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他責思考だったけど自責思考になれた人

ITもやった、製造業もやった、販売もやった、サービス業もやった、で今私qbcはこの無名人インタビューという考え方を世の中に浸透させようとしていて、そのための組織、集団、人たち、と一緒にやっているところです。
ただねー、やっぱり30人の壁、って言いますが、今チームというか内部コミュニティが70を越えて100もわりとすぐ見えているっていう状態で、思うのは、ナンバーだけ増えて言って、内実がととのってないな、て感じです。
なんかさ、インタビューは人と人との距離を近づける、なんて思っているけれども、それが実現できてないじゃん、って。このままだと、単に私qbcが人の話を聞くだけの試みになってしまってほぼほぼ私の人生のためのものだけになってしまう。
はやく、この状況を、なんとかしないと。主語を、私から、私たちに変えないと。私たちから、この時代に生きる私たちに変えていかないと。
と思う2024年7月21日9時12分に書く無名人インタビュー833回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

今回ご参加いただいたのは たんたん さんです!

年齢:30代後半
性別:女
職業:PMO
X:https://x.com/pmo_tantan
note:


現在:なんか考えたことをどっかに発散していかないと落ち着かないとか、とにかく喋ることが好きだから積極的に自分で自分が喋る場を作っていくとか、なんかそういう言語化が好きみたいなところが性格の一つかなっていうふうに思う

くじらぐも:
たんたんさんは今、何をしている人でしょうか?

たんたん:
今、PMOという仕事をしていて。なんか、PMOはIT業界のいろんな現場に行っていろんなプロジェクトをやってるんで、そのプロジェクトを推進する仕事をしています。

くじらぐも:
ITの、プロジェクトを進める仕事ですね。

たんたん:
はい。

くじらぐも:
1日はどんなふうに過ごすことが多いんですか?

たんたん:
どんなふうに、、うーん。まあ、現場によるんですけど。なんか例えば、色んなプロジェクトの進捗状況を確認する定例があるのでそれに参加したりとか。なんだろう、1日、、

くじらぐも:
1日は会議が多いんですか?

たんたん:
会議が多い日もあれば、資料作成してる時もあります。

くじらぐも:
プロジェクトの管理を全体的にするようなお仕事なんでしょうか?

たんたん:
プロジェクトの管理、、まあそうですね、はい。

くじらぐも:
その仕事はいつから始められたんですか?

たんたん:
PMOの仕事が増えてきたのは、6、7年前ぐらいからです。

くじらぐも:
それはなぜ始められた、など覚えていらっしゃいますか?

たんたん:
そもそもIT業界に入ったのが、IT業界入る前までにサービス業の仕事をしていたんですけど。サービス業っていうのは、具体的に遊園地の乗り物の係員の仕事で。その乗り物の係員の仕事が毎日同じことの繰り返しであまり面白くなかったのと、IT業界ってネットの記事とかで見るとどんどん業界自体が伸びているのに人手不足っていうのを見て「人に必要とされる存在になりたいな」と思って。業界自体が伸びていて人員不足だったら私も必要とされるかなっていうふうに思って、IT業界に入ったって感じです。

くじらぐも:
IT業界の仕事は以前と比べてどうですか?

たんたん:
以前はサービス業界でただ遊園地の中、乗り物の係員、毎日同じことしてるだけだし暇な時間って特にやることがなくて毎日単調だなって思ってたんですけど、IT業界に入ってからはそんなになんか単調なことが無いっていうか。毎日仕事が変化に富んでいるし、その毎日の仕事から学びが得られるし。どんどん自分が新しいことを学んでいかないとついていけないっていうところが逆に楽しいなっていうふうに思うので、IT業界に入ってからの方が楽しいなと思います。

くじらぐも:
IT業界ですとかPMOというお仕事の魅力はどんなところにありますか?

たんたん:
IT業界、PMO、、うーん。IT業界で働いてるといろいろ新しいこととか学んでいかないとついていけないなっていうのがあって。もともと新卒からガッツリIT業界に入ってる人に比べたら知識と経験とかが足りないので、そこを勉強とかで補っていくにはどうしたらいいかとか。基礎の知識をつけていくにはどうしたらいいかっていうのを考えていくところとか。IT業界ってどんどん学ばなくちゃいけないこととかって変わっていっているので新しい知識をつけていくにはとか、そういったところを考えて「自分に足りないところは何か」っていうのを考えながら学んでいくっていうのが。学んでいって、でまあ知識とかがそう考えながら働いていくとおのずとついていくので、知識が増えていくだけ活躍できる、貢献できるところが増えていくので、そこがIT業界の楽しさだなっていうふうに思ってるのと。

PMOはプロジェクト推進するためにいろいろ考えて動いていくっていうところが楽しいところなのかなっていうふうに思っていて。まあ柔軟に動いていって「今のプロジェクトは何が問題でどうしたらもっと良くなるんだろう」というふうに考えていくところとかが楽しいなとは思います。

くじらぐも:
お仕事以外のときは何をされてるんですか?

たんたん:
趣味のところで言うと、最近サウナとかお風呂とかカラオケとか。あと、お酒が好きなので誰かと飲みに行くみたいなところだったりとか。仕事にちょっと繋がるところで言うと、仕事に必要な資格を取るための勉強をしたりだとか。あと、今私がPMOという職種に就いてるっていうふうに言ったんですけど、そのPMOとかその周りの人とかが集まるようなコミュニティを自分が作って運営しているので、その集まりの、そのPMOのコミュニティの人たちが集まるイベントとかを企画してそれの企画とか運営とかをしてます。

くじらぐも:
そのコミュニティはいつ頃立ち上げられたんですか?

たんたん:
昨年の11月ですね。

くじらぐも:
何がきっかけで立ち上げようと思われたんでしょうか?

たんたん:
自分がPMOっていう職種をしてるんですけど、PMOが集まるコミュニティが今まで無い。あの、エンジニアとかプロジェクトマネージャーとかが集まるコミュニティとかイベントとかはあるんですけど、PMOって結構微妙な職種で。全然「PMOって何」っていう人が多かったりとか、PMOの人たちが集まる場所みたいなところがなかなか無かったり。「エンジニアの人集まれ」みたいなイベントはあったとしても、じゃあPMOは違うよねっていうふうになっちゃったりとかみたいな。PMOが集まるイベントが無かったっていうのがあって、自分自身PMOやりながら何か困った時に相談する人がいなかったりとか。そもそもなんか他のPMOの人とかもそうなんですけど、PMOってなんだろうとか自分がPMOなのかなっていうふうに自信が無いながらPMOをやってる人みたいな人が私とか私以外の人とかもいたりして、そういった人たちが集まって何かやってることとか頑張ってることとかを共有できる場があったらいいなというふうに思って作りました。

くじらぐも:
これまでに何回ぐらいそういったイベントを開いたんですか?

たんたん:
PMOコミュニティの中でやったイベントで言ったら、1.2.3.4.5.6.7…だいたい10回弱ぐらいイベントやりました。

くじらぐも:
全部がたんたんさんが1人で企画・運営されたんでしょうか?

たんたん:
あー、今のところ大体そうですね。

くじらぐも:
イベントを開いたことでお声を頂いたりとか、どんな効果が生まれましたか?

たんたん:
PMOのコミュニティ作ってそのイベントをやって、PMOという職種の解像度が上がったとか。んーなんか、なんですかね。そのイベントに対してっていうか、「PMOが集まるコミュニティが今まで無かったからそういうイベントコミュニティ作ってくれて本当にありがとうございます」っていうふうに感謝してもらったりとか。あと、PMOコミュニティの中で「もくもく勉強会」っていうみんなが集まって勉強する会とかをやったりとかしたんですけど、「自分、もくもくの勉強会が無かったらただ休日の朝とかダラダラ過ごしてしまうけど、勉強会をセッティングして企画していただいたおかげで有意義に時間使えた」とかそういうふうには言っていただけました。

くじらぐも:
話は変わりますが、たんたんさんは自分の性格はどんなふうだと思いますか?

たんたん:
性格、性格、、性格なんだろう。なんかストレングスファインダーの一番強い資質が「コミュニケーション」っていう、喋ることが好きとか言語化が好きみたいなのが一番強い資質なんですけど。その資質通り、なんか考えたことをどっかに発散していかないと落ち着かないとか、とにかく喋ることが好きだから積極的に自分で自分が喋る場を作っていくとか、なんかそういう言語化が好きみたいなところが性格の一つかなっていうふうに思うのと。普段プロジェクト推進している仕事をしてるから分かんないんすけど、自分がやりたいって思ったことを実現するために何が必要かとか今どう動いていかなくちゃいけないのかっていうのを考えるのが得意だと思ってて。自分がやりたいなって思ってるイベントとか企画を形にするのが得意だなって思います。

くじらぐも:
それは周りの方から見ても同じふうに見られているなって思いますか?

たんたん:
周りの人がそう思ってるか分かんないですけど、言語化っていうところに関しては過去に「たんたんさんが作った文章って分かりやすいね」っていうふうに複数人の人から言ってもらえたりだとか。あと行動力っていうところに関しては、なんか飲み会の幹事とかよくやるんですけど「段取りが良い」とか「すぐ調整してくれてありがとうございます」みたいなことは言っていただけたりとか「考えてから行動するまでの実践のスピードがもう早いですよね」っていうふうに言ってもらえることとかがあるので。そういった言葉をもらえることを考えると、自分の考えてる性格と他の人から言ってもらえる客観的な感想とそんなにズレは無いのかなと思います。

くじらぐも:
数人が集まってグループで動くとなった場合には、どんなポジションで動くことが多くなりますか?

たんたん:
数人が集まっている時、、PMOの時でもなんか会議のファシリテーション、会議の進行役とかをやることが多いんですけど、プライベートでもそれに近い役割になる。なんか、複数人でいて思うようにゴールに向かって進んでないなって思ったら「じゃあゴールに向けて自分がどういうふうに動いたらいいんだろう」というふうに考えて誘導するとか、周りの空気を読んで「あー、今こういう空気だからこういうアクション取らなくちゃ」とかみたいな。プライベートでの集まりであっても「こうした方が良いんじゃないかな」とか「こう動いたらゴールに向かっていけるな」っていうふうに誘導するファシリテーションの役割になることが多いのかなと思ってます。

くじらぐも:
では、好きな食べ物は何ですか?

たんたん:
好きな食べ物、食べ物、、寿司ですかね。

くじらぐも:
何のネタが好きですか?

たんたん:
ウニ。

くじらぐも:
ウニ、ですね。

くじらぐも:
普段の食生活ってなんか気を使っていることとかってあったりしますか?

たんたん:
ダイエットしてるのであんまりカロリーが上がらないようには気を付けてます。

くじらぐも:
ダイエットは順調に進んでますか?

たんたん:
トータル10キロぐらい落ちてるんで順調かなと思います。

くじらぐも:
すごいですね、、ありがとうございます。

過去:多分、人生で一番気持ち的に暗かったのがまあ当然この時期で。本気で自殺とか死にたいとか思ってて、なるべく楽に死ねるにはどうすればいいのかっていうことを真剣に考えて。

くじらぐも:
たんたんさんは子供の頃はどんな子でしたか?

たんたん:子供の頃はなんだろう。今もそうなんですけど、物事が続かなくてかなり怒りっぽい性格だったなと思います。

くじらぐも:
それは小学生ぐらいですか、中学生ぐらいでしょうか?

たんたん:
小・中学生ですね。

くじらぐも:
怒りっぽいというのは、例えばどんなことで怒ったなという記憶ありますか?

たんたん:
怒る対象は母親だったりとか友達だったりとかして、何に怒ってたかって。なんか例えば、覚えてること、何に怒ってたか、、本当になんか怒ってる事とかは大した事がなくて。覚えてることで言ったら、教室の中で、私が教室の中に入ったときに扉の音がしたら私の友達とかがその扉の音した方向に顔を向けるんですけど、それすらなんかちょっとイライラしちゃって。なんか「こっち見ないで」っていうふうに思うみたいな、そういう些細なことでイライラしたりとかしてました。

くじらぐも:
子供の頃は、クラスの中でどんな立ち位置の生徒でしたか?

たんたん:
立ち位置、立ち位置とかあったかな、、立ち位置、、、立ち位置はよく分からないんですけど、絵を書くのとかが好きで周りの人からも絵が上手いとか言われてた気がするので、絵が得意な子にはなってたかなと思います。

くじらぐも:
子供の頃に何かずっと続けてきたこととか、習い事とかってありますか?

たんたん:
ずっと続けてたことは無いですね。

くじらぐも:
何か熱中していたな~っていうこととかってありますでしょうか?

たんたん:
小学校1、2年生とか幼稚園の時とかは普通に、あの女児向けアニメ『セーラームーン』とか好きだったりとか。あと、友達と一緒に人形ごっこ、『シルバニアファミリー』とかなんかそれに近い小さい人形とかを使って遊ぶとかっていうのが好きで。で、なんか段々お絵かきとかが好きで、小学生の時とかは結構絵を描くことが多かったりとか。小学生とかの時に熱中してたことはそれぐらいかなと思います。

くじらぐも:
勉強は得意な方でしたか?

たんたん:
勉強はなんか全然頑張っていなくて、頑張っていない割には良くも悪くもない成績だったので、「やればできるのにね」って言われてました。

くじらぐも:
地頭が良いタイプなんですかね。

たんたん:
うーん、もう分かんないすけど。

くじらぐも:
では中学生・高校生ぐらい、少し成長したら何か学生生活が変わったりしましたか?

たんたん:
小学生から中学生になって変わったこと、なんか変わったのかな、、変わった?性格面では特に何も変わってないのと、高校には進学してないですね。

くじらぐも:
そうなんですね。中学では何か部活動とかはされましたか?

たんたん:
部活動は吹奏楽部をしてて、サックスをやってました。

くじらぐも:
子供時代をトータルで見て、何かご自身の転機となったような出来事はありましたか?

たんたん:
悪い意味の転機で言うと、小学校6年生の時に男の子から嫌がらせをされて。その時まで別に男の子に対しても女の子に対しても普通に接してたんですけど、男の子が極端に苦手になったみたいなことはあって。男の子から見た目に関する悪口をなんか言われていたような気がしてて、そこで自分の顔面に対してコンプレックスを持つみたいなことはあって。中学生になってから吹奏楽部に入ったんですけど、吹奏楽部はポジティブ、ちょっと若干ポジティブな転機だと思ってて。どの部活もそうだと思うんですけど、吹奏楽部をやって基礎の大切さみたいなのを学んだりだとか。中学生時代ってサックスを吹きに行くために学校に行ってたみたいなところがあったんで、何か大きな楽しみを見つけたとか舞台に立つ時のあの頭が真っ白になる緊張感とかみたいな、いろんな意味での経験とか青春とかを感じられたのが中学の良い意味での転機だったのかなと思います。

くじらぐも:
中学卒業後はどんなふうに人生を歩まれましたか?

たんたん:
中学卒業後に、あの中学の時にまあ一応高校受験したんですけど、受験勉強を全然頑張ってなかったんで希望の高校とか全然いけなくって。だから勉強しなくてもいけるような高校に入って。で、高校に入ったんですけどそのとき極度の人見知りすぎて高校に入った1日目だけ学校に行って、でもう2日目以降学校に行ってなくって。1ヶ月不登校して、でもやっぱり学校に戻れないねってなったのでそのまま中退をして。高校に全く行かず、7年間おうちの中でひきこもりをして。なので、一般的に普通の人が高校とか大学とか行くような7年間は、私は家の中でずっと引きこもりをしていたっていうのが中学卒業後の人生ですね。

くじらぐも:
家の中ではどんなことをして過ごされてましたか?

たんたん:
家の中でやってたのは、インターネットでアニメをとにかくずっと見てたりとか。あと冷蔵庫の中には親が買ってきてくれた食材とかあったんで、ひたすら自炊したりだとか。あと、お笑い芸人の人がやっているラジオ番組を聞いたりとか。ひたすらインターネットの中でできる、なんかブラウザのゲーム、タイピングのゲームとかをやったりだとか。もう朝から深夜までずっとあのテレビ番組見たりとか、アニメを見てたんでそのファンアートを自分でお絵かきしてそれをpixivっていうサイトに上げたりとか、そんな感じです。

くじらぐも:
その7年間の間、どんなふうなことを考えて過ごされてましたか?

たんたん:
なんか希望が無くて。そのとき同い年ほとんど年齢が変わらないスケートの選手とかが活躍した時期とかだったりしたと思うんですけど。なんか同い年の子がスケートとかでオリンピックでのメダルとか取って活躍してる中で私は家の中でずっと何もしてないとか。なんかテレビで「30代の人がずっと家に引きこもってて希望が無い」みたいな感じのニュースとかを見ててなんか「自分は将来的にこうなるんだ」っていうふうに思ったりとかして。多分、人生で一番気持ち的に暗かったのがまあ当然この時期で。本気で自殺とか死にたいとか思ってて、なるべく楽に死ねるにはどうすればいいのかっていうことを真剣に考えて。うまい手段が思いつかなかったからお風呂に潜ってみるとか、なるべく長い時間起きていたら死ぬんじゃないかっていうふうに思ってなるべくずっと起きてるとかみたいなふうに何かしながら。将来に希望が無いなって思いながら生きてました。

くじらぐも:
引きこもり生活が終わりを迎えたのは、何がきっかけでしたか?

たんたん:
特に大きなきっかけは無くて、なんかじわじわ「このままじゃ良くないな」みたいな気持ちはずっとあって。一回20歳のときに漫画の『NANA』読んで、『NANA』の主人公が、ハチが社会で頑張ってるの見て「ちょっと頑張ってみるか」つって20歳のときに飲食店のアルバイト始めたんですけど、そこが私が仕事できなさすぎて1ヶ月でクビになって、また引きこもりに戻って。で、本格的に社会に出始めたのが、あの世間一般の人が大学生とか終えて社会に出る頃ぐらい、私22歳とか23歳とかになる時に社会に出始めたんですけど。何かきっかけがあったわけじゃなくって、じわじわ「このままじゃやばいな」っていう気持ちになって何となく「そろそろバイトの面接とか受けるかー」っていってバイトの面接受け始めて。まあなんかいきなり接客業とかは無理かなというふうに思ったんでパン屋の製造のお仕事に応募して、製造を求人サイト上で募集してたにも関わらず「製造は募集してないから接客やってくれない?」っていうふうに面接の時に言われて。パン屋の接客のお仕事から始めたのが社会に出始めた時ですね。

くじらぐも:
その初めての接客業はどうでしたか?

たんたん:
仕事はトータルで見ると全然うまくいってなくって。仕事が覚えられなくて、一緒に働いてた先輩のおばさんのバイトとか女子大生のバイトとか、女性の店長とかその後男性の店長になったんですけど男性の店長とか製造の男性とか、一緒に働く人みんなから仕事ができないっていうことに対して怒られて。特に男性の製造の人からはなんか他にお客さんがいるような状況の中ですごい怒鳴られたりとかして、全然お仕事ができなくて。

なんだろう、いきなり人と全然コミュニケーション取ってない所から急に社会に出てるから、仕事ができないし人とのコミュニケーションがうまくいってないみたいな感じであんまり仕事うまくいってないし。パン屋さんってなんか朝早いんですけど早起きも全然できなくって、たまにちょくちょく寝坊とかもしてた気がする。時間通り出勤できないとかあったんですけど。その中でも接客の仕事楽しいなって思うときもあって。なんか自分のちょっとした気遣いとかを感謝されたりとか。お客さんの名前を覚えてたりするだけでお客さんから「たんたんさんに名前を覚えてもらえてたなんてなんか嬉しい」みたいなふうに言ってもらえたりとか。そういうところは接客の楽しさだなっていうふうに思いながら仕事してました

くじらぐも:
パン屋の接客業を経験された後は、どんなふうに進んでいかれましたか?

たんたん:
パン屋の接客自体は半年ぐらいで辞めて。パン屋の仕事で接客がちょっと楽しかったんで、もっと接客を極められるところがいいなっていうふうに思ってディズニーランドに応募して受かったんで、ディズニーランドの中のチュロスとかホットドッグとか売るエリアら辺のキャストをしました。

くじらぐも:
ディズニーの仕事はどうでしたか?

たんたん:
ディズニーのお仕事をしている時もパン屋さんの時と同様、仕事ができなくて怒られること場面も何か多かったんですけど。ディズニーの理念でもあるんですけど、なんか「自分がキャストの様に振る舞う」とか「ここはショーの一部なんだっていうふうに思いながら働く」みたいなのがディズニーの理念なんですけど。その理念に沿って「自分はキャストなんだ」って思いながら明るくハキハキとした接客をしたりだとか、自分がどういう立ち振る舞いをしたらお客さんに喜んでもらえるんだろうみたいなことを考えながら仕事をしていると、周りのキャストの人もそういう面に関しては「いいね」っていうふうに褒めてくれたりだとか。

なんかそれまで他責思考、自分にとって都合の悪いことを全部他の人のせいにしてたんですけど、ディズニーで働いてる時に「目の前のお客さんをどうしたら幸せにできるのか」っていうふうに考えた時に自分が笑顔にならないと目の前のお客さんが笑顔にならないんだっていうことに気づいて。目の前のことを変えるためには、まず自分が変わらなくちゃいけないっていうことに気付けたのはディズニーで働きながら感じたことで。なんかそこで初めて他責思考から自責思考に変わったなと思います。

くじらぐも:
今振り返って、引きこもりの生活からその後社会に出た経験はたんたんさんにとってどんな意味を持つものでしょうか?

たんたん:
意味、意味、、意味?普通の人と違う人生を歩んでるっていう意味では、なんか今振り返ってそういう面があるっていうのは話のネタになるというか。単純に今の自分だけ切り取ってみた人からしたらなんか明るくて行動力があるっていう人にしか思われないけど、実は過去に引きこもりをしてたとかものすごく人見知りをしてたとか、仕事ができなくて悩んでた日があったとかみたいなっていうのは今の自分とかなりギャップがあるところではあるから、そういう面が事実としてありましたっていう、暗くて闇の部分があったんですよっていうところが事実としてありましたっていうところを持ってると、なんかすごい意外だねっていうふうに思われると思うし。今そういう面を持ってる人から見たら、そういう面があったとしても、過去暗かったとしてもこういうふうに明るくなれるんだっていうふうに捉えられるようにもなると思うし。

こういう過去があったことで、なんですかね、ただ単純にまっすぐ人生を進んだ人に比べたら自分はちょっと味わい深い人間にもなれたと思うし、今こう仕事ができないとか暗いとかっていう人からしたら「こうなることも頑張りによってはできるのか」みたいな希望にも感じられるのかなっていうふうに思うので、そういった意味では面白い人生を歩んだのもなんか良い、良かったのかなと思います。

くじらぐも:
今のたんたんさんが明るくいられるのは、どうしてだと思いますか?

たんたん:
自信がついてる。あのー、仕事とかをして過去のその20代前半とかにやったアルバイトの時とかはほとんど怒られてしかいないので自信のつきようがなくて暗かったと思うんですけど。今は仕事で怒られるっていうことはほぼほぼ無いし、むしろなんか自分がやったことによって感謝をされたりとかすごいねって言われたりとかっていう褒められたりする経験の方が断然多いので。自分に下地が、自信がついてるっていうのとか。

普段から仕事でコミュニケーションを多く取っているから、プライベートで人と会った時もそのコミュニケーション力を活かして他の人と喋れるっていうところで、なんか仕事以外のところでも「ファシリテーション力が良いよね」とか「段取り力が良いよね」とか「いやなんかとても元々人見知りだと思えないよね」とか。おそらく仕事で培ったコミュニケーション力とか仕事の力とかがプライベートでも活かせてるから、そういった意味でプライベートでも他の人の見え方が良いのかなと思うんですけど。そういう他の人から仕事でもプライベートでも公私共に、他の人から嬉しい言葉を浴びせてもらってるから明るくいられるのかなと思います。

未来:それ以外の目標が無いっていうのもあるんですけど、物事をなんか良くしたいっていう思いは社会に出てからずっとあって。

くじらぐも:
たんたんさんは5年後や10年後あるいは死ぬときまで想像してみて、未来についてどんなイメージを持たれますか?

たんたん:
未来、、まあどうなってるか分かんないですけど、自分がプロジェクトマネジメントをうまく推進できる、ただ自分自身だけがうまく推進できるだけじゃなくって他の人、他にも何かプロジェクトマネジメントに関わってる人は世の中にいっぱいいて、その人たちにもうまく推進できるようになってほしいと思って自分と同じ職種の人たちが集まるコミュニティを作ったりしてるっていうのもあるので。

数年後とか理想的に言えば、自分がプロジェクトを推進するスキルを高く持ってるっていうのは当然なんですけど、自分ができることを他の人にもうまくやっていけるようになってもらうようにコミュニティで意見交換とか交流する場を多く作っていく。と、自分のコミュニティを通して仲良くなる人とかが増えていくことによって、プロジェクトマネジメントやってる人たちが孤独にならない世界を作ったりだとか。今、プロジェクトマネジメントで培ったスキルを本にしたりとかっていうのもあるんですけど、自分が書いてる本とかを通して世の中のプロジェクトマネジメントをやってる人たちがよりスムーズにプロジェクトマネジメントを推進できるようになるとか。

自分が普段からインプットして自分が出したアウトプットとか自分が企画したイベントとかを通して、よりプロジェクトマネジメントに関わる人たちが幸せになるとか物事がうまくいくようになるみたいなのが、そういった意味で自分の影響力が高くなっていくっていうのが今よりも影響の幅とか力が増えていくっていうのが5年後拡大してたらいいなと思います。

くじらぐも:
5年後にたんたんさんの思い描くPMOの未来が叶ったとしたら、その先はどうしますか?

たんたん:
その先、その先、、その先って何だろう、、、その先、すいませんその先ってよく分かんないすね。

くじらぐも:
では、たんたんさんはこれからずっとPMOのお仕事を続けていこうと思ってますか?

たんたん:
今のところはそうですね。

くじらぐも:
ずっと遠くの未来ですね、老後ですとか死ぬ時となった時どんなふうに過ごしていたいですか?

たんたん:
分かんないですけど、老後とかもう死ぬ前とか元気でいる限りは自分が培ったスキルとかを他の人に伝えたりとかして、自分ができることを他の人にもできるようにするみたいな活動を続けていきたいなと思います。

くじらぐも:
すごく、同じPMOの仲間というか同職種の方に向けた意識が強いなと感じるんですけど、どうしてそこまで思いがあるんでしょうか?

たんたん:
それ以外の目標が無いっていうのもあるんですけど、物事をなんか良くしたいっていう思いは社会に出てからずっとあって。最初は自分が仕事できないから自分の仕事が良くなるにはどうするかっていう自分のことしか考えてなかったけど、自分のことがうまくいくようになったら周りの人で「仕事ができるんだけど仕事量がいっぱいありすぎてもう疲弊してる人」とか「仕事ができなくてなんかどうしたらいいかよく分かんない人」とか自分の周りにうまくいってない人がいたら、じゃあその人たちがどうすればいいのかっていうのを考えるようになったりだとか。SNS、TwitterとかよくやるようになってTwitterで知り合う人とかでプロジェクトがうまくいってない人とかを見るようになって、自分だったら何かできることとか解決できることとかあるかもしれないけど他の人ができないんだったら、自分にできることで他の人ができるようにするにはどうすればいいんだろうか、みたいな事が考えるようになったみたいな感じで。自分が仕事できなかった時とか、辛くて悩んでる時に相談できない時ってめちゃくちゃ辛かったので、そういう人が今いてそういう人に対して私ができることがあればできる限り何かして、少しでも気持ちを楽にするか解決したい。自分ができるようになることが増えることによって、周りの課題に目が向くようになってたっていうのがなんかあります。

くじらぐも:
もしたんたんさんがPMOの職種に就かずIT業界にも入っていなかったとしたら、今の生活はどう変わっていると思いますか?

たんたん:
IT業界に入らなかったらまあ考えられるのは、過去にあった接客業をずっと続けてるっていうことぐらいしか思い浮かばない。でも、接客業を続けて、、うーん。多分、接客業を続けてただけなのかなって思います。

くじらぐも:
IT業界とかPMOのお仕事から得られた学びは何かありますか?

たんたん:
IT業界から、、IT業界とかPMOっていうその業界からっていうわけではないのかもしんないすけど。接客業をやってる時もお客さんからクレームとかもらったりしてたからまあそれはそれでトラブルになってるんですけど、IT業界入ってから人間関係のトラブルがすごいあって。自分が怒りっぽい性格で、なんかそれによって何かトラブルになったみたいなことが結構多くて。なんですかね、なんか人は正論だけでは動かないとかただ正しいことを押し付けてこう殴るだけではうまくいかないんだっていうことを学び始めたのは、IT業界に入ってからかなと思います。

くじらぐも:
人と会話というかコミュニケーションをとることは、たんたんさんにとっては簡単なことですか?それとも難しいことでしょうか?

たんたん:
会話とかコミュニケーションって言ってしまうとかなり広いことだと思うんですけど、ただ会話すること自体は別に難しくはなくて。ただ、なんか「ここは違うと思いますよ」って意見をしたりだとか、仕事がうまくできてない人に対して接するときにどれだけ自分が思ってることを柔らかく伝えるかとか、そういうところに関しては難しいのだろうなと思います。

くじらぐも:
では話は少し変わりますが、たんたんさんが憧れる人とか尊敬する人っていますか?

たんたん:
尊敬する人、尊敬する人、、特定の1人誰か1人っていうのはいなくてなんか色んな人を尊敬してますけど、仕事とかで出会う人とかで知識とか経験とかが豊富で自分にできないこととかをできる人とかは尊敬しますね。

くじらぐも:
これまで仕事面の未来の話を伺いましたが、プライベート面で何かこれをやりたいなということはありますか?

たんたん:
なんかさっき言った話はプライベートにも通じちゃうんで、それ以外でプライベートって言うとなんかあんま特に無いですね。

くじらぐも:
仕事もプライベートも全ての未来に対してですが、これからこれを達成するまでは死ねないなということってありますか?

たんたん:
達成しないと死ねない、、あー、プロジェクトマネジメントを推進するためのスキルでセルフマネジメントスキルとかビジネススキルとか、そのプロジェクトを推進するために必要なスキルっていうのが色々あると思ってて。それらのスキルをどうすれば他の人でもできるようにするかっていうのを自分なりに言語化して、その言語化したことを他の人にもできるような形にして提供するみたいなことが達成されないと、死ねないかなと思います。

くじらぐも:
ではインタビューも終わりとなりますが、何か言い残したこととかこの文章を見ている人に伝えたいこととか、あるいは独り言みたいなものでもいいんですけども何かありますでしょうか?

たんたん:
もともと自分自身が他責思考だったけど自責思考にもなれてるし、もともと人見知りで人と会話するのが怖いとか苦手だったりとかしてたけど今知らない人といくらでも話すことができているし、もともと死にたいと思ってたけど今人生楽しくて仕方がないっていうふうに思ってるし、もともと仕事ができなくてめちゃくちゃ怒られていたけど今むしろ仕事は人に褒められるレベルにもなってるし。そういった人生の自分の変化からするに、今人生がどうあれいくらでも人生は変えることができるんじゃないかっていうのは、考えとか行動によっては思うので。

なんか今「自分はこうだから」っていうふうに、「変えられないんだ」っていうふうに思う人がいたらちょっと変えられないっていう考えていうのをなんかもうちょっと、どうしたらどう言ったら良いのかな、、変えられてる人もいるっていうのなんか知ってほしいなっていうのは思います。

くじらぐも:
ありがとうございます。では、以上でインタビューを終わりたいと思います。

たんたん:
はい、ありがとうございました。

インタビュー記事を読んでくださった方へ
たんたんです、長い文章を読んでいただきありがとうございます!

内容について興味持っていただき、何か聞いてみたいことや話してみたいことなどありましたらマシュマロやX(Twitter)よりお気軽にご質問やご連絡ください。

X:https://x.com/pmo_tantan

私はプロジェクトマネジメントをしている方、世の中を変える活動をされている方、コミュニティを作る方、成長や挑戦を続けたい前向きで向上心のある方と繋がっていきたいです。

あとがき

たんたんさん、ありがとうございました。

個人的にはですね、たんたんさんが質問をされた後によく、その文章を繰り返し口にしながら回答を考えている姿が印象的でした。質問を咀嚼しているのかな~という感じで。質問によってはパッと答えていらっしゃったんですが、しっかり時間をかけて自分の奥の奥の方まで覗いてみて該当する言葉や出来事がないかを真剣に探しているんだろうな~と感じる場面が何度もありました。

僕は今ケーキ屋で働いているんですが、僕の接客が格段に良くなくてもケーキが美味ければあまり問題は無いんやろなあと感じたりすることがあります。だってお客様は体験ではなく美味しいケーキという商品を求めて足を運んでお金を払っているので。だから、そんな環境でちょこっと意識してお客様のために工夫をするとすごく感謝してくれはります。多分世の中のほとんどの人はケーキ屋に素晴らしい接客なんてのは期待してなくて、ただ不快じゃない普通の接客さえしてくれればそれでいいって感じだと思います。

その点、ディズニーのような体験を売っているテーマパークというのはすごく特殊な環境だと思っていて、正直キャストの方々のハイレベルな接客は当たり前みたいな印象を僕は持っちゃってます。訓練もたくさん積んではるでしょうし。だからどれだけ思いやりに満ちた接客をしても、それに気付いてくれたりわざわざ感謝を伝えてくれるお客様は少なそうやな~と思います。ほんとすごい仕事ですよね。

でも、そういう場所でひたすら接客を磨いた人が別の職種で働いたら、何かの案を出す時なんかでも顧客目線みたいな部分で明らかな違いを生み出せる気がしてます。なので今回のお話を聞いていて、僕も近くにあるユニバのバイトを経験しておけば良かったかもなあと少し思いました。

【インタビュー・編集・あとがき:くじらぐも】

【編集:ミミハムココロ】

#無名人インタビュー #インタビュー #IT #プロジェクトマネージャー #PMO

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