マガジンのカバー画像

無名人インタビュー

1,053
有名人だから面白いんじゃない。人は誰でも素晴らしく面白い。という方針で行っているインタビュー企画。 休撮さんのインタビュー動画もご紹介。
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

【募集】無名人インタビュー参加者募集中です!🎤

ふつうの人の話でも面白いですよねっ! ふつうの人の話でも面白いですよねっっ!! ふつうの人の話でも面白いですよねっっっ!!! 大事なことなので3回言いました。 そりゃ有名人が優遇されるのはわかります。かっこかわいいとか、偉業を成し遂げちゃったとかね。そりゃ聞きたくなる気持ちもわかりますよ。 でもね、ふつうの人だって、じっくりお話を聞けば面白いんです! それは、お腹を抱えて笑う話かもしれないし、じっくりと読む人の価値観を変える話なのかもしれない。 自分の知らない世界を教えて

肩書き有野優樹の人

むかしむかし、ある村に有野優樹(ありのゆうき)という若者がおりました。優樹は生まれたときから、不思議な力を持っていました。誰かと出会うたびに、その人にぴったりの「肩書き」が見えるのです。 村人たちは優樹のことを「肩書き有野」と呼び、彼の力を不思議がっていました。 ある日、村長が優樹を呼び出しました。「優樹よ、お前の力を村のために使ってくれないか」 優樹は喜んで引き受けました。そして村中を歩き回り、人々の肩書きを見つけては教えて回りました。 「おばあさん、あなたは『癒しの手の持

バンコクで駐夫(ちゅうおっと)している人

むかしむかし、日本のある村に暮らす幸太郎(こうたろう)という男がおりました。幸太郎は心優しい夫でしたが、仕事がなかなか見つからず、妻の華子(はなこ)が家計を支えていました。 ある日、華子が言いました。「幸太郎、私がバンコクで仕事をすることになったの。あなたは家で留守番をしていてくれる?」 幸太郎は驚きましたが、妻を支えたいと思い、こう答えました。「分かった。僕は立派な『駐夫』になって、君の後押しをするよ」 こうして幸太郎は、はるか遠いバンコクで働く妻を日本で待つ「駐夫」となり

色んな人にちょっとでもポジティブな影響を与えられるといいな。人

むかしむかし、ある村に、笑輔(しょうすけ)という名の若者がいました。笑輔は、誰かの役に立ちたい、誰かを幸せにしたいという強い思いを持っていました。 しかし、笑輔には特別な才能があるわけでもなく、大きな力を持っているわけでもありませんでした。「どうすれば人々に良い影響を与えられるだろう」と、笑輔は日々考えていました。 ある日、笑輔は村の長老に相談しました。長老は笑顔で答えました。 「笑輔よ、大きなことをする必要はない。小さな親切の積み重ねが、やがて大きな波となるのじゃ」 その言

自分が納得して死にたいADHDの人

過集中くらいで発達障害なんて言う社会のほうがシステムエラーなんだと思ってるけど、かといって障害というラベリングをうけることで、治療やサポートを受けられる局面もあるじゃないか。 そうだよ認めることで恩恵を受けるじゃないか、と言う人もいるが。 じゃあ発達障害じゃない人のほうを障害者って言えばいいじゃん。 正常なのが集中力があって周りの見えなくなるほうで、正常じゃないのが集中力のコントロールがよくできるほうだ、そっちが発達障害だ、って。 って、まあ、50年後には解決している問題かも

私なんでもないから、こいつつまんねえなとしか思わないと思う人

と思う2024年8月25日17時41分に書く無名人インタビュー873回目のまえがきでした!!!!! むかしむかし、ある村に誠(まこと)という若者がおりました。誠はいつも自分のことを「何でもない人間」だと思い込んでいました。 誠はこう考えていました。「私なんてつまらない人間だ。きっと誰も私のことなんて気にも留めちゃいないだろう」 ある日、村で大きな祭りが開かれることになりました。村人たちは誠に「お神輿を担ぐのを手伝ってくれないか」と頼みました。 しかし誠は、「私なんかが手伝っ

ディスクユニオンヘヴィメタル担当の人

むかしむかし、ある静かな村に、空想(くうそう)という名の若者が住んでいました。空想は、その名の通り、妄想したり想像したりするのが大好きでした。 毎日、空想は村はずれの大きな木の下で、目を閉じては様々な世界を思い描いていました。雲の上を歩く自分、海の底で人魚と話す自分、はるか宇宙まで飛んでいく自分...。 村人たちは空想のことを、「変わり者」と呼んでいました。「あんなに妄想ばかりしていて、何の役に立つんだ」と、よく噂していたものです。 ある年、村は大干ばつに見舞われました。川は

インタビューをしたあなたは私の事をどう感じたかって聞いた人

むかしむかし、ある村に、鏡(かがみ)という名の若い女性がいました。鏡は村で一番の物知りで、多くの人々が彼女に話を聞いてもらいに来ていました。 ある日、都から来た旅の語り部が村を訪れ、鏡にインタビューをすることになりました。語り部は鏡の知恵と経験について熱心に質問し、鏡も丁寧に答えていきました。 インタビューが終わると、鏡は語り部に尋ねました。「あなたは私のことをどう感じましたか?」 語り部は少し驚いた様子で言いました。「なぜそのようなことを聞くのですか?」 鏡は微笑んで答えま

人の話を聞くって面白いよね。人

私は、人の話を聞くのが好きだ。 それは、まるで小さな宇宙を覗き込むような感覚。相手の言葉の隙間から、思いがけない光が漏れ出してくる。時には、その光が眩しすぎて、目を逸らしたくなることもある。でも、私はできるだけ真っ直ぐに、その光を見つめようとする。 昨日、いつものカフェで珈琲を飲んでいたら、隣に座った老婆が突然、昔の恋バナを話し始めた。しわくちゃの顔が、まるで少女のように輝いていて、私は思わず聞き入ってしまった。 「あの人とは、ほんの一瞬だけだったの」と老婆は言った。「でもね

マヤ暦を研究している人

むかしむかし、日本のある静かな村に、暦野(こよみの)マヤという名の変わり者の学者が住んでいました。マヤは幼い頃からはるか遠い国のマヤ文明に魅了され、特にマヤ暦の研究に人生を捧げていました。 村人たちは、マヤのことを奇妙な目で見ていました。「なぜ遠い国の古い暦なんかを研究しているんだ?」と、よく噂していたものです。 ある年、村は大干ばつに見舞われました。作物は枯れ、人々は困り果てていました。そんなとき、マヤが村の広場に現れ、こう言いました。 「マヤ暦によると、来週の満月の夜に雨

刺青と人 Jetblackaburi-011 2024/08/15

漆黒のあぶりさん、ついにバズる! まえがき:qbc(無名人インタビュー主催・作家) 過去インタビュー記事 ジョージアでの日々と運命の出会いjetblack: おはようございます。 qbc: 今そっち何時なんだっけ? jetblack: 今3時です。 qbc: 全然おはようございますじゃないじゃん(笑) jetblack: いや、みんなこの時間から動き出すから、あながち間違ってはいない(笑) qbc: カルチャーで?気温で? jetblack: 沖縄タイム的な感

世界全周の野望だけが先行する空虚な人

※タイトルは参加者ご本人の希望です。 むかしむかし、島根県の海士町に、波留(はる)という若者が住んでいました。波留は幼い頃から島の自然に囲まれて育ち、海の香りと潮風が大好きでした。 しかし、高校を卒業すると、波留は「もっと広い世界を見たい」と思い、都会へ旅立っていきました。 都会での生活は刺激的で、波留は新しい経験をたくさんしました。しかし、年月が経つにつれ、波留の心の中にぽっかりと穴が開いているような気がしてきました。 ある日、波留は海士町からの手紙を受け取りました。手紙

人類最強の人

むかしむかし、日本のある山奥の村に、力丸(ちからまる)という名の若者が住んでいました。力丸は並外れた力を持ち、「人類最強の男」と呼ばれていました。 力丸は一本の指で巨岩を持ち上げ、素手で巨木を倒すことができました。村人たちは力丸の力に驚嘆し、彼を誇りに思っていました。 ある日、村に「世界最強の挑戦者」を名乗る武人がやってきました。彼は力丸に勝負を挑んだのです。 村人たちは興奮しました。「力丸なら絶対に勝てる!」と、誰もが確信していました。 力丸と挑戦者の対決の日、村中の人々が

生きることにもがくことが苦しい人

むかしむかし、深い森の中に、心優しい若者が住んでいました。名を命(みこと)といいました。命は毎日を生きることに苦しみ、もがいていました。 朝起きるのも、食事をするのも、すべてが重荷に感じられました。命は、なぜ自分はこんなにも生きるのが辛いのかと、日々悩んでいました。 ある日、命は森の奥深くへと歩いていきました。そこで、年老いた賢者に出会いました。命は賢者に尋ねました。 「なぜ、生きることがこんなにも苦しいのでしょうか」 賢者は静かに答えました。「命よ、生きることは時に苦しい。