見出し画像

しあわせが私を呼ぶほうへ。

学生時代「コピーライターになりたい」と言っていた友人が、
そこから10年以上経った今、
何冊か書籍を出版して、トークイベントやサイン会を催すくらいまでになっていた。

純粋に「すごい」と思ったし、
彼女はあの時言っていた夢を叶えたんだ、と思った。

書くことが好きで、言葉を生み出すことが好きな女性だった。

昔の私だったら
「私は何をやっているのだろう、努力が足りない」
と、不足感から学びや努力に走る起爆剤となっていたかもしれない。

誰かに認められたくて、
何か新しいことを無理に始めたかもしれない。

”穏やかで幸せな日常の延長に、
わたしもそのような楽しみがあったらいいな”

今回は、そんな風に感じたのが大きな成長であると思う。

そして、面白くもそんな今日、
年末に絵を出展させていただくギャラリーさんから
電話インタビューを受けさせて頂く日だ。

かつてのような「認められたい」という気持ちからではなく、
自然体に楽しく、穏やかな生を積み上げた結果、
その自分が連れて行ってくれる場所にたどり着きたいと今は思う。

昨日は夫が日勤の遅番で、家で1人の時間が長い日だった。

不安症状から1人での留守番が恐怖になっていたが、
昨日は久しぶりに穏やかに過ごせた。

ルーンファクトリー5というゲームをやっていたが、
面白くて時間があっという間に過ぎていった。

今日もルーンファクトリーをやりたい。笑

昔だったら許せなかった、
”ただ楽しい日常”
”ただ幸せな日常”

パニック障害になってから、その必要性と尊さに気づいた。

まだ大きく舵を、とてもゆっくり切りながら、
船は大きな大きな身体をとても少しずつ
方向転換している最中だ。

焦らなくていい。
でも、もう努力もしなくていいのだ。

「やりたい」と思う、望む努力以外は。

そして、誰かに認められなくてもいいのだ。
私が私をちゃんと見てくれていて、承認してくれていれば。

深い深い自己受容。

それを教えてくれたのは、たどり着かせてくれたのは、
パニック障害だった。

いや、長い期間をかけて、
2度の適応障害とパニック障害が教えてくれたのかもしれない。

友人の出版記念トークイベントは、オンラインもあった気がする。
ひょっこり参加しようかな、なんて考えたりもしている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?