どこか懐かしさを感じるギリシャ・パトラのまち歩き
イタリアのバーリから夜行フェリーで到着したギリシャのパトラ。
アテネとテッサロニキに続いて、ギリシャ第三の都市で、イタリアやその他西欧との貿易が盛んなことから、「ギリシャの西の玄関口」と言われています。小さい遺跡などがちらほらある程度で見どころが比較的少ない町。観光地ではないので、ギリシャ文化や雰囲気が楽しめる良い機会!
パトラのまち歩き
フェリーから降りて歩いて中心までやってくると、道路は比較的狭く、商店街の通りはアーケードになっているところが多いです。暑い日は助かりそう。
中心でも低い建物が多いです。
住宅街に入ると何だか懐かしい!通りの狭さといい、建物の雰囲気といい、電線といい、日本にいるような感覚。
アテネの裏通りを歩いても同じことを思い、ギリシャにより親近感が生まれました。スペインでも以前住んでいたアメリカでも、北アメリカや欧州ではほとんど感じることのない感覚。前回行ったコルフ島は完全にイタリアの雰囲気で、他に行った北の方もここまで日本に似ているところはなかった気がします。
まず、ギリシャ着いてすぐ気付く他の国との違いがやはりギリシャ文字。
ロシアや一部東欧諸国が使うキリル文字と一部同じなので、英語やスペイン語で使うラテン文字と違うアルファベットでもいくつ分かりましたが、読めないとやっぱり不便!毎回スマホでスキャンして翻訳するのも面倒なので、ギリシャ文字の読み方のチャートをダウンロードして暗記しました。
そして、翌日はこの階段を登りました。先にあるの見えますか?
こんな階段です。
半分くらい登ると…
一番上まで登るとこの眺め!
海と山が圧巻です!
イタリアは基本的に建物はスペインに似ていて、今回旅したイタリア南部の地域はスペインのアラゴン王国に支配されていた時期があるので、スペインから訪れるとあまり異国情緒はありません。
ギリシャはイタリアやスペインとはまた建物の特徴や雰囲気が異なるので目新しいです。また、意外とイタリアよりカフェやベーカリーがあり、お店を見るのも楽しかったです。
美しい海岸沿いを通りアテネへ
そしてこの日はアテネにバスで向かいます。アテネには前から行きたいと思っていて、今回が初めて。パトラ中心の海岸近くのバスターミナルからバスに乗っておよそ3時間の旅です。
海岸沿いをずっと走るので素晴らしい景色が続きます。
ため息しか出ないです。
こういう緑豊かな海岸近くにサマーハウスが欲しいです。
アテネ近くになると随分渋滞してきましたが長距離バスターミナルは街の外れにあり、アテネ中心には行かないので意外とすぐ着きました。
バスを降りるとバスターミナルは結構古くて汚く、人も沢山いて、一瞬第三国に来てしまった雰囲気…建物に入っているバルなども何だか汚らしい…
中心まで何キロか離れているので、あまり良い地域ではないのかなと思いました。もともと私の中のアテネのイメージが、ごみがいっぱいとか、治安が良くないとか、あまり良くないのでちょっと心配に…このイメージは後でガラッと変わります。
次回はアテネのナイトライフにびっくりした話です。
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