Unityの歴史と成長秘話 ~noteアカウント開設によせて~
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Unityの歴史と成長秘話 ~noteアカウント開設によせて~

Unity Japan(ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン)

はじめまして。ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社です。

ちょっと社名が長いので、ここでは私たちのことを「Unity Japan」と呼ぶことにします。


このたびご縁があってnoteさんでアカウントを持ち、Unityユーザーの皆さんやUnity Japanスタッフが気軽にUnityや関連する情報発信をできる場所を作りました。




Unity Japanとは?

早速ですが、私たちの自己紹介をさせてください。

私たちUnity Japanは、主に「Unity」という自社製品を扱っています。

「Unity」はゲーム開発ツールです。

最近はゲーム業界以外、たとえば映像や自動車、建築など幅広い業界でご利用いただいてますが、今回はゲーム開発ツールとして紹介します。ちなみに「ゲームエンジン」と呼ばれたりすることもあります。

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これが「Unity」です。厳密にはUnityエディタと呼んでいます。いわゆる編集画面ですね。真ん中に忍者がドーンと映っていますが、そのウインドウが実際のゲーム画面をチェックするウィンドウになります。その周囲にあるパネルウインドウが、ゲームで使う素材データを確認したり、パラメータを確認・設定したりします。


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そして上記をはじめ、20以上のプラットフォームにUnityは対応しており、ユーザーの皆さんはプラットフォームごとに一からゲームやコンテンツを作り直す必要はありません。


・・・Unityについて初めて知った人からすると、パッと見た感じだと「プロフェッショナルのツール?」と思うかもしれません。

はい、その通りです。

Unityは実に多くのプロフェッショナルにご利用いただいています。参考までに、Unityで制作されたゲームの一部分を動画で紹介します。ひょっとすると、今あなたが遊んでいるゲームが入っているかもしれません。

前述の通り、これは本当に一部です。日本だけでなく、世界中のゲームスタジオがUnityでゲームを制作しています。

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現在、全世界の新規モバイルゲームの50%はUnityで作られており、また全世界のモバイルゲーム 売上上位1000タイトルのうち50%がUnity製です。


でも、これは単純にプロフェッショナルに支持されたからこの数字になったわけではありません。むしろ、Unityは個人で利用されている方が圧倒的に多いです。

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上の写真は、Unity開発者が集まる年1回のカンファレンス「Unite Tokyo」の様子ですが、企業でUnityを使われている方はもちろん、個人でUnityを使われている方も多数来場し、ユーザー同士で様々なコミュニケーションを行っています。


では、なぜUnityは個人で利用される方が多いのか?


それは、ほとんどの方はまず無料でUnityを使い始められるからです。

そして、無料で使えるUnityでどんどんゲームを作って稼いでいただいた問題ありません。ゲームの売上額に応じたロイヤリティも、開発者の皆さんからはいただいておりません。(※)

※厳密には「所属する会社または個人の過去 12 か月の収益や調達した資金が 10 万米ドル以上の場合はUnity PlusまたはProを契約」する必要があります。ちなみにPlusは月額4400円、Proは月額1万6500円です。(ともに年間プランの場合、税抜価格)


なぜそのようなことができるのか? そのあたりは、Unityの歴史とともに説明したいと思います。


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写真の3人。左からJoachim Ante (ヨアキム・アンテ)、Nicholas Francis (ニコラス・フランシス)、David Helgason (デイビット・ヘルガソン)といい、この3人がUnityの創業者です。

Unityは2004年にデンマーク・コペンハーゲンで創業します。
(最初のUnityのリリースは2005年)

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ちなみに写真の建物は2008年ごろのコペンハーゲンのUnityオフィスです。


Unityというゲームエンジンが誕生する前にも、他のゲームエンジンやゲーム開発ツールはもちろん存在していました。

しかしその多くは限られたゲームスタジオ・開発者のみに解放され、守秘義務契約を締結したうえで使用しなければなりませんでした。しかも仕様などの環境もバラバラなので、何か困ったことがあっても誰にも相談できない非効率な状況でした。

そこでUnityの創業者たちは「もっとオープンでみんなが使えるゲーム開発環境」を目指し、「Democratizing Game Development(ゲーム開発の民主化)」というビジョンを持ってUnityの開発・普及させていきました。

特徴的だったのは、当時は一部の機能については有料ライセンスで販売するも、ほとんどの機能は誰でも無料で利用できるようにしました。こうすることで、誰もがプロフェッショナルツールを自由に使うことができ、そして守秘義務を負うことなくユーザー同士で分からないことを質問・回答する世界を作り出すことができました。

ちなみに、プロフェッショナルツールとは言っても複雑・・・ということではありません。「もっとオープンでみんなが使えるゲーム開発環境」と説明した通り、なるべくシンプルに作れるように、でもパワフルな機能も備えている・・・という意味です。

もうひとつの特徴として、当時のゲーム開発ツールはほとんどWindowsでしか動かなかったのですが、UnityはMac上でも動作するゲーム開発環境として支持を集めることができました。これが2010年代に起こったiPhoneの普及、そしてAppStoreの登場で、個人もゲームアプリをセルフパブリッシングできる時代が到来し、Unityは爆発的な普及を遂げたのです。


この記事を書いている筆者も、当時Unityを使って個人でゲーム開発&リリースし、最終的には100万ダウンロードの実績を作ることができました。その経験については2013年のUnite Japan(=「Unite Tokyo」の以前の名称)で講演を行いました。

そんな筆者も2018年からUnity Japanに入社した、ユーザーコミュニティ出身のスタッフの一人です。


Unity Japanは2011年に設立され、日本国内でのUnityの販売やサポートなどを行っていますが、Unityでゲーム開発を行ってきた経験者・ユーザーが多数在籍しており、ユーザーの皆さんと同じ目線で「Unity」を捉えて日々改善し、Unityを普及させたいと考えています。

なお、Unity Japanのスタッフ数は約100名で、オフィスは東京・銀座に構えています。ちなみに世界中では、17か国44拠点で3800人以上がUnityで働いています。

また、Unity Japanにどんなスタッフがいるか?という話は、元スタッフの伊藤周さんが2017年末に『UTJスゴイ人列伝』というブログ記事をまとめていますので、これを読むと会社の雰囲気も伝わるのではないかと思います。

ユーザーコミュニティについては、書籍『ティール組織』の解説者である嘉村賢州さんと議論したことがありますので、そちらの記事もご覧ください。



マガジンのご紹介

ここからは、Unity Japanが運営するnoteの歩き方を紹介します。


「まずはこのマガジンをフォローして!」部門

まずは「Unityユーザーにオススメしたい記事」マガジンをご紹介。

このマガジンが一番活発なマガジンになります。Unity JapanスタッフがUnityユーザーの皆さんにオススメする記事をピックアップしています。ほぼ毎日、1日あたり3~10件くらい記事が追加されます。

Unity Japanからの告知やUnity Japanスタッフが執筆した記事はもちろん、noteクリエイターの方々が書いた様々な記事を対象に、「Unityユーザーの皆さんにぜひ読んでほしい!」と思う記事をスタッフがピックアップしています。

【ヒント】
ピックアップを担当するスタッフは、「Unity」で記事検索を掛けて候補記事をスクリーニングしているようです。
また、Unity以外のテクノロジーやガジェット、コミュニティ運営、オススメのゲーム・本・映画・動画などにも興味関心を向けているようです。


もし「Unity Japanからのアナウンスだけをフォローしたい!」ということであれば、こちらの「Unity Japanニュース&トピックス」マガジンのほうをオススメします。



「トピック特化型マガジン」部門

Unityでどんなことができるのか?など、Unityの基礎的知識をもっと知りたい方はこちらのマガジンをどうぞ。


テクニカルトピックスだけをフォローしたい方はこちらのマガジンがオススメです。


このほかにもUnity Japan自身やUnity Japanスタッフが、トピックスごとに分かれたマガジンを用意しています。ぜひ興味のあるトピックスがあればフォローしてみてください。(今後もトピックスごとのマガジンは追加していく予定です)


また、Unity Asset Storeのスタッフのnoteアカウントを開設していますので、是非こちらもフォローしてくださいね。



皆さんからの記事をお待ちしております!

冒頭でも述べた通り、Unityユーザーの皆さんやUnity Japanスタッフが気軽にUnityや関連する情報発信をできる場所として、このnoteを運用していきたいと考えています。

どういうことかと言うと、これを読んでいる皆さんの記事を積極的にUnity Japanのマガジンを通じて紹介していく・・・ということです。

ぜひ #Unity のタグをつけて、Unityに関する様々な記事をお寄せください。

・Unityの便利な使い方(Tips)
・Unityで作った作品(ゲーム・アプリ・映像など)の紹介
・Unityを使った開発日誌
・オススメのアセット紹介や使い方
・Unityコミュニティの活動やお知らせ
・ユニティちゃんを使った作品・デモの紹介(イラストなどもOK)
・Unityユーザーに教えたい話題・コンテンツ(ゲームやガジェットなど)
・Unityを始めてみた!話
・Unity関連のイベントに参加してみた!話
・その他、Unityを使った感想や気づいたこと

・・・など、これ以外に思いつくものもあれば大歓迎です! ガッツリしたものからライトな題材まで、幅広くお待ちしております!

ちなみに直近ではVRChatやBlender(とUnity)の話題が多いですね。




Unity Japanはここに集う皆さんと一緒にクリエイティブな未来について考え、盛り上げていきたいと思っています。

皆さん、ぜひ一緒に情報交換していきましょう!

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【追記】
Unityの歴史トリビアを追記しました。


それと、さよりさんに書いていただいた応援文もUnityについて理解するのによい文章だと思います。こちらも是非ご覧ください。さよりさん、いつも応援ありがとうございます!



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