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10代の自称プログラマー 構想・設計・プログラミング を一人でやってます。 そこはか…

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10代の自称プログラマー 構想・設計・プログラミング を一人でやってます。 そこはかとなく小説を書いたりしてます。 ヘッダーは十六夜の月 2018/08/05に登録

マガジン

  • 神仙霊妖人 人妖争

    今から大体1000年後、第四次世界大戦が始まろうとしていた。 第三次世界大戦の核兵器大量仕様で滅んだ――と思われていた文明と、隔離された世界との戦いが始まる…

  • 小説牴牾 みんなおなじ

    今を生きる”社畜先進国『日本』の現実”を書いてます。 きっと、多くの人は心当たりがある気がします。

最近の記事

僕は思った。人間は最も愚かな生き物だと。 我儘で傲慢いつだって自己中心的殆どの言動は私利私欲を満たす為に行う。 生き物の頂点に立ったような事しているが、その下にいる生き物のことは考えない。 したが無くなったらお前ら終わるぞ。 そろそろ気づいたら?己が愚かである事に。 僕も愚かだ。

    • 神仙霊妖人 人妖争 2話

      その刀身は黒く紫がかった光を纏う。 鞘には赤く荊が浮かび上がる。 僕は薄ら笑いを浮かべる。 後ろで見ていた時雨はと言うと、 口を開けていた。開いた口が塞がらないとはまさにこのことだ。 「時雨、これ…」 だめだ…言葉が出ない。 「・・・」 時雨も同じようだ。 「まさか…ねぇ…」 「それ…ね、私が最初に作った刀なの」 「骨董屋で売れ残ってた妖気を放つ村正と、緋々色金を混ぜて」 「でも…二つを混ぜたのが悪かったのか、一度鞘に納めてから出てこなくなった」 ――ふふふふふふふ どこか

      • 【連載】神仙霊妖人 人妖争 1話

        僕は長い石段を歩いていた。 ***「澪夜、これって多分”宣戦布告”ってやつだよ」 僕はわざとらしく周りに聴こえるように言った。 「宣戦布告って外からの?」 「どう考えてもそうとしか考えられない」 1000年以上前に外とは八雲で隔てられている。 ここには大きく分けると5種族がいる。 神・仙・霊・妖・人 神・天人・幽霊・妖怪・人間 それぞれがそれぞれを補完しあって生活している。 人間以外を拒絶した外側とは違って。 「外側の文明人たちが八雲を超えようとしている…」 澪夜は呟く。

        • 【連載】神仙霊妖人 人妖争 0話

          僕は気づくと毎日ここにいる。 毎日、家の屋根に登り、遠くを見る。 ここから地面までは10メートルくらいだが、景色は随分と違って見える。 草木が風に弄ばれ、烏や朱鷺が空を飛び交う。 遠くに見える里では、大人から子供までが楽しそうにしている。 その里の向こう側で何かが光った。 それが見えたときにはもう遅く、僕は倒れていた。 「始まる…」 ***今から700年ほど前、この世界中の文明は滅びた。 わけではないか。 滅びてはいないが、ほぼ壊滅状態になった。 原因は第三次世界大戦。世界

        僕は思った。人間は最も愚かな生き物だと。 我儘で傲慢いつだって自己中心的殆どの言動は私利私欲を満たす為に行う。 生き物の頂点に立ったような事しているが、その下にいる生き物のことは考えない。 したが無くなったらお前ら終わるぞ。 そろそろ気づいたら?己が愚かである事に。 僕も愚かだ。

        マガジン

        • 神仙霊妖人 人妖争
          3本
        • 小説牴牾 みんなおなじ
          5本

        記事

          小説牴牾(もどき) {みんなおなじ #5}

          あらすじ爺さんから俺が面接を受けようとしていた会社の求める、 人材の実態を知った。 俺は恐ろしく思った。 4章 回想録<1> 「少し倅の話をしよう。」 少しばかりの沈黙の後、爺さんが発した。 倅は小学生の頃から、優等生じゃった。 それ故に、人に従い、反抗することはなかった。 先生の言うことを聞き、真面目に勉強し、みんなと仲良くしておった。 中学校になると、学級委員となったが、クラスの中心的な存在ではなかった実際のクラスの中心人物から排除された。 じゃが、誰にも相談しな

          小説牴牾(もどき) {みんなおなじ #5}

          小説牴牾(もどき) {みんなおなじ #4}

          あらすじ入社面接に行くはずだった俺だが、突然爺さんに話しかけられた。 爺さんが話したいことがあると言って… 喫茶店に行く道中、爺さんの悲しい過去を知ってしまった… 3章 求めるもの「まずはお主に質問じゃ。」 「お主は、あの会社がどういった人を求めていると思う?」 (ああ、確かホームページに書いてあったような…) 「確か、自分で考えて行動できる、会社の未来に貢献する人、だったような…」 「まあ、そう書いてあるがな。」 「これを見てくれないか。」 爺さんは徐ろに鞄からノ

          小説牴牾(もどき) {みんなおなじ #4}

          LINEとRaspberryPiでIoTやることにした… のはいいけど、小説書いたり、アプリ作ったり、色々忙しい。 凄く時間がかかりそう…

          LINEとRaspberryPiでIoTやることにした… のはいいけど、小説書いたり、アプリ作ったり、色々忙しい。 凄く時間がかかりそう…

          空海さんの言葉に 「三界の狂人は狂せることを知らず、 四生の盲者は盲なることを識らず、 生れ生れ生れ生れて生の始めに暗く、 死に死に死に死に死んで死の終わりに冥し」 と言うのがあった。 それに1文追加してみた。 (意味:現代の畜生=社畜/畜なること=飼われていること)

          空海さんの言葉に 「三界の狂人は狂せることを知らず、 四生の盲者は盲なることを識らず、 生れ生れ生れ生れて生の始めに暗く、 死に死に死に死に死んで死の終わりに冥し」 と言うのがあった。 それに1文追加してみた。 (意味:現代の畜生=社畜/畜なること=飼われていること)

          小説牴牾(もどき) {みんなおなじ #3}

          あらすじ駅で出会った老人には、生まれつき心を読む能力があった。 彼は俺に話したいことがあると言って面接の日程をずらしてしまった。 俺は、少し心を開き、喫茶店に行くことを提案した。 2章 道中~爺さんの過去~ ***「爺さん。何で俺に話したいと思ったんだ?」 「お主が…儂の息子に似ててだな…」 「つい…話したいと…助けたいと…」 ――悲壮―― とは、このことだろう。 爺さんは強かに、悲しんでいた。 「何か息子さんにあったのか…?」 「倅は…」 「就活生だった頃…」

          小説牴牾(もどき) {みんなおなじ #3}

          小説抵牾(もどき) {みんなおなじ #2}

          あらすじ電車を待っている間に老人と出会った俺は 老人のせいで電車に乗り遅れ、面接の時間に間に合わなくなる。 「おいジジィ!どうしてくれるんだよ!」 1章 ジジィの能力「もしもし?儂じゃが。」 「此の後、面接をする予定の――」 「お主、名は何といったかな?」 「…八意…八意 幽生…」 「――八意君じゃが、面接は明日にしてくれぬか?」 「おお、有難い。また、後で連絡する。」 「ジジィ、面接の日程をずらしてまでして、俺に何がしたいんだ?」 「お主は、あのようにはなりたく

          小説抵牾(もどき) {みんなおなじ #2}

          いま、ヘッダーの月をみて歌が思いついた。 {強かに 咲いて散りゆく 八重桜 重ねて見るは 泡沫の月} どこに桜要素あるんだって言う(笑

          いま、ヘッダーの月をみて歌が思いついた。 {強かに 咲いて散りゆく 八重桜 重ねて見るは 泡沫の月} どこに桜要素あるんだって言う(笑

          小説牴牾(もどき) {みんなおなじ #1}

          序章 俺とジジィ「はああああぁぁぁぁぁぁ~↓」 俺は”株式会社Infinitely”の面接に向かうべく、 次も満員であろう電車を待っていた。 (ったく、俺もあんなふうになるのか) 俺の周りは皆、屍で溢れかえっていた。 皆、社畜と化したのであろう。 「すみません。通していただけますか?」 (んだよ…回り道すれ…ば…いいだ…ろ?) そこには魔道士が立っていた。 いや、正しくは『魔道士みたいな老人』が立っていた。 「お主は今、『回り道をすればいいだろ』と思ったな?」

          小説牴牾(もどき) {みんなおなじ #1}