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世界遺産、東と西が融合するロドスの旧市街を歩く
前回はギリシャ、ロドス島のロドスにある要塞を巡りました。
今回はその要塞内にある旧市街を歩きます。要塞とその内部の旧市街は、中世都市として世界遺産に登録されています。旧市街は4キロの長さの要塞に囲まれ、200近い道があり、かなり大規模です。
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ロドスは年々人気が急上昇していて、今やオーバーツーリズムで有名となったサントリーニ島やミコノス島には行かず、ロドス島を含む他の島に流れる傾向だそうです。
旧市街はヨーロッパとトルコの雰囲気が入り混じり、エリアによってはトルコにいるような錯覚に陥るところもあり面白いです。
聖ヨハネ騎士団支配下の中世の趣
前回の記事でご紹介した騎士団長の宮殿の近くに通称「騎士団通り」と呼ばれる通りがあります。
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14世紀からロドスを支配していた聖ヨハネ騎士団はイギリス、フランス、スペイン、イタリア、ドイツなど色々な国の人の集まりで7つの言語が使われていたとのこと。そして、それぞれの言語でグループ分けられ、グループごとにこの騎士団通りの館に住んでいたそうです。
しばらくは荒れ果てていたそうですが、イタリアの支配下だった1930年代に大規模な修復が行われて今の美しい姿になっています。
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グループの紋章がそれぞれの館に。
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ギリシャの島というと白壁の建物を思い浮かべる人も多いと思いますが、ロドスは石造りの建物にペンキは塗らずそのまま。
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騎士団通りの周辺は石造りの立派な建物が多く美しいです。
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中世に建てられた重厚な建物が
。
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お土産屋などの商店が並ぶ通りはかなり賑わっています。
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廃墟となった教会も良い雰囲気。
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少し奥に行くと人通りもぐんと減ります。ビームが伸びる通りが結構いくつもあって独特の雰囲気。
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こちらもいい感じの通りです。
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オスマン帝国の影響色濃いエリアも
旧市街一の広場、ヒポクラテス広場に行くと、聖ヨハネ騎士団支配の後のオスマン帝国時代に建てられた建物も見られます。
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ちょっと奥に行くと一般の商店や住宅の建物も梁の感じがどこかエキゾチック。
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お土産屋さんが並ぶ通りもトルコっぽい建物がちらほら。
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モスクが背景だとギリシャには見えません。
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こちらもイスラム教の建物。今ある教会もオスマントルコ支配下はモスクとして使われていたそうです。
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旧市街の番外編
旧市街のレストランが並ぶエリアには、メニューの大きな看板が立っていますが、まるでバルセロナのランブラス通りのレストランのように巨大ドリンクがありました。
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フィッシュボール(日本語で言うなら恐らく金魚鉢)なんていうのもあって、流石にそれはどうなのかな?と…ブーツ型のビールは最低1リットルはあるようでした。
バルセロナでは巨大ドリンクのあるランブラス通りのお店だけは地元のお客さんを見ることはありません。
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そういうこともあり、この手のお店は避けるようにしています。何より値段が書いていないので怖いです!
ちょっと奥の方に行くと人通りも減り、のんびりしたバーが↓
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レストラン街のようにガヤガヤしていないし、ハッピーアワーで破格の値段だったビールを飲んでまったりと。
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隅々まで歩いて楽しい旧市街のまち歩きでした。
次回はロドスのキュートなネコたちです。
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