしい先生と会うことができ、話しかけることができたことと思います。
そのサービス心(もしかしたら、そうではなかったかもしれませんが)に、深い感謝を感じました。
改めて、『先生、ありがとうございました。』と贈ります。

ありがとうございました!

8. 再会はつづく


スタッフが思いつく「連絡のついた」先生には、直接声を掛けさせていただきました。逆に声掛けをしたいけれど、連絡先の分からない先生は連絡を入れることができませんでした。
それでも、「新聞記事(大東高校生の黒板アート)を見て来ました。」という先生もありました。(お変わりない姿で)うれしかったです。

さて、終了間際に駐車場に入ってきた車がありました。
深く、だれが乗車しているのか注視していませんでしたが、学校の様子を見てから、わざわざあいさつに来られました。
お迎えすると「あっNさん?」との第一声。
子どもがお世話になっていた、当時の校長先生でした。
聞くと、新聞を見てお越しになられたとのことでした。
つい最近。入学?卒業式でいっしょに写っている集合写真(約16年前)に目を通したばかりだったので、目の前に現れた校長先生に、本当にうれしく思いました。

9. やってよかった。協力するっていいね!


写真で振り返ると、みんな笑顔で話が弾む様子や、壁のペイント。
同窓生の面々。
たぶん、若志会のメンバーもスタッフとして動いた思い出もたくさん作れたと思います。
そして、参加者も校舎に最後のお別れとともに、先生との再会というおまけも入って、思い出に残せたのではないかと思います。

O会長曰く、最初は、ただ校舎を開放するだけでよいかなと思っていたが、ここまで大きなイベントは想像していなかったが、みんなが協力し合い、来校者の満足が得られ、やってよかったと感想がありました。

まだ、解体工事が始まるまで1ケ月ちょっとあるようです。
もう少し、校舎を堪能したいと思います。

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