J1/2/3 予想2023


あっという間に開幕ですね。2月中旬の開幕ってまだまだ体になじみません。

2022振り返り 連絡橋編 | サッカーは片手間に。 (ameblo.jp)
↑去年はこんな感じ。J2をちょい当てられた。


今年もJ1/2/3の予想と応援チーム(鹿島・水戸・福島)に関して個人的な期待を。予想に忖度はありません。
宝くじレベルに当たらないJリーグの予想、当たったら誰かなんかください
(winnerをやれ)

J1

優勝:横浜FM
対抗:川崎、C大阪
大穴:浦和

J1は大方の予想通りだけど横浜FMと川崎の2強になるのは致し方なしかと。山田新など若い力の川崎も魅力的だけど、全体スカッドが比較的若い横浜FMをチョイス。横浜FMー川崎の2連複のオッズクッソ低そう。2.5倍とか。

じゃあそこに対抗できそうなのは?と考えた時にパッと浮かんだのはC大阪。小菊体制2年目で戦いぶりに安定感がでるかどうかがカギになりそう。ブルーノメンデスなどの移籍は痛いがJを知るレオセアラ、クルークスの加入も大きい。新加入組がハマれば上位進出は十分。

優勝できそうな大穴はスコルジャ体制になった浦和。リカルド・ロドリゲスが作った基板をスコルジャがどう仕上げるのか。松尾・ユンカーが抜けた穴が埋まれば上位が見える。

触れてない上位候補だと広島と鹿島だが、広島はACLがあるかどうかが大きなカギ。なければ優勝まで見えるが、ACLの過密日程が今年は勝負の秋にある(9月~12月)にあるのでACLがあると層的に厳しいと予想。鹿島は作り直しのシーズン。岩政監督が志向するサッカーをどこまで仕込めるか。来年優勝争いするための仕込みの1年になりそう。(当人たちに仕込みの一年にする意気はなく、単なる不振で途中解任もあるかもしれないが)

降格予想:横浜FC

降格予想は京都vs横浜FCの一騎打ちかな、と。新潟も苦戦しそうだけど最下位争いするほど酷くはならなそうということで外しました。

京都の不安予想はやはり得点力不足。パトリックもいい選手だが、ウタカほどの火力があるわけではない。抜群のセービングで貢献した上福元も去り、不安が残る。また昨年後半戦の成績が悪く個人的には高評価しづらい。全体の底上げができるか。

横浜FCの不安は守備。全体成績で言えば3位とやや差のある2位ではあるが、失点数はリーグ10位と多めなこと。攻撃陣の補強は多士済々だが、守備陣はJ1未経験者が多く少し心許ない。守備の安定が上位カテゴリー定住の第一歩であることを考えると低評価は致し方なし。

降格枠が2~3枠あるならば福岡、湘南、新潟、大穴で鳥栖あたりを挙げたいが1枠なら難を逃れそう。

J2

昇格:清水、岡山
対抗:仙台、徳島
大穴:いわき

J1より予想しずらいJ2。
昇格ですが圧倒的層の清水と、継続の岡山をチョイス。
清水はみんな昇格候補に挙げてるのでむしろ不安要素を上げますが、「J1仕様のチームがJ2のサッカーにアジャストできるのか?」だと思います。清水はJ2だと圧倒的に「追われるもの」。相手が自分たちのサッカーをある程度捨て、「清水メタ」で勝負され続けると厳しくなってくる。過去圧倒的昇格候補と言われて上がれなかったチームは数多。清水包囲網を破りたい。
岡山はミッチェルデュークの穴が埋まれば昇格ができそう。フロントも「市民クラブがJ1に行けるのはあと数年」と語るようにこの1年は勝負の年、となりふり構わない気概があるのも個人的には好印象。

仙台は何よりもJ2を知る伊藤監督の手腕を評価。なかなか失速しきったチームを立て直すことに苦労したが、就任0年目と割り切れればうまくいくんじゃなかろうか。編成もJ2最速で終え、ほぼ理想のチームができているんじゃないかと。それでも対抗にしたのはもし失速したら立て直せなさそうなところ。また、なりふり構わず仕掛けてきそうな岡山とじっくりチームを作ろうとする仙台を比べた時、1年だけの評価という近眼で見ると岡山を推すことにした。
徳島は既にしっかりした土台がリカルド→ポヤトスと作った中での新監督起用。これで飛躍するパターンは広島のミシャ→森保、新潟のアルベルト→松橋といろいろあったので期待を込めて。また、岩尾の穴を柿谷で埋めるというのも面白い。ポジションや役割はもちろん違うが、精神的に柱になりそうな選手がいるのはやはり大きい。不安要素は37人という大所帯をキャリア初監督のポヤトスがどうマネジメントするか。チームがまとまれば昨季ラストの勢いで上位進出へ。

大穴はいわき。
まずJ3を優勝した所はJ2でもまぁまぁやれる。2022の熊本然り、2021の秋田然り。J3に戻ってきちゃったけど北九州もJ2昇格初年度(2020)は5位フィニッシュ。フィロソフィーでやるサッカーがしっかりしてるし、苦戦する時期は来ると思うが降格に怯えるほどの順位になることはそうそうないのでは。優勝するにはもう一歩層が足りない印象だけどムキムキで怪我しないし層薄くても大丈夫かも?

降格:藤枝、栃木

降格は結構悩み。
藤枝はやはり力不足か。J3からギリギリ昇格できた2位のチームはいずれも地力から苦戦する傾向にあるので。ただ、同じ昇格組のいわきが若さ・新卒にこだわる分、藤枝は比較的自由に補強できたし、サクッと残留するかも。
もう1枠は群馬・秋田・熊本、大穴で大宮、と候補が多くあり悩んだが栃木をチョイス。堅守の一方、得点力リーグワーストだった前線のメンバーにメスが入らない状態はやはり低評価とせざるを得ない。また、堅守の中心だったグティエレス、鈴木海音が抜けたところもやはり厳しい。活きのいい若手と酸いも甘いも知るベテランが融合できるか。試練の年。

J3

昇格:鹿児島、今治
対抗:奈良、富山
大穴:鳥取

J3が一番見てるはずなんだけど、一番わからん。

昇格筆頭候補はやはり鹿児島か。
昨年はコロナと怪我で層の薄さが露呈しわずかに届かず。だからと言って「んじゃ、層があればいいんだな!藤本憲明獲得!」はさすがにいくら何でもやりすぎでしょ。さすが薩摩隼人は思いきりがすごい。今年のスローガンは「チェストJ3」とかどうでしょうか?
※ちなみに鹿児島のスローガンは「ITADAKI SOUL」
鹿児島ユナイテッドFCについて - 鹿児島ユナイテッドFC オフィシャルサイト (kufc.co.jp)
・・・・・・真面目な話をすると昨季展開したサッカーを軸に補強でしっかりと積み上げができているのはやはり高評価。さっきも書いたけど鹿児島に足りないのって層だけだと思うし。上位候補の松本・岩手・琉球あたりは「積み上げの年」「2年でJ2へ戻る」と表明していることからも昇格筆頭は鹿児島と呼んで差し支えないと思います。
今治は何よりもセランテスとドゥドゥの補強が大きい。この2人だけで既に超「J2」級。センターラインが早々に固定できれば、こちらもフィロソフィーがしっかりしているクラブなので崩れても立て直せる雰囲気がある。新スタジアムでそのままJ2へ。

対抗は奈良。
あんまり騒ぎになってないけどなんと言ってもJFL優勝チーム。チームの骨格もそのままでin/outも最小限。いわき抜きにしても昇格初年度はいい結果を残す傾向になるので高く評価したい。昇格まで絡めるかは微妙だがFC大阪も十分上位候補。
もう1チームは小田桐体制の富山。
徳島の欄でも書いたけど前任者(石崎さん)がしっかりと土台ができたチームなので、小田桐さんが自分の色を出せれば飛躍する可能性は十分。出入りは最小限でマテウス、川西、大野、高橋と豪華なメンツ。悲願の復帰へ。

大穴には金チルドレンが大量加入の鳥取を。エースの石川は移籍したものの富樫、牛ノ濱、田中恵太、普光院とJ3で実績のある実力者が揃った。昨季も前半戦は苦戦も後半戦巻き返し継続への手ごたえアリ。

個人的には平岡・深堀・曽根田と派手ではないがしっかり実力者を確保した補強が個人的に好きな愛媛も加えたかったんだけど今治が補強しすぎたので泣く泣く予想から外しました。

最後に

最後に応援している鹿島・水戸・福島の個人的に課したい目標を。

鹿島:ACL圏
今年の岩政監督を見る限り、新しい鹿島を作ろうとしておりどちらかと言うと基礎を作る年かと。実際優勝には層が薄いと感じるのでACL圏まで行ってくれれば十分合格点でいいんじゃないでしょうか。降格枠が1なのでじっくり作ってほしいんだけど、これまでの経緯だと中~下位をさまよってたらサクッと首を切って新しい監督を据えるのが現状最悪のシナリオ。まぁあそこの強化部ならやりかねないのでそれが一番の懸念点ですね。新しい鹿島を作ろうとして苦戦する雰囲気が昨季よりプンプンしてるので、多少結果が悪くても個人的には優しい目で見ようかと思います。

水戸:プレーオフ圏内
監督交代も後任はヘッドコーチと継続路線。秋葉体制では最低の13位からの巻き返しを図る。今年も変わらずの超若手編成で上位へ。プレーオフ行っても草刈り場じゃん?という声も聞こえるが、移籍金をしっかりとってその金でクラブをさらに膨らますためにも来年のことなど気にせず若手のイケイケどんどんのチームで邁進してほしい。予算などの資金力を考えてもトップハーフなら60点あげられます。

福島:6位
服部体制での2年目。6位という目標は2024から始まるJ2昇格プレーオフ(3~6位のトーナメント、J1昇格プレーオフと同じレギュレーション)を見据えてそこを狙える順位は行きたいところ。こちらも同じくトップハーフなら十分合格点です。開幕前の低評価が目立ちますが、まぁ昨季後半戦の様子+高橋・諸岡移籍なら仕方がないかと。攻撃の改善、というより中盤でのボールのキープがどれだけできるかが個人的には上位進出のカギ。中盤からどれだけ攻撃の手数を増やしていけるのか。中心は大森・宮崎あたりか


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