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要塞がとにかく圧巻、世界遺産のロドス島ロドス

クレタ島からフェリーで降り立ったロドス島のロドス

ロドスは聖ヨハネ騎士団が築いた中世の城塞都市で世界遺産に登録されています。その規模といい、保存状態といい、とにかく素晴らしい要塞だったのでぐるっと一周歩いてみました。


ロドスの要塞の歴史

旧市街を囲む要塞は全長4kmもあり、隣国のオスマントルコ帝国の脅威から守るために14世紀初頭から建てられたそう。実際、オスマン・トルコの支配下になるまでの2世紀もの間、攻撃から町を守り、その間ロドスは大きく繁栄したそうです。

ロドスの要塞を歩く

要塞はグーグルマップでもその輪郭がくっきり見えます。

まずは海側から反時計回りに歩いてみました。

エメラルドグリーンの海が映える海側の要塞

海側から見るとその城壁の規模にびっくり!

見える範囲全て城塞です。

海側で一番見事なマリン門。

賑やかな新市街に続く門付近。

海が見える聖母マリア門。

聖ヨハネ騎士団長の宮殿周辺

城塞の外側から聖ヨハネ騎士団長の宮殿が見えます。

この少し先のお堀はきれいに整備されていて公園のようになっています。

騎士団長の宮殿から一番近い門は何重にもなり圧巻です。

いかにも城塞という形。

門の後にまた門。騎士団長が普段使っていたのでしょうか。

騎士団長の宮殿の正面もいかにもお城という感じの典型的な建築。

中庭が見えます。

静かな内陸側の城塞

騎士団長の宮殿付近を過ぎると、要塞の向こうに教会の時計塔とモスクのミナレットが隣同士に見える珍しい光景がありました。

こちら側のお堀は少し荒れています。

歩いている人もほとんどいません。

門をくぐる人も殆どおらず、のんびり観光できました。

ヨーロッパには要塞は多くありますが、有名なクロアチアのドブロブニクやフランスのカルカッソンヌの要塞などよりも規模が大きく、とにかく驚きでした。途切れるところがなくぐるっと一周保存状態が良く残っているのも素晴らしいです。

次回はロドスの城壁内にある旧市街を歩きます。


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