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みんな自由であれ! 人

遊びに遊んだ子供の頃、いやあんまり遊んでない。遊んでない?
どうだろう覚えてない。力の限り、覚えてないです。ふしぎ、あわわ、どうなんだろう。難しい話だね。そう? そんなに難しくはないけれども。
人間の話を毎日たくさん聞いていて、毎日、人間のことを比較的他の人よりも私は考えているのかな、そう思うけど。
いろんな人の話を聞いていて、思うのは、
「自分の人生を自分として生きている人」
「自分の人生を誰かのために生きている人」
の二種類の生き方があるみたいよね。
自分軸、他人軸、という言い方もできるのかもしれないけど。
これはけっして、人助けしてるひとは他人軸で生きているっていみではなくて、自分軸で生きている人だって人助けはする。これは行動の話じゃなくて、意思決定の話だ。
だから人助けという意味で言えば、人を助けるという行動を、自分で考えて行う人は自分軸、他人のことを考えてやる人は他人軸ということだ。
現代じゃなければ、神様軸っていうのがあったと思うんだけど、それがうすれちゃった今は、自分か他人かっていう、かなり狭い選択肢の中で人って生きることを強いられてるなって、思ってます。まあ、悶々としてても、人は生きてはいられるから。
と思う2024年5月21日9時50分に書く無名人インタビュー778回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

今回ご参加いただいたのは MARIKO さんです!

年齢:30代前半
性別:女性
職業:フォトグラファーといいつつ色々屋さん


現在:なんかワールドがあるって言われます。MARIKOワールドがあるとかって昔から言われてます。

qbc:
今何をしている人でしょうか?

MARIKO:
今は、どっちで答えたらいいんですかね。二つ多分アカウントがあって、一つがまるり先生っていう方の、SEOライターがメインの仕事と。二つ目が、まめフォトっていう写真事業の方のフォトグラファー。おうちの一角を改装して、子ども向けのフォトスタジオをやっています。

qbc:
なんかそれ以外はどんなことされてる方なんですか?

MARIKO:
それ以外は、まめサポっていう開業する人に向けたトータルサポート支援っていうのも始動しています。プライベートは、0歳児9ヶ月になる息子のママ。っていう感じですかね。

qbc:
それ以外って?生活時間、ご飯食べたり入浴家事とかを抜いた、それ以外。例えば趣味とか。その時間って何に使ってます?

MARIKO:
趣味、なんだろう。ピアノとか、あとは何だろう。
今はもう子育てで、ばたばたしすぎてて。趣味っていう趣味は無いんですけど。
昔は阿波おどりとかやってたり、茶道とかも習ってたりしたんですけど。今は趣味みたいなのはあんまりないかな。家事が忙しい。

qbc:
でも、シンプルに、めちゃくちゃ忙しいですか?

MARIKO:
あーもう、めちゃくちゃ忙しい、って言う感じです。仕事も二つやってるし。

qbc:
何が一番忙しいですかね?

MARIKO:
メインは子育てで、あとは仕事。写真事業の方で、改装を自分たちでやってるから。60年以上祖母が住んでた家を改装してるんですけど、古い畳をはがして、フローリング張って、壁塗ってという感じで。趣味じゃないけど、改装めっちゃしてます、今。

qbc:
今も?

MARIKO:
今もやってます。メインは旦那さんがやっててっていう感じなんですけど。私も一緒になって。玄関とかあとは生活スペースを今整えてるっていう感じですかね。

qbc:
なるほど。SEOの方は、どんな感じで今やられてるんですかね?

MARIKO:
SEOライティングは、デザインとイラストと写真も一緒にやりますよっていう感じでやっていて。基本はライティングの仕事だけが多いかな。あとはメンターの仕事を。クラウドワークス主催の「みんなのカレッジ」というライターコースのメンターをさせてもらっています。そことライティングの仕事が半々って言う感じでやってます。

qbc:
SEOはなんで始められたんですか?

MARIKO:
SEOライティングは、1ヶ月の合宿型のフリーランスの学校みたいなところがあって。
元々は公務員の保育士をしてたんですけど、そのときにちょっと疲れちゃって、辞めたいなってなったときに、周りにいた個人事業主の人たちにおすすめしてもらって、そこに行って。最初はイラストレーターになりたかったんです。でも、やってみたらライティングの方が向いてたから、どんどんやってくうちにSEOに詳しくなってきて。自分でオリジナルの調査票を作って、それ込みで提供させてもらっています。
実際に対策kwの検索1位もたくさん取れるようになって、そこからどんどんSEOに特化してたっていう感じですかね。

qbc:
どれぐらい年数やられてるんですか?

MARIKO:
年数は、4年目、5年目?なんだろう。結構経ってると思います。多分4、5年。

qbc:
まめフォトの方は?

MARIKO:
まめフォトは、まだ今年に入って始めたばっかりです。6月にスタジオオープンです。今はモニター撮影をしていて、SNS用の素材を集めてます。その前はスタジオで働いてて、そのノウハウをもとに撮影しています。

qbc:
子ども向けってのはどんな感じの撮影をイメージしてるんですか?

MARIKO:
基本的に0歳から3歳がメインです。3ヶ月ぐらいまでは、ナチュラルニューボーンフォトっていうのを打ち出していますね。ニューボーンフォトっていうと、こうおくるみに巻かれてアーティスティックなイメージを持たれる方が多くて。前のスタジオではやってたけど、何となく私はもっと自然な動きとかあってもかわいいんじゃないかなーと。泣いた姿とか。そのままのほうが赤ちゃんらしいというか、可愛いいかなと思っていて。まめフォトは、そのままの動きとか仕草とかを残そう、と打ち出していますね。

qbc:
ナチュラルニューボーンフォトっていうカテゴリーがあるんですか?

MARIKO:
2年前くらいに自分で考えたんですけどね、一応。でも最近はそういうふうに言ってる人も増えてきたっていう感じですね。ライフスタイルニューボーンと言っている人もいます。

qbc:
これ自体がどんな感じの写真なんです?年齢だけ?どんな感じでどういう構図って決まってるんですかね?

MARIKO:
構図とかは決まってなくて基本的には、お客様のご意向に沿って撮影させていただいてます。お洋服着たりとか、お花をちょっと横に添えたりとかってしつつ、赤ちゃんのその時の姿を撮影すると言う感じです。

基本的に赤ちゃんのかわいさって、周りがシンプルな方が引き立つと思うから、あんまり華美な装飾はしないけど、お母さんたちの要望に合わせて何かオリジナルのデザインで提供してるっていう感じかな。

qbc:
ちょっと私には全然分からないんですけど、身体が寝てる状態で撮ることがほとんどなんですか?寝てる状態なんですか?

MARIKO:
まだ首すわってないから、からだは大体ねんねしてます。生後2週間ぐらいから3ヶ月ぐらいまで。小さければ小さいほどかわいいけど。
お母さんが抱っこしてたりとか、ミルク飲ませてたりオムツ替えてたりっていうところも残しつつ、ちょっとかわいい感じのコーディネートも残しつつ、っていう感じでやってて。
お姉ちゃんとか、大体みんな2歳か3歳ぐらいのおねちゃん兄ちゃんがいたり、兄弟がいる子がいたりするので、お姉ちゃんたちと絡めたりとか。あと、お姉ちゃんたちはちょっとスタジオの中だと緊張しちゃったりするから、近くの公園まで行って一緒にシャボン玉して遊んでるところを撮ったりとかして、ダブルで残してもらうっていうのがウリかな。基本的には1人30分の撮影ではありますけど。

個人だからできることをメインにやっていきたいなって。大きいスタジオとかだと、やっぱワンカットいくらとかで、1人増えるといくらみたいな感じでどんどん積まれてくけど。
基本的にはもうプラス料金なしで、決まった値段で決まったカット数をお渡しするよっていうのでやってます。

qbc:
なぜこのまめフォトを始めようと思われたんですかね?

MARIKO:
まめフォトは、前のスタジオの仕事がすごく楽しかったんですけど、妊娠を機に辞めざるをえなくて。やっぱ体力仕事だから。辞めて、でもやっぱり何か写真に関わる仕事がしたいなってずっと思ってたんですけど。
そのナチュラルニューボーンフォトを提供するっていう、裏の意味じゃないですけど、やっぱミルクの飲ませ方とか、何か抱っこ紐どうしてるとか、だいたまだ1、2か月とかだとお母さんとかって外にまだ出れてない、家でやっぱ孤独に感じてるお母さんとかが多いから。撮影を通してそういう話も、私は保育士の経験もあるしママの経験もあるから、何かそういう悩みを聞いたりとかできるかなっていうのもあって。

保育士はやめちゃったけど、大学生のときに子育て支援を専門に学んでたこともあって、別の形で自分の知識や経験を提供できるかなーって思って始めたっていう感じですかね。
ママさんたちに、その撮った写真も、「あなたの心のお守りになりますように」っていう意味を込めて提供してるんですけど。今はね、子どもが生まれてバタバタして、環境に大きい変化があったところだけど、またこれから人生って長いからいろいろあるじゃないですか。だから、何か節目節目に、そのときの子どものかわいい写真とか思い出して見てもらったり、一緒に見返してもらったりして、その瞬間に立ち戻るっていう。立ち戻れるものを1枚でも残してあげたいなって思って。それをみんなにぜひ残してもらいたいっていう気持ちで、始めましたね。

qbc:
その感覚みたいなのっていうか、企業理念みたいのっていつ頃作られたんですか?今仰ったこういうことがしたいなみたいな気持ちっていうのは、いつ頃から生まれたものなんですかね?

MARIKO:
子育て支援とかについての観点とかは、もう大学生時代のときにずっと思ってて。で、保育士実際してみたら、実際は、そんなにお母さんたちの子育て支援に全然関われないんですよね、やっぱり。お母さんたちの日々の忙しさと一緒に付き合っていくっていう感じで、なんか違うなーって思ってて。
それで保育士やめたのをきっかけにフリーランスとフォトスタジオダブルで働かせてもらってたんですけど。そのスタジオで、お母さんたちの「本当かわいいー」「いつも大変だけど本当きて良かったー」みたいな声を聞いてたら、私は多分こういうのやりたかったんだなっていうので、ストンって落ちたっていうか。っていうところから、違う形でこの自分の思いと保育士の経験とかが活かせるなって思ってて。
母になってさらに具体的なお母さんたちの寂しさというか、孤独感とか。なんかどうしようもない、なんて言うんだろうな。やっぱ、ホルモンバランスとかめっちゃ崩れるからなんかイライラしたりとか。実際にね、自殺して死んじゃうお母さんとかもやっぱ多いから、なんかそういうところにアプローチしていきたいなって思っていったっていう感じですかね。だんだん思いが積み重なって、今になったっていう感じで。

MARIKO:
何年がかりだったんすか?

qbc:
大学生のときからって考えたら、10年ぐらい?わかんないけど。根本に子育て支援に関わりたいっていう気持ちがずっとあって、だんだん経験していくうちに。最近になってやっとずっと思ってたことが形にできる力がついたって感じで。
ライティングの仕事してるうちに、マーケティングとかの知識もついたから、今はもう全部チラシとかロゴもそうだし、インスタのデザインとか。あとウェブサイトも作れるし。SEOの対策もできるし、集客の方法も分かる。っていうので、自分のサービスを作る上での知識はライターの活動期間に身についたっていう感じですかね。

qbc:
ただ、とはいえ自分の企業、自分のサービスを立ち上げるっていうところについて、逆にそれまでの10年があったわけじゃないすか、クライアントワークの。自分がビジネスオーナーになるっていうきっかけで、でかいものってありました?

MARIKO:
そう、でもその保育支援をやめるタイミングですかね。地方移住に興味があって、田舎に5年ぐらい移住してたんですよね。そこで移住者コミュニティにであって、私はそのとき地方移住して公務員の保育士になったんですけど。とにかく合わなくてかなり無理してましたね。笑

そんな自分とは対照的に、移住者コミュニティの個人事業の友達が、すごかったわけですよ。自分のやりたいとか好きな事を仕事にしてる人に、すごい衝撃を受けて、あ、何か働き方って一つじゃないんだなっていうことに、そこで気づいた。
で、保育士の仕事をしながら、友達に色々誘ってもらって。公務員だから副業はできないけど、ボランティアとしてカフェで1日店長やってみたり。いろいろ挑戦させてもらって。

でも、それがちょっと同僚のなかで悪目立ちしちゃって。東京から移住してきてるっていうので元々目立ってたのもあって、あんまり良くない印象を与えてしまったんですよね。
で、あの人は悪いことを悪い人たちとつるんでやってるみたいな。誘われないように気をつけてみたいな感じの雰囲気になっちゃって。誘うつもりも全くなかったんで、今でもよく理解できないんですけど。笑

やっぱり活動家の人たちの中にいたから、わかんないんですけど、よくない印象を保育園の先生たちに持たれてしまって。
で、軽く私に対するいじめみたいな感じになっちゃったんですよね。もう無理だなって思って、心が壊れてしまって。鬱になっちゃって。そのときに、もう全部捨てようと思って、1回全部リセットしたんですよね。

で、そのタイミングで、フリーランスの学校にいくことにして。もう仕事辞めちゃったしメンタル壊れてるから、普通の社会生活送れないなって。だからこれやるしか生きていく道がないって、めっちゃ必死でやったら何とか普通の会社員ぐらいに稼げて。そこからはずっとフリーランスでやってます。っていうのがきっかけかな。

qbc:
話がちょっと変わって、性格について、周りの人からはなんて言われます?

MARIKO:
性格は、なんか、ふんわりしてるねみたいな感じですかね。ふんわりしてるけど、何かギャップがすごいって言われます。プライベートはそのふんわりとしてて、なんか何も考えてないように見えるねーみたいな。ちょっと馬鹿にされがちなキャラなんですけど。
自分の中ではすごいもうずっと思考を巡らせているタイプなんですけど。で、それを形にするのが好き。難しいこと考えるのめっちゃ好きだけど、周りにはそう見えないみたいな感じ、みたいです。
なんかワールドがあるって言われます。MARIKOワールドがあるとかって昔から言われてます。仲いい子には。
でも初対面の人とかは、なんかしっかりしてそうとか。A型でしょみたいな言われたりとか。
でも、仲いい子には、ふんわりしてるよね、本当に何も考えてないでしょう、みたいに言われるんですけども。自分から見た自分もまた違うし、みたいな感じで。ギャップがあるらしいです。

qbc:
自分自身ではどんな性格だと思ってます?

MARIKO:
自分自身では、結構考えてるんだけどなーみたいな感じですかね。難しいことを考えるのは好きだし。論理的に考えるのがすごく好きです。客観的に見たりとか、自分のこともすごい客観的に見て、今こうだからこうでこうなんだよね、みたいなっていうところがあるから、ライティングの仕事に生きてるのかなと思ってて。
でもそれを、実際に対面して人に伝えるのはすごい苦手で。前から論文とか書くのはすごい好きだったんですよね、大学生時代から。文字にするとか、実際にこう話して表現するよりも、作品にしてこう伝えるっていうことのほうが得意かな、みたいな。まぁ、何も考えてないときも確かにありますけどね。笑

qbc:
何をしているときが、自分らしいなっていう。いくつあってもいいけど。自分らしいなって思えるシチュエーション、ポイントは?MARIKOワールドだっていうのはどういうことなんですかね?

MARIKO:
わかんないな。自分らしいな?うーん、でも家族といるときは、一番自分らしいと思います。やっぱあんまり内面のところは外には出せないっていうか。素の自分はあんまり出せなくて。今は旦那さんと息子と一緒に過ごしてる時間が一番自分らしくいれるかなって思います。

qbc:
それどんな感じなんですか?そういうときは。

MARIKO:
ぽけーっとしてます。あとは何か変なダンス踊ったりとか。変なビート刻んだりとか旦那さんと。常に変なことしてます。基本変なのかなーとは思って。いつでもミュージカルみたいな感じです。

qbc:
今出ちゃったかもしれないんですけど、身近な人、家族パートナー親友、その距離の近い人から言われる一面ってあります?性格的な。

MARIKO:
そのさっきのMARIKOワールドあるよねっていうのとか。ほんとなんだろうな。なんか悪いことも言われる。なんか最近は、旦那さんからは、何も考えずになんか言うから、それで人をイラッとさせることあると思うよ、みたいなことですごい注意されて。気をつけまーすって言ってます。

qbc:
それ、気をつけるんですか?本当に。

MARIKO:
よくわからないから多分気をつけられないけど (笑) まぁでも、気を付けまーすっていう感じで。基本は陽気なんで、旦那さんのとは明るい性格だよねみたいな感じで言ってます。
あと、片付けが苦手 (笑) っていう感じです。大雑把って言われます。

qbc:
一番好きな食べ物はなんですかね?

MARIKO:
一番好きな食べ物、なんだろう。甘いもの?イチゴとかケーキとか。
あとは、あの納豆卵かけご飯が好きです (笑)

qbc:
納豆プラス卵?

MARIKO:
そう。納豆に卵を混ぜて食べるとめっちゃ美味しい。旦那さんはめっちゃ嫌いで、怒られるんですけど、臭いって。

qbc:
あー納豆自体が?

MARIKO:
人が食べてるのとか嫌らしくて。すごい怒られます。

qbc:
これは卵って全部入れます?ちょっと量減らします?

MARIKO:
いや、全部入れちゃいます。納豆1パック卵1個。

過去:新しいことに挑戦できないのが嫌だったかなーみたいな感じですかね。なんか常に自由でいたいっていうのが本質なのかもしれないなって思って。

qbc:
過去について、子どもの頃どんなお子さんだったんですか?

MARIKO:
子どもの頃は、それこそさっきの、何かぽけーっとしてる感じの性格だったみたいですね。
あ、子どもの頃って何歳ぐらいですか?

qbc:
一番古い記憶。幼稚園とかそれぐらい。

MARIKO:
多分そのMARIKOワールドあるねって、その頃から言われてて。でもやっぱピアノ習ってたりとか、絵を描くのが好きだったりダンスが好きだったりっていう、表現はすごい昔から好きだったかな。ちっちゃい頃も。
あと、食べるのが大好き、って感じですかね。

qbc:
遊びって、どんな遊びしてました?

MARIKO:
遊びは、ままごとが好きで。何か見えないお友達がいたらしくて (笑) なんかその見えないお友達が本当にいるのか、その親から見えないけど本当にいるものとして扱ってたらしいです、私が。それとおままごとして一緒に。遊び相手がいたらしい、っていうのは聞きました。やばいですよね (笑)

qbc:
何歳までいたか覚えてます?

MARIKO:
いや、全然わかんないです。それは。いつの間にかいなくなってて。

qbc:
見えることはいいことですよ。

MARIKO:
あ、そうなんですか?

qbc:
うんうん。時々いますよ。

MARIKO:
本当ですか?

qbc:
います、います。内面に入って多重人格になっちゃうとかあるみたいだけど、悪いことではないですよ。

MARIKO:
へえー。

qbc:
小学校はどんな感じでした?

MARIKO:
小学校は、何か正義感が強かったかも、自分で思うのは。そのぽけーっとしてる感じは続きつつ。いじめがやっぱ起きてくるじゃないですか、小学校始まると。何か友達が、そんなに仲いい子じゃなかったけど、なんかいじめみたいなことを受けて、それが許せなくて男の子を回し蹴りしたことがある。って言う感じです。
負けず嫌いなところもあったし。男の子にも飛び掛かることがあったっていう感じですかね。

qbc:
学校のお勉強とかそのスポーツとかそのあたりは?

MARIKO:
お勉強は普通だけど、数学はめっちゃ苦手で。何か全部解答欄書いてるのに0点みたいなことがあったらしいです (笑) 数学は本当に今も苦手。論理的に考えるのは好きだけど、数字になるとめっぽい弱いっていう感じ。
あと歌は好きで。ミニバスはやってたけど、スポーツは苦手で。文化系で、中学生になって合唱部に入って、ピアノ弾いたりとか。そのまま音楽つづきで、高校の時は軽音部に入ってキーボード担当やってたりして、ちょっと音楽はずっとやってるっていう感じで。

qbc:
ちなみに今は?

MARIKO:
今はあんまりやってない。ピアノぐらいかな。なんか家で歌ったりとか、そんな感じで。あとピアノは子供用のがあるので、それで一緒に子どもと童謡歌ったりとか。そんな感じですかね。

qbc:
その中高は、学生生活自体はどんな感じだったんですか?

MARIKO:
あんまり覚えてないけど、中学生の時はすごい地味キャラで、眼鏡してたし合唱部だったし、なんか大人しそうな子みたいな、多分そういうポジションで。
でも地域的に、東京の外れの方なんですけど、なんかちょっとヤンキーっぽい子が多くて。廊下の真ん中にちょっとスペースがあるんですけど、そこにみんなでたむろしてみたいな雰囲気だったから、そういう子とかあんまり関わらないように生きてたっていう感じですかね。その時は。
でもそのときに親友に出会って、小学生のときから一緒だったけど、その子とは今も仲良しだったり。あと、ピアノもずっと続けてたので、そのピアノのメンバーも仲良し。

中学生の時はそんな感じで、高校生のときは、なんか高校デビューしたって言われたんですけど、軽音部だったからちょっと目立つキャラになって。メイクとかおしゃれとか楽しんだりとか、それこそ何だろうな、周りにいた子がたまたまそういう目立つタイプの女の子が多かったから、なんか一緒にそこで目立ってたって感じですかね。
でもそんなに友達は多くなかったと思います。高校生のときも中学生のときも。まぁ決まった人と、深く仲良くするみたいな感じで。でも高校はすごい楽しんでましたね。

qbc:
その後は進路進学は?

MARIKO:
その後は、保育士の資格が取れる4年生の大学に行って。4年生大学にしたのは、大体みんな短大に行くんですけど保育士になる人。でも自己理解にすごい時間がかかるなっていう自分の自己理解があって、高校生のときに。他の人より、ペースが遅いのは何となく気づいてて。なので短大ですぐ社会に出るっていうのが不安だったから、親にお願いして4年制大学でじっくり自分のことを考えたいってお願いして、4年制大学にしたんですよね。
で、大学でもすごい気が合う仲間がいっぱいできて。今はそんなに付き合いはないですけど、すごく平和でした。大学生時代が一番。自分に似てる人が周りに多かったっていう感じで。そこでやっとちょっと自分っていうものがわかってきたっていう感じで落ち着いた感じですかね。

qbc:
なんか生まれ育ったところってどんな風景だったんですかね?

MARIKO:
緑が多めの東京っていう感じで。自然は今も変わらず多くって。東京だけど、何かすごいおばあちゃんとかも近く両方いたので、アットホームな感じで。おばあちゃんの友達とかもよく声かけてくれたりとか、なんかその地域の繋がりを感じられる場所ではありますね。みんなに見守られて。

qbc:
ご両親からはどのように育てられました?育てられたと思ってますか?

MARIKO:
いい面を言うと、何かいろんな体験をさせてもらえたから、なんかその自分がちょっとゆっくり目だったけど、そこをあえて言わないで見守ってくれた。待ってくれたっていう感じですかね。
悪い面で言うと、まりちゃんはできないよとか、やめときなとか。すっごいその昔ながらの考え方、すっごいではないか、昔ながらの考え方。だからその公務員になったことにすごい喜んでくれたりとか、辞めたことにすごい不安になったりとか。今の旦那さんも無職のときに結婚したんで、本当にそんなやつで大丈夫かみたいな (笑) 
っていう感じなので。母が守り気味な性格なので、そういうところで自分も慎重になってたけど、その母からちょっと離れた期間があったことで、自分は勘のままでいいんだって、生きてこうみたいな感じで。本当はそっちだったんだなっていうのを、今は分かってきたって言うか。

qbc:
その後、就職でもう鳥取いっちゃうんですか?これ

MARIKO:
いや、一旦東京の保育園に就職して。そこから2年ぐらい働いて、田舎の方に行って。
そっちの保育園を辞めて、フリーランスになった。

qbc:
大学生の時に、子育て支援に興味を持ったところって何だったんですかね?

MARIKO:
これは母の影響がすごい強かったかな。母が地域で活動するのが好きで。子育て支援かなんか、そういうのも関わってたのかわからないですけど、そういう考えをなんかずっと話されてて。で、自分も自然と興味を持ったっていう感じですかね。
卒論のテーマが、「地域の子育てニーズと地域の支援のギャップに関する研究」みたいなのをしたんですけど、地域のアンケートと、ここら辺の地域で活動しているママの団体があったのでそこのインタビューで調べました。地域と子育て支援っていう、母が興味あったことをそのまま体現してたっていう感じですね。

qbc:
人生をばーっと振り返ってみて、いかがでした?

MARIKO:
忘れてることいっぱいあったなーって感じです。でも生まれの影響が、やっぱ大きいんだなっていうのを思ったし。なんか割と、自分ありつつも、今までフラフラいろんなキャラになったりとかしてたなって思い出しました。でもそういうふうに子どもって成長するのかもしれないですね。

qbc:
一番無理してたキャラってなんかあります?

MARIKO:
うーん、真面目キャラかな。

qbc:
いつの?

MARIKO:
公務員時代の。公務員時代か、保育士時代が一番きつかったですね。保育士ってすごい、いろいろやることがもうスピード勝負なんですよねやっぱ。スピード勝負だし、頭も体も使うし、いい人でいなきゃいけないし、子どもにとっていい見本でいなきゃいけない、みたいな感じ。なんかそういうのがマジで無理ってなってました。
で、公務員になったことでさらに制約が狭まって、いつでもいい人でいなきゃいけないし、真面目でなきゃいけないしみたいな。新しいことに挑戦できないし。
そこかな、新しいことに挑戦できないのが嫌だったかなって感じですかね。常に自由でいたいっていうのが本質なのかもしれない。

qbc:
人生に転換点があるとしたら、どこに?いくつ置いてもいいけど、どこら辺に置けそうですかね?

MARIKO:
そうですねー、やっぱでも、田舎から帰ってくるときかな。このあたりかな。コロナになったり、鬱も重なって仕事も辞めて。もう本当に全部、仕事もなくなったっていうところがリスタートの時期っていう感じかな。あと、子どもが生まれたときですかね。

未来:でもやっぱ、半分は人と関わる仕事で、半分は自分の時間に集中してわーって思考する時間、思考する仕事がしたいので、今のライターのオンラインの仕事と、カメラマンの仕事と両立して。

qbc:
未来、5年10年、自分が死ぬっていうところまでちょっとイメージをしてほしいんですよ。それを踏まえた上で未来ってどういうイメージを描けます?

MARIKO:
あんまり未来は考えないようにしてて。それこそ、昔は公務員時代とかは、未来の事を考えて今の安定を考えるみたいな感じの生き方だったからすごい辛かったのかなと思って。先のことを考えて今の時間を無駄にするほどもったいないことはないと思っているので。今はもう、この瞬間を全力で楽しむっていう感じなんで。
でも常に変化していくだろうから。あ、いつか沖縄に行きたいと思ってて。ほんとは最近まで沖縄に行こうと思ってたんですよね。鬱の時に沖縄に呼ばれ行ったんですけど、なんかすごい、言葉には言い表せないパワーとか、すごいいろんなものが見えた時期があって。それこそまた変な人って言われちゃうかもしれないけど。沖縄にはいまだにすごい魅かれてますね。
なのでいつかは沖縄に行って、しばらく暮らしたいというのが夫婦共通の願望ですね。

qbc:
感情っていう部分で言うと、こういう気持ちでいたいなーみたいなのとかあります?

MARIKO:
そうですねー、まぁ子どもが生まれて、またいろいろしがらみというか何か責任とかね、が出てくるけど。子どもにも自分らしくいてほしいから、そのためにやっぱ自分もできる限り、生活ができる範囲で、やりたいことに挑戦し続けたいなっていう感じですかね。
半分は人と関わる仕事で、半分は自分の時間に集中してわーって思考する時間、思考する仕事がしたいので、今のライターのオンラインの仕事と、カメラマンの仕事と両立して行きたいかな。カメラマンの仕事が軌道に乗ってきたら、もうちょっと事業展開していきたいかなっていう感じはあります。

あと今考えてるのは、大学生時代のときに考えてた子育て支援のことだけど、一つの施設に、ママたち向けのサービスが全部詰まってて、そこに来れば子どもも安心して預けられる場所を作りたいかな。ネイルとか映画とか、子どもが一緒にいるとなかなかできないこと、ママが1日過ごせる場所を作りたいっていうのもある。それはずっと考えてることなので、近いうちにやりたいなって思ってます。

qbc:
カメラについてあまり触れてなくて。写真は、何かどういうタイミングで人生に入ってきたんですかね?

MARIKO:
写真はずっと好きで。それこそ周りが、いとこ、あ、おじいちゃんから始まってるのかな。祖父がフジテレビのカメラマン、動画撮影する、報道とかのカメラマンをやってて。小さい頃から身近に写真があったんですよね。
うちのいとこもカメラマンやってるし、いとこのパートナーもすごいYouTuberで有名な人なんですけど。そういう繋がりもあるし、弟もカメラマン。カメラマンとして仕事してるわけじゃないけど、すごいカメラがすごい好きで。私もすごく好きになって。
自分が子どもの写真撮りたいなって思ったのは、保育士時代で。保育士時代にも、子どもの写真を撮って売ったりするんですけど、そんときに普通のデジカメじゃ物足りなくて、自分のカメラ持ってっていいですかーってちょっといいカメラを持っていって撮影したら、お母さんたちに好評だった。っていうところから、子どもを撮る仕事をいつかしたいなーとは、そこら辺から考えてた感じです。

qbc:
おじいちゃんから、っていうのが一番古い感じがしますよね。子育て支援とかそういうのよりも、はるかに

MARIKO:
写真はねー、ずっと。だからすごいおじいちゃんちの家に、もう亡くなっちゃったんですけどね、去年。亡くなっちゃったっちゃったけど、家中に写真がバーって貼ってあって。すごい歴史。写真ってすごいなーって思って。
嫌いな人もね、一定数いるけど。私はすごい写真に救われたというか。そこにいない人でもずっと心の中にいるし、ふと思い出せる。なので、そういう良さを知ってもらえたらいいなって思ったりします。

qbc:
もしもの未来の質問っていうのをしていて。もしも、抽象的な言い方なんですけど、MARIKOワールドがなかったら、どんな人生になってたと思います?自分の中に。

MARIKO:
ええ!なかったら?なかったら、つまらないんじゃないですかね。

qbc:
見えない友達とかもいなかったわけですよ。つまらないかもしれないけど、何をしてたと思います?MARIKOワールドを除いた自分って何が残りますか?

MARIKO:
分かりやすい安定に縛られて生きてたんじゃないかなと思います。

qbc:
一旦は公務員になったわけですよね?MARIKOワールドはありつつ。

MARIKO:
はい。そうそう。確かに。

qbc:
で、そのMARIKOワールドにまた戻ってくるっていう言い方になるかもしれないんですけど、その過程っていうのは、自分の人生にとってどんなものでした?

MARIKO:
うーん、わかんないけど、なんかでも、そのときにも見えないものが見えました。戻ってくるとき。なんかでも、あんまり話さないけど、人には。宇宙のパワーを感じたタイミングがあって。たぶん鬱になって、死に近づいたから。本当に死のうって思ってたぐらい追い詰められて、体動かないみたいな。生きてる意味ないみたいな感じで絶望してたから。
そのときに、沖縄にたまたま呼ばれて。沖縄に呼ばれたって思ってるんですけど。なんかそこに行ったら、なんていうのかな、そこでいろんなものが何か開いちゃってたんですよね、きっとね。いろんなものが見えて、人のオーラとか、直感がすごい冴えたってことですかね。芸術家が、すぐ自殺しちゃうみたいなの、よくあるじゃないですか。多分そういう感じなんだと思うんですけど。何かのメッセージとか、宇宙からのメッセージとかを感じたりとか。その普段は開いちゃいけない、開いちゃいけないだろうものが、こうバーっと開いて。
で、何か友達とかもすごい、なんか名前が一文字違いの人にそのタイミングで出会ったんですけど、なんかその人とすごい人生の流れもすごい似てて。今はもう離れて生活してるけど、魂の繋がりとか。なんか嘘くさいけど (笑) そういうのがあるんだなーって実感した過程があります。
なので、そんな感じかなー。変な人だと思われるから、言わないですけど。今は全然感じません、何も。普通に戻っちゃった感じ。

qbc:
沖縄のときに見えてた感じなんですかね?

MARIKO:
うーん、たぶんそう。沖縄ってすごいスピリチュアルだと思います。そういう人が集まってるし。

qbc:
なるほど。ありがとうございます。なんかこれ話しておきたいな、みたいなことあります?

MARIKO:
うーん、だいじょぶかな。思い付かないですけど。なんかいろいろやってるので、いろいろやってるから何やってる人なのかなーって思われるので。なんかそれを今回の機会に、紹介できたらいいなーって思ってます。

qbc:
最後の質問みたいだったんですけど、本当の最後の質問をちょっと言いますね。最後に言い残した言葉っていう最後の質問なんですけど、遺言みたいになってもいいし、感想みたいになっても、さっきの読者メッセージでもいいんですけども。最後に言い残したことがあればお伺いしております。

MARIKO:
「自由であれ」で、お願いします。みんな自由であれ!

qbc:
ありがとうございます。

あとがき

どうやって死にたいかって考えると、どうだろう、ひっそりと? 死にたいかも。
あー。死ぬときよりも、生きている時に、何をしたいか、だな。
「インタビュー」というかコミュニケーションというものがもうひとつ次元、上にいってくれると、うれしいな。

【インタビュー・あとがき:qbc】

【編集:mii】

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