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丸く丸く大きくなるんです

世界でも珍しい

マリモって知ってますか?

北海道では道東にある阿寒湖に生息する丸い藻です。
それ以外にも富士五湖や琵琶湖などでも見られる毬状態の藻なんですけど。


以前テレビで見たときにはアイスランドのミーヴァトン湖でも見られるという話で、子供ながら勝手に日本だけにあるものだと思っていたので、驚いたのを覚えています。


ただ、水質汚染などが原因でミーヴァトン湖のマリモは絶滅状態になってしまったということで、阿寒湖が唯一のマリモの群生地ということのようです。


そもそも、マリモってなにもの!?

マリモは淡水性の緑藻の一種で、球状の集合体を形成されていたりするんですが、球状体一つがマリモの一個体単位というわけではなくて、この球状体を構成する細い繊維―糸状体がマリモの個体としての単位となります。


よく目にする球状のマリモは、
生物学的にはマリモの集合体ということになるわけですね。

多くの生息地では、マリモは糸状体の形態で暮らし、球状の集合体を作らないんですって。
見た目は柔らかそうなんですが、実際に手で触れるとチクチクとした感触があり、硬いんですよね。


マリモというのはちゃんとした和名で、
1897年―明治30年に札幌農学校、現在の北海道大学の植物学者・川上瀧彌が阿寒湖の尻駒別湾で発見して、その形から「マリモ」という名前を付けたんです。


マリモがマリモ、丸くなるのは、
阿寒湖という場所だからこそだといわれています。

大きくは2つの要素が偶然にも重なったためで、
1つ目の要素は、阿寒湖には浅瀬が多いこと。

マリモは植物なので、その成長には太陽の光が必要になります。水深が浅い方が太陽の光が届きやすいので、マリモは大きくなりやすいこと。

2つ目の要素は、阿寒湖では日の長い夏場に強い風が吹くこと。

この風と浅瀬が生み出す絶妙な波の力により、マリモはその場で回転することが出来て、満遍なく太陽の光を浴びられることで丸く成長すること。

以上のことがマリモがマリモとして丸く大きく育っていける大切な要素なんですね~。


マリモは国の特別天然記念物に選ばれていて、
それに選ばれた日が1952年の3月29日。

そのことにより、3月29日はマリモの日です。


マリモってお土産屋さんとかでも売っていたりしますよね!?あれは………。あれはね………。マリモといえばマリモなんですけど。


あっ、ちょっと電話が来たので話の続きはまたいつか……。ね、知らないほうがいいこともあると……
思いますので。


最後にお知らせを。

特にスキを集めました。

note公式のテーマから#新社会人に伝えたいことをお題にして書いた記事、「赤い彗星」が先週、皆さんたくさん読まれて、スキをもらえたようです!

ありがとうございますm(_ _)m

もうひとつもらえたので、そちらも。

#生活でもらいました。

結婚式の誓いの言葉みたいなことをもう少し身近な感じで~って書いた記事「一緒に食べて、一緒に眠る」が
#生活でたくさん読まれて、スキをもらえたようです!

こちらもありがとうございますm(_ _)m

これからもよろしければご覧下さいませませ。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
それではまた。




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