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広告よさらば(社会系コラム集)

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– A Farewell to Ads – グラフィックデザイナーやコピーライターとして広告や商業デザインに携わり20年程で引退した元アートディレクターのつぶやき。 商業主義社会…
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#日本

海よありがとう 《 3.11後からの日本を案ず(5)》

海へ来なさい震災後の一週間後くらいだったと思いますが、当時、私は大手ブログサービスでブロ…

無重力帽子
13時間前
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地球を告訴する種族 《 3.11後からの日本を案ず(4)》

天災を批評する滑稽さどんなものでも…こんなものでも、一応文章というものを書くのは久しぶり…

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加害者なき提訴と被害者ありきの正義 《 3.11後からの日本を案ず(3)》

感情主義的社会構造本当は一回だけでまとめて掲載したかったのですが、結局、あれもこれもと迷…

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ただ生きているドラマ 《 3.11後からの日本を案ず(2)》

ただ「生きる」というダイナミズム前回の「朝顔を見ながら」を書いて投稿した翌日の3月10日、…

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『朝顔』を見ながら 《 3.11後からの日本を案ず(1)》

とけてきたこれを書いているのは2021年3月。東日本大震災から10年が経過したことに、感覚的に…

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「モノ」 時間泥棒を追って(4)

今回は、本当は主題的にもっととっておこうと思っていた「モノ」についてです。昨今では、まる…

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「無駄」 時間泥棒を追って(3)

「いやぁ、テレビ見てたら、あっという間にもう夕方だよ。」 「昨日、ネット朝まで見ちゃって、今日は眠いよ。」 学校で、職場で、一度は聞いたことがある言葉かもしれない。そして、その発展版とも言える発言もある。 「なんか、深夜の通販番組で商品買っちゃったよ。」 「なんか、あの事件って、ホントは○○が××らしいよ。」 何を見たいわけでもなく、チャンネルやリンクを辿って、いつのまにか、時間が過ぎていること、たぶん、誰しもが経験していることだと思う。 企業であれば、ネット自体を禁

「風景」 時間泥棒を追って(2)

「駆け込まないでください!」「少しでも空いているドアへおまわりください!!」「無理なご乗…

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「儲かリストの純真」 商業主義社会の常識

「さよなら商業デザイナー」として約1年余りにわたり、私個人のグラフィックデザイン委託制作…

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循環 〜 ものを大切にするということ 《さよなら商業デザイナー(28)》

以前の「綺麗にして土に還す。」という内容の文末で、長年望み続けて来た委託デザイン制作業か…

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社会から引き退き自然の儘に還る 《さよなら商業デザイナー(27)》

前回の「商業主義社会からの引退」という表題について、この表現「引退」ではなくて『商業主義…

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さよなら商業主義社会 《さよなら商業デザイナー(26)》

さよなら商業デザイナー本当であれば「商業主義社会」ではなく『(現代)資本主義世界』という…

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商業社会のおける肩書きの罠(後日談) 《さよなら商業デザイナー(25)》

「ブランディング」という名の罠先月末日で商業デザイナーを辞め、無理矢理にでも期日通りに形…

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理解と同意は別物 《さよなら商業デザイナー(24)》

前回の内容にあったように、しばらくは気分次第に、徒然と思い浮かんだものを吐き出すように書き出してしまおうということで、少しだけこれまでよりも、こうして書いたり発言したりする内容も、ある意味で自由になっていくと自分では思っています。制限なんて別に無いのですが、個人的な性分として、自分の中でモラル的にやはり一線が存在してしまうのですよね。(こんな私でも…) これまでの委託制作という職業上、様々な業種や個性や、時には独特な思想をもった不特定多数のクライアントと期間限定だとしても、