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世間一般的にこうだと思われてることにこだわらなくても2人が良ければいいじゃんの人

もしもあなたにピアノが弾けたなら、あなたはどうしますか?
愛する人に、愛の曲を作って贈りますか?
愛ってなんですか? 愛は愛です。どうして形のないものに愛ってつけたんですか?
愛☆謎・です。
私には20代のときに10年付きあっていた女性がいたのですが、うっかり別れてしまいました。そのまま結婚しようと思ったことはあったのですが、うっかり別れてしまいました。
確かに、私はその時にうつ病になり、失業して、実家でひきこもっていた30過ぎの中年が、そんなに魅力的とも思えず、自分にも私には自信がなく、そうですね、端的に言って、シンプルに言って、素直になって、どちらかと言えば、彼女のほうから離れていったというよりも、私は自分から自分の人生が手に負えなくなって、それに相手を付きあわせているのが、あの人を巻きこんでしまうのが、なんならそれによって相手を悲しませたり、苦しませたり、後悔させたりしたくないと思って、別れたんです。
でもね、今思い返せば、あの時にうんとこどっこいしょって踏ん張れなかった私が悪い。
そうだね。そして、それから10年も経ったであろうある日、ある書道家さんのあるワークショップ参加ツイートで、その彼女の名前を見かけるのであった。。。(続く)
というわけで今宵この時、無名人インタビューお楽しみくださいませー!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】

今回ご参加いただいたのは あや さんです!

現在:すごく苦しかったのは、「愛している」というのと「そういうことをする」ということが同じだと思っていたことですね。「愛してるならするべき!」みたいな。

花梨:あやさんは今何をされている方でしょうか?

あや:私は、本業で正社員として仕事をしながら、別でいくつか副業をやってます。

花梨:それぞれどのようなことをされているんでしょうか?

あや:本業では、営業やマーケティングをメインでやっています。
副業では、企業向けには営業支援やマーケティングのアドバイスが多いです。
個人向けには、コミュニケーションの相談アドバイスをやっています。
最近は恋愛関連のコミュニケーションの相談が多いです。
例えば、マッチングアプリや結婚相談所で恋活・婚活をしているけど、なかなかうまくいかないというような。
そういうお悩みに対して、こういうふうにした方がいいよみたいなアドバイスをしています。

花梨:それぞれ、どれくらいの割合で日々お仕事をされていますか?

あや:本業はフルでやっています。
副業は今までは企業向けの割合が多かったのですが、コロナ前後のここ2年ぐらいで、恋愛系の相談がすごい増えて、今そっちの割合も多くなってきてるっていうような状況ですね。

花梨:なるほど。恋愛の相談というのは、2年前ぐらいから始められたことなんですか?

あや:そうですね、はい。それで言うと結構前ですね。
学生時代から、カウンセリング療法のお手伝いをしたり悩み相談を聞いたりアドバイスをしたりというのをやってたんですけど。
そういう、クラウドワークス的なCtoCサービスでやりだしたのが2年ぐらい前ですね。
それまでは紹介などで実際にお会いしてやることが多く。
プラットフォームで恋愛に特化してやったのは2年ぐらい前ですね。

花梨:何か趣味はありますか?

あや:なんかあんまりなくて。恋愛相談しているのが本当に楽しいんですよね。
人のお話しを聞いてそれに対してお話しをして。
結果、それで笑顔になっていくということが嬉しいですね。
なので趣味は特になく、探し中、試し中です。

花梨:ちなみに、どんな趣味を試されているんですか?

あや:本読んだり、楽器をやったり、体を動かしたり色々ですね。

花梨:なるほど。趣味を試される時は、どんなことを基準に決められてるんですか?

あや:まあ自分が興味あるようなこととか、人がやってて良いかなと思ったものとかそういう感じですかね。

花梨:ご自身の性格に関しては、どのように感じていますか?

あや:どっちかっていうと直感とか感情で動くタイプなんですけど、なんだろう、今のパートナーと出会って、少しはそういうなんだろう、客観的に見れるようになったかなとは思います。

花梨:直感、感情で動くって、例えばどういった場面で実感されます?

あや:起業したり、自分でビジネスを作って売り込みに行ったりとか、そういう場面ですかね。
周りからすごいと言われるのですが、あまり計画を立てないでとりあえずやってみただけなので、全然すごくないんですけど。
学生時代からやっていましたから。
なので、ビジネスパートナーに9000万円程持ち逃げされてしまったこともあるので、締めるところは締めないといけないですけどね。

花梨:これだったらいけるという感覚は、根拠があるものなんですか?

あや:私はあると思ってるんですけど。
普通の人からすると感覚は違うかもしれないですね。

花梨:直感で動く部分に関しては、ご自身ではどう評価されていますか?

あや:行動力があるのはいいなって思っています。
準備や確認とかは、しっかりした方がいいのかなと思ってます。

花梨:対して、パートナーの方と出会われてから客観的な部分が出るようになったという話でしたが、客観的というのは、具体的にはどういったことを指していますか?

あや:客観的っていうか、メンタルが安定したというか。
感情で動いていることに気付けたっていう感じですかね。
なんだろう、男女の仲って普通そういうもの。
ロマンチックで感情で色々動いた方がいい、それが恋愛だって思っていたんですけど、相手は全然違う、合理的に判断する人だったので、それに気づけたという感じですかね。

花梨:気づけたことは、あやさんにとっては良いことでしたか?

あや:そうですね、非常に良いことだと思いますね。

花梨:気づいて、変化した部分があったんですか?

あや:感情で訴えることは少なくなりました。
要は、泣けばこうしてくれるかなとか、怒ればしてくれるかなとかそういうのは少なくなったと思います。

花梨:周囲の人からは、ご自身の性格についてなんと言われることが多いですか?

あや:明るいとか行動的とか、そう言ったことはよく言われます。

花梨:それは、ご自身でもそう感じますか。

あや:そうですね。相手に対しては基本そうかなと思いますけどね。

花梨:そしたら明るいねって言われることに関しては、プラスかマイナスかでいうとプラスになってくるんですか?

あや:そうですね、はい。

花梨:親しい人、それこそパートナーの方からは、性格に関しては何と言われることが多いですか?

あや:同じですね。
付き合いが深くなると、こだわるところはこだわるとは言われますね。

花梨:どんなところにこだわることが多いんですかね?

あや:なんだろう、仕事に関することかな。
自分の中で仕事のプライオリティは高いので
あとは、美容や健康に関しては、「こうしたい」みたいなものはありますね。

花梨:例えば、どういった「こうしたい」があるんですか?

あや:アレルギー持ちなので、なるべく健康的な食事をするとか午前中は白湯を飲もうとか、小さなことですけど。

花梨:最近楽しかったことって何かあったりしますか。

あや:えーっと、実家に帰ったことは楽しかったです。家族と一緒にいれたので。

花梨:現在のパートナーの方とは結婚されて大体どれぐらいになるんですか?

あや:2年ぐらいですかね。

花梨:今、お2人で過ごされてみてどうですか。

あや:わりかしハッピーですね。
要はさっき言った、メンタルは安定したし、考えるポイントが全然違う視点で考えたりするので、すごい自分にとってプラスですね。

花梨:考えるポイントが全然違うことを実感したエピソードはあります?

あや:例えば私って以前は「仕事が自分の人生の全部」みたいな考えでした
仕事のプライオリティがすごい高かったんですけど
彼はそうではなくて。
自分のプライベートな時間とか、そういうものも大事にして、あんまりなんか、出世とか全然考えない、むしろ出世したくないっていう人なんですよ。
そして、今しか考えないみたいな
あまり過去のことにもこだわらないし、未来に対しての心配とかもあんまりしなくて。
私は結構過去のことを思い返しちゃったりとか、未来に対してこうだから今頑張らなきゃみたいな考えをしていて。
今を楽しめないみたいな感じでした。
そこが全然別の視点で楽になったなって思いました。

花梨:ご自身と真反対の考えを持っている事に関しては、最初どのように感じましたか?

あや:「こういう人いるんだ」ってちょっとびっくりしました。
それでも結婚してからなんですけど、わかったのは。
目標を立てたことがないって言われて。
私は毎年目標を立ててそれを達成するにはどうしたらいいのか、みたいなことをずっとやってきたので、すごいびっくりしました。

花梨:今は割と違いを認められている印象を受けたんですが、どういった受け入れ方をしていたのでしょうか?

あや:最初もびっくりしただけで、それが嫌とは全然思ってなくて。
なので、すごい全然別のことを考えられる人新たな視点をくれる人だなと感じました。

花梨:なるほど。逆に、困ったことって何かありますか?

あや:それで一つあるとすれば。
体の関係が今まで1回もないんですよ。
困ったっていうか、あったらいいなっていう感じですかね。

花梨:お付き合いされていた頃からですか?

あや:そうです、付き合ってる頃からで。
もちろん、試したことはありますよ。
でも、おそらく彼はそういう経験でうまくできたことが1回もなくて。
だから、私とでもうまくいかなかったことが何度かあって。
男性ってなんか、結構もうどうしていいかわかんなくなっちゃうっぽくて。
多分もう苦手意識が刷り込まれちゃうんでしょうね。

花梨:ご自身ではどうされていきたいですか?

あや:そうですね、なんかまあ、何かのタイミングで、5年とか10年後ぐらいでできたらいいかなぐらいで。
チャレンジしようとして、何度かそれで喧嘩しちゃったりとかもあったので。
だから、あんまり私の価値観や世間一般的な価値観、「愛しているならするべきだ」というような。
そういうのを押し付けない方がうまくいくんじゃないかなと思って。
「できたらいいよね」ぐらいにしか考えてないです、今のところは。

それで、私が勘違い、勘違いというか認識を誤っていたことがあって。
すごく苦しかったのは、「愛している」というのと「そういうことをする」というのが同じことだと思っていたんですよ。
「愛してるならするべき」みたいな。
でも、彼もそうですが、そういう考えじゃない人も世の中には全然いっぱいいて。
好きは好きですと。
でも、「できないです」という人も世の中にはいるので、それが理解できたら、そんなに大丈夫だったっていう感じですかね。ノンセクシャルやアセクシャルの方も一定数いらっしゃるじゃないですか。

花梨:パートナーの方と最近そういうお話されたりします?

あや:そうですね。気持ちを伝えることはしますね。
仕事が忙しくなっちゃうと、それどころじゃない感じになるので、そういう時はしませんが。
仕事が落ち着いたタイミングで何回か話しました。
その時は、例えば「子供がどうしても欲しい」というのであれば病院行こうとなるけど、「子供は別にいい」という状態なので、病院に行くまで、そこまでじゃないよねというお互いの考えを合わせることができた感じです。

相手が、恋愛っていうか人と付き合った経験もほぼないので。
なので、日常的にキスやハグをしないタイプなんです。
だから、なるべく私からしてよと伝えるようにはしています。
その辺の仲がよければ、できたらいいなぐらいに考えています。

花梨:そうしたら、今はお二人の妥協点を模索しているというか。

あや:そうですね、はい。
これから私のホルモンバランスが変わって、そういう欲が出てきてしまったら、変わるかもしれませんが。
今のところそういった感じでもないので。
あとはなんかまあ、いつか少しできたらなぁぐらいですね。

過去:結構諦めるようにしました。あんまりこだわらないことにしました。こだわりが強すぎるって言われたので。

花梨:幼少期、あやさんはどんなお子さんでしたか?

あや:小さい頃は明るい子供でした。
小学校ぐらいからちょっとだけ人見知りになって。
内弁慶っていうか、家の中とかと結構喋れるんだけど、外の人とかはちょっとおとなしいって見られるみたいな感じ。

成績はクラスの中で2番目ぐらいでした。
田舎だったので、特別に勉強ができたとか頭が良かったわけでは無いですよ。

なんでしょう、習い事をたくさんやっていたり、少し言葉遣いが丁寧だったりで、お嬢様ってからかわれたりしていたのは、ちょっと嫌だなっと思っていました。
「真面目でおとなしい」と見た目の印象ではよく言われました。
実際はそんなことはないのですが。

花梨:明るいというところから、小学生時代おとなしいねって言われるようになったのには、きっかけがあったんですか?

あや:おそらくちっちゃい頃って他人と自分の区別がついていなくて、思ったことをそのまま喋っていたんでしょうね。
小学校に入る頃に社会というか、世の中って自分と他人って違うんだなっていうことが分かる時期なのだと思います。
それで少し、外ではおとなしくするっていうだけで、根本は何も変わってないんだと思います。

花梨:そうしたら、小学生の頃も、例えばご家族とは話されていたんですか?

あや:はい、よく喋っていました。
友達も仲いい子とはよく喋りましたから。見た目の印象が少しおとなしく見えたんだと思います。

花梨:大人しいと言われることに関しては、いかがでした?

あや:そこまでめっちゃ嫌ではないですよ。
でも、中学生高校生ぐらいになってくると、なんかおとなしくて真面目だねって言われるよりも、垢抜けてるっていうのかな、「校則を破ってでもおしゃれしてる子の方がモテそう」みたいな。
それぐらいじゃないかな、それに対してめちゃくちゃ悩んでたとかはないです。

ただ、すごく真面目ではないのに真面目に見られていたので、そこは変えたいなっていうのは思っていて。
メイクしたりとか、ミニスカートにしたりとか、そういうことはしていました。

花梨:ちなみに、習い事はどういったことをされていたんですか?

あや:体操教室スイミングスクールピアノバイオリン、そういうものをやっていました。

花梨:そうなんですね。それは、ご自身から始められたものですか?

あや:全部親です。

花梨:そうなんですね。習い事はやってみていかがでした?

あや:楽器は好きだったので楽しかったです。
水泳は嫌いだったのですごく嫌だったんですけど。
やめるという選択肢がなかった、思いつかなかったので。ずっとやっていました。

花梨:それぞれどれくらいの期間されていたんですか?

あや:ピアノは何年だろう、幼稚園からやって、高校3年生ぐらいまで。受験で途中途中やめましたけど。
スイミングスクールも、幼稚園から受験で塾に行くまでやっていて。
バイオリンは、小学校3年生ぐらいから高校3年生ぐらいまで。
受験で休みましたけどやっていた感じです。

花梨:中学生の頃はいかがでしたか?

あや:私は背が小っちゃかったのでずっと3歳ぐらい幼く見られていまして。
中学生高校生になると大人っぽく見られたくて。
それで、ヒールを履いたり、ミニスカートにしたりということはしていました。
校則が厳しい学校だったので、その中でできることって限られていましたが、放課後にミニスカートにするとかですかね。

花梨:大人っぽく見られたいというお気持ちは、それ以前から持たれていたものでしたか?

あや:そうですね。小学生ぐらいの頃から、3歳とか5歳とか下に見られるので。
それで、大人っぽく見られたいなっていうのはありました。

花梨:中学時代を今思い返すと、どう思いますか?

あや:もっとちゃんと遊べばよかったなと思っています。
塾にも行ってて、部活も週4でやって、習い事もやってたので。
基本遊びに行くっていうのは、すごく特別なことで何かあったときに行くものでして。
校則で授業や部活が終わったら寄り道はしてはいけなくて、そのままおうちに帰ることが決められていたので。
放課後は遊んではいけない学校だったんです。
まあ週4で部活があり、習い事もやっていたから遊びに行く時間はあまりなかったのですが、もうちょっと学生のときに遊んでおけばよかったなっていうのは、今になって思うことですね。

花梨:割と忙しい生活を送られていたんですね。

あや:そうですね、勉強はほとんどしていなかったので成績は悪かったです。
授業は真面目に出席していて成績が悪いんだったら、もう少しやり方があったのかなと今になれば思いますけど。

花梨:高校生の頃はいかがでしたか。

あや:中高同じですね。

花梨:中学校から高校にかけて変化したことはありました?

あや:そうですね。中高一貫校で同じ環境だったのであんまり変わらないですね。
高校生の方が自由になることは増えましたね。

花梨:学生時代で、何か印象に残っていることはありますか?

あや:学校外のお友達がいる生徒って少なかったのですが、私は学校外のお友達に出会って。
ディスコやらクラブやらいろいろ連れていってもらって、大学生や社会人の方と遊べたのは面白い思い出だなと思います。

花梨:ありがとうございます。高校以降はどんな進路を歩まれたんですかね。

あや:大学に行ってバイトして就職して、みたいな感じです。

花梨:大学生活はいかがでした?

あや:大学ではとにかくバイトがしたくて、バイトしてました。

花梨:バイトはどんなことをされていたんですか?

あや:色々やってましたけど接客業が長かったです。

花梨:バイトをやりたいという気持ちは、どうしてあったんですか?

あや:高校が厳しくてバイトが禁止だったので。
なので、バイト自体にすごい憧れがありました。

花梨:実際、バイトをされてみていかがでしたか?

あや:すごい楽しかったです。
同じぐらいの年齢の、全然別の環境のお友達がたくさんできるので。

花梨:大学卒業後は就職されたということでしたが、最初に就職された会社ではどんなことをされていました?

あや:大体営業です。

花梨:どういった企業でどういった営業をされていました?

あや:マーケティング系の企業です。

花梨:最初に働き始めたときはどうでしたか。働いてみて、生活とか。

あや:そうですね。
生活が一変して。過食症みたいになりながらやってました。

花梨:その後の結婚生活のお話も聞いていけたらと思うんですけど、パートナーの方と出会われたのはいつ頃でした?

あや:3、4年前ぐらいですかね。

花梨:それは、どういったきっかけでしたか?

あや:マッチングアプリで。

花梨:それは、この人いいなみたいな感じで、ですかね?

あや:そうですね。10ヶ月ぐらいやっていて、会えるんだけどなかなか結びつかなくて。私は元々すごい一つのものにのめり込むタイプで、やるときにすっごい力を入れてやってしまうタイプで。働き方や考え方や行動パターンがすごい0、100なんです。極力気を付けるようにしてますけど。

なのでその時も最初の半年はのめりこんじゃったので、そのあとは意識してエンジンを緩めて「もうそろそろやめようかな」ぐらいでやっていました
それでも相手は「グイグイ来るな」って思ったらしいので、そのくらいの力の抜け具合が良かったのかもしれないです。

花梨:マッチングアプリからというお話でしたが、実際に会われたときの印象はいかがでしたか?

あや:写真よりもいいなって思いました。

花梨:なるほど。どうしていいなって思ったんでしょうか?

あや:好みのタイプというか。
大体写真が、奇跡の1枚を載せる人とかもいて、結構あれ?みたいな人もいるんですけど。
写真と同じぐらいか、なんかちょっと写りが悪いというか、好みじゃなさそうな感じの顔の写真もあったのですけど、会ったときの方が良かったですね。
だからあんまり写真を撮ることに慣れてなかったのかもしれないですね。

花梨:なるほど。どれくらいお付き合いをされて結婚に至ったんですか?

あや:やり取りしたのが半年ぐらいで、6回目のデートとかで付き合おうってなって。
そこから8ヶ月ぐらいかな、8ヶ月ぐらい同棲して半年くらいで結婚とか、大体それぐらいな感じです。

花梨:お2人で生活されてみて、いかがでした?

あや:お互い一人暮らしが初めてだったので、一人暮らしというか実家を出るのが初めてだったので、それが大変でした。

花梨:どういったことが大変でした?

あや:部屋が狭かったりとか。単純に家事、掃除洗濯が大変だったりとか、ですね。

花梨:大変だったことは、どう解決されていったんですか?

あや:結構諦めるようにしました。あんまりこだわらないことにしました。
こだわりが強すぎるって言われたので。
たしかにちゃんとやらなきゃって思うタイプなので。
そうしてしまうとつらいので、できないことは諦めることにしています。

花梨:現在のお話から、何かを言われたときに、否定するというよりは割と受け入れるような姿勢がある印象を受けたんですが。それはどうしてなんですか?

あや:なんでなんでしょう。人に影響されやすいのかもしれないですね。

花梨:影響を受けるということは、ご自身でどう思っていますか?

あや:いいものがあれば取り入れればいいと思っています。

花梨:そうしたら、半年経って結婚に至ったと思うんですけど、そのときはどういった流れで結婚することに決めたんですかね。

あや:ダラダラ続けてもしょうがないなと思ったので、ある程度の期間で区切りたいと思っていて。
それで結婚しないんだったら他の相手見つけようと思うし。
なので「どうするの?」と聞いたら相手が「結婚する」って答えた感じでしたね。
生活してみて「なんとかなるな」って思いました。

花梨:結婚されて何か変わった部分はありました?

あや:考え方がだいぶ変わりました。
仕事100%にならない考え方、今を楽しむ考え方があるんだなと。
全ては変えられないですけど、そういう視点もあるんだなと、取り入れられた部分かなと思います。

花梨:過去のことで他にお話しておきたいことがあれば聞いているんですが、いかがですか?

あや:それで言うと、彼と会う前に結構な大恋愛したんですよ。
両親にも会わせて結婚指輪も決めていたんです。
今まで会った中で本当にすごいお互い大好きみたいな感じの大恋愛をして。
で、失恋してっていうのはありました。

花梨:その方とは、どれくらいお付き合いされていたんですかね?

あや:1年半とか、2年いかないぐらいですね。

花梨:結婚しないっていうところに至ったのはどういった過程があったんですか?

あや:もう少し自分のことを怒ってほしいという理由でした。

花梨:怒ってほしい、ですか?

あや:例えば、デートに遅れてきたとして、仕事の関係で。私も背景は理解しているので仕事がすごく忙しいという。だからしょうがないなとは思って。言っても機嫌悪くなるかもしれないから言わなかったんですけど。
その辺をちゃんと怒ってほしいみたいな、そういう感じでした。

花梨:それは、お付き合いされていてよく言われていたことというよりは、結婚を考えてる段階で言われたということですか?

あや:じゃなくて、別れましょうというときに理由を聞いたら言われたっていう感じです。

花梨:なるほど。そしたらよく言われていたことではなかったんですね。

あや:別に怒ってくれとは言われてないので。

花梨:それを聞いたとき、あやさんはどう思いましたか。

あや:じゃあどうすれば良かったのか、よく分からなかったです。

花梨:そうなんですね、なるほど。それからしばらくして、今結婚されている方と出会ったっていう流れですか?

あや:それからしばらくして、色々と恋愛に迷って。付き合うハードルをむちゃくちゃ下げて、すんごい変な男に引っかかったりとかして。
それでマッチングアプリをして、色んな人とデートして、ようやく出会ったみたいな感じです。

未来:世間とか一般的にはこうだと思われてることにあんまりこだわらなくても、2人が良ければいいじゃんみたいな感じ。

花梨:5年後、10年後、あるいは亡くなるときまで想像してもらって、未来についてあやさんはどういったイメージをお持ちですか?

あや:子供をつくらないっていう、今のとこつくらないという選択をとってるので、今のパートナーとずっと仲良く楽しく暮らしていきたいなって思ってます。

花梨:パートナーの方と将来こういったことをしたいとか、こういった生活をしたいっていう、具体的なところは何かありますか?

あや:都会の近く東京なんとか市とか、千葉埼玉神奈川とか、それぐらいのあたりで、都心に出やすいところに住んで。趣味とかやりつつ、楽しく過ごせてたらなぐらいしか考えてはいないですね。
ただ私は何かしら、社会との繋がりっていうか、まあ仕事なのか、そういうのはずっとしていたいなと思います。

花梨:社会との繋がりで、こういったことをしていきたいという考えは何かありますか?

あや:うーん、まあ社会が何を必要としてくれるかによるので。
私がいくらやりたいと思っても、それによって対価が得られないとなので、自分が好きで得意なことでお金がもらえたらいいなって思います。

花梨:それこそ冒頭で、本業も副業も様々やられているとおっしゃっていましたが、今やっていることに関しては、何か理想はありますか?

あや:そうですね、こういうことをやれたらいいよねっていう、話をしている人はいて。
その人達とうまく仕事ができたらいいなとは思います。

花梨:ちなみに、どういったことをお話されてるんですか?

あや:地方創生や中小企業支援などです。

花梨:今言っていただいたことが全て実現したとしたら、ご自身の中にはどんな感情が生まれそうですか?

あや:そうですね、もう少し未来に対して不安になることなく、今を楽しめるのかなとは思いますね。

花梨:今、未来に対して持っている感情で言うと、〇〇が何割、△△が何割みたいな形で表すとすると、どうなりそうですか?

あや:老後の介護問題がすごい不安です。実際、今ずっとなんですけど、うちの父親が難病でずっと介護してて大変なので。それがすごくずっと不安ですね。

花梨:そうなんですね。そうですね、その不安は、何らかの形で解消されると思いますか?

あや:今だとお金ですかね。

花梨:もし100万円手元にぽんって手渡されたとしたら、あやさんはどうしますか?

あや:普通に投資しますね。

花梨:介護費用じゃなく、投資にまわすんですね。どんな形でですか?

あや:そうですね。100万円では難病の治療はできないので、運用ですね、FXとか。

花梨:すぐ何かに使うっていうよりは。

あや:そうですね。大学生の頃からやってるので。

花梨:もし、あやさんがその大恋愛をされた方と結婚していたとしたら、どんな人生になっていたと思いますか。

あや:たぶん生活、結婚生活はすごく大変だったと思います。どちらもじゃないな。
すごく相手がロマンチストで目標も高く、私も共に成長意欲があるタイプ。感情で動く、そうですね、ロマンチストだから感情を大事にしちゃうので、生活っていう意味ではすごい大変だったと思います。

花梨:もし、その大恋愛された方と結婚していたら、おそらく今の方とは出会われていないと思うんですが。そういった未来を想像するとどういったお気持ちになります?

あや:本当に振ってくれてよかったなと思ってます。
1回会って、今こんな感じなんだけどって相談したことあるんですけど、別れてよかったなと思いましたね。

花梨:その時にも、やっぱり別れてよかったなって思ったんですね。

あや:そうですね、はい。仕事に対してとかもすごい理想が高くて、人一倍頑張るし、人一倍悩んじゃうので、相手が。だから結婚生活って考えると、一方は地に足ついた考えをしてくれてる方がバランスとれるのかなと思いました。

花梨:あーやっぱり同じ考えってよりは、バランスが取れているっていうか。ある意味対極な方が。

あや:私の場合は、それがよかった、結果的によかったっていう感じですね。

花梨:今までのご自身の恋愛を、振りかえってみて、いかがでしたか?

あや:もう少し若いときに色んな人と恋愛できてたら、面白かったかなっていう気もしますけど。まあまあでも、早めに結婚しちゃったら、多分私の場合は結構偏った考えだったりだとか、若い頃はもっと仕事しか見てなかったりとか。未熟だったところもあるので、今の年齢で出会って結婚っていうのがよかったのかなと思います。

花梨:最後に、何か言い残したことはありますか?

あや:こだわった考え方だったりをやめてみるっていうので、少し楽になれるってことはあるのかなと思います。
彼と私の体の関係がまだないことなんかでも。そうですね。
世間とか一般的にはこうだと思われてることにあんまりこだわらなくても、2人が良ければいいじゃんみたいな感じ。
そういう考えもあるんだよっていうのは思うところですかね。

花梨:それは特に誰に伝えたいですか?

あや:恋愛で悩んだり迷ったりしてる人ですね。

あとがき

1人の人とずーっと向き合うことは本当に難しいと思うんです。
それは、どんな対人関係でもそうですが、恋愛関係は特に。

自分が持っていたこだわりを少し減らして、
相手もちょっとこだわりを崩して、
その上で、2人が納得するこだわりを創りあげていく。

疑問と理解と妥協の積み重ねで、恋愛関係は続いていくような気がします。
それはマイナスでもプラスでもなく、人と一緒に居続けるうえでは大切な過程なのかなーとも思ったりします。

でも、ずーっと理解できる状態が続くわけではなく、時には現状に疑問符が浮かんだり。
そうした時に、どういう形を模索していくかが大事なのかもしれませんね。

「世間とか一般的にはこうだと思われてることにあんまりこだわらなくても、2人が良ければいいじゃんみたいな感じ。」

恋愛関係をぎゅっと濃縮したような言葉で、すごく印象に残っています。

改めてあやさん、インタビューのご参加ありがとうございました!
次回の無名人インタビューも、お楽しみに。

【インタビュー・編集・あとがき:花梨】

【文字起こし:安東】

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