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ニュートラルから前進へシフトする

事業経営とは、そして、その盛衰とは、一体如何なるものによるのか?

アンリミがカウンセリングを事業とし、世の経営者の方々へご提供を開始し36年という時間の中で実感するところがある。

実感 1、

先ず、事業には様々なものがある。製造・流通・販売・建設・サービス・IT等々。そして、事業規模も様々だ!ただし、それらの事業を推進しているのは、皆組織である。そして、その組織の内実こそ人間である。経営の最前線で指揮するトップリーダーも人間。同じく、現場の最前線で働き戦っているスタッフも人間。つまり、このトップをはじめとする人間の存在(数ではない!)と組織の実態(大きさではない!)こそ、事業経営の盛衰を決定付けている。結局は、全てが金(売り上げや資金繰り)を発想の中心にし、最も大事な人間(自分自身を含めた)を見失ってしまう!

実感 2、

次に、経営とは云っても、それらは商品や設備、営業戦略や企画・開発・展開といったものだけでは決してない!経営の中枢を成す幹部の意思や価値観、そして一人ひとりの関係性が、経営に極めて大きな影響をもたらしている。なにより、中小零細であるが故の、発展阻害要因もある。実際には、親子・夫婦・兄弟(親族)といった人間関係の内実が、経営の数字・結果に現れている場合が、実に多い。私は、親族・同族の経営を否定しているのではない!そこには、単純ではあるが解し難い、正に難しさと、だからこそ経営の根幹を成し、且つ又、意思の統一と方向性の根本ともなる”哲学の共有”の大事さを痛感するのである。

実感 3、

事業盛衰の因は、正に一言では言い表せないことは承知している。あえて、その部分要因ではあるだろうが、”徳”という、目には見えないが、確かに盛衰を左右し、いざという状況になって、その”徳”の存在を考えることがある。それらは、ありきたりの日常にあることが多い。経営上の取引先との関係性や仕入先への何気ない配慮(プラス・マイナス)ともなっていたりする!また、経営上だけではない、常日頃の言動や振る舞い(エゴ・ヒューマニズム)、営業上の”得”以上に、”徳”を大事にしているか?否か?が、事業盛衰の最終的要因であることを感じることがある。

以上。ニュートラルな8月も後半戦に入った。いよいよギアを入れ替えよう!

さて、今一度、「生活を根本から改める」という”ギア”に入れ、理想を目指し突き進みたい!!!

今年の夏は大雨による甚大な被害にみまわれている。

どうかくれぐれもご自愛ください!


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