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ありがとうにありがとう

当たり前じゃないことを知っている人

パーソルホールディングス×noteのテーマ
#はたらいて笑顔になれた瞬間をお題にして書いてみようと思って、仕事について色々考えてみた。


あんまり仕事について書くのは好きじゃないんですよね。

なんかしっかりした仕事論とか理論とかを主張するこが嫌だというか、ちょっと恥ずかしいというかね。


真面目に話すことが苦手なのでいつも茶化したり、ふざけたりすることが多いんだけど、今日は少し真面目に書いていこうと思います。


働いていて、笑顔になれる瞬間ってなんだろうかなぁ~って考えていたんだけど、そんな瞬間ってあるかなぁ。仕事は楽しいけど、笑顔になれるほど楽しいことってそんなにあるような感じはないんだよなぁ。


って思いながら仕事をしながら考えていたんですが、
不意にその瞬間を見つけたんですよね。

全然気づいていなかったですけど、その瞬間って笑顔になるんですよね。なっちゃうんですよね。


ボクは人生の半分近くの時間をサービス業という職業に身を置いている。それは人と携わることが好きなことが大半を占めているんだけど、サービス業で働いていると、色々なお客様にお会いする機会があるんですよね。


色々なお客様とはいいましたが、様なんてつけたくないわ~って思う人もいるわけなんですけどね。

「お客様は神様です」って言葉だけが一人歩きして、
お客様が偉い、お金を払っているんだから上からいってもいいみたいな感じがあるんですよね。


元々、「お客様は神様」というのは、
1961年に演歌歌手である三波春夫が漫談家の宮尾たか志との会話の中で生まれた言葉といわれています。

三波春夫は、昭和を代表する歌手の一人で、
1970年に大阪で開催された日本万国博覧会のテーマソング『世界の国からこんにちは』を歌ったことでも有名ですよね。


「お客様は神様」という言葉には、
「お客様を歌によって、芸によって歓ばせたい想いが込められているそうです。そのためには余計な考えを捨てて、真っ白な心にしなければなりません。それは、まるで神様に祈るときと同じような姿勢です。」

このような意味で、三波春夫さんは「お客様は神様」という発言をしました。言い映えれば、日本人が持つ「おもてなし」の精神をわかりやすく言い表した言葉なわけです。

ということで、決して「お客様が神様」ではないのです。そうにも関わらずに言葉の意味も、言葉が示している真意を知らないのに、上辺だけで振る舞う人が多いんですよね。


おっと、本線から話がズレてしまった(笑)
伝えたかったことはここではなくて、そんなお客様だけではないってことなんです。

サービス業に長く勤めていると、数えきれないくらいの「ありがとうございます」を言います。

一日に100回ありがとうを言ったとして、
一年で36500回のありがとうになります。


何回も何回も言っていると、それが当たり前になっていくんですよね。漫才の締めの「もうええわ!」みたいに言えば終わるって感じになってしまっている日とも中にはいると思いますが、ボク自体もこの人に言いたくないわ~って思うこともあるんです。

そんな中で、気づいたんですよね。

お客様に「ありがとうございます!」って伝えたあとに
お客様から「ありがとう」とか「ありがとうございます」って言ってもらえると、あぁ~よかったって思うんですよね。


すごく気持ちのよい「ありがとうございます!」とお客様に言ってもらえたときに、はたらいて笑顔になれた瞬間ってこういうことだなぁ~!って。

サービス業なので、お客様に「ありがとうございます」はいいますけど、お客様から「ありがとうございます」って言われることは多くはないんですよね。

なので、そう言ってもらえた瞬間が幸せで、
こういうことを味わいたくて、この仕事をしているだなぁ~って感じたんですよね。


皆さんも店員さんに「ありがとう」とか「ありがとうございます」って言ってみるといいですよ!

店員さんは表情には出さないかもしれませんが、やっぱり「ありがとう」って言われると嬉しいはずなんで。


ありがとうにありがとうで、みんながみんなに感謝していられるって素晴らしいと思うんですよね。


ということで、今回はパーソルホールディングス×
noteのテーマ#はたらいて笑顔になれた瞬間について、書いてみました。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
それではまた。




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